ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

道路の冠水

2010-07-13 20:07:39 | Weblog

7月13日

いつもゴルフネタだけど、暑さのためゴルフ以外外出を控えているので申し訳ない。

 早朝、車に乗った途端に雨が降りはじめ、ゴルフ場までの1時間半の間、前が見えなくなるような豪雨になったり、小降りになったり、雷が鳴ったりと、変化が激しかった。

  気温もあがらず、プレー中友達が、「今日はさわやかで気持がいい」という。

 「こんなに雨がふっているのにさわやかとは、どんな気候のところに住んでいるんだ」とかつっこみがはいる。

 18ホールが終わる1時ごろから青空が広がりはじめ、だんだん乾いた気候になってきた。

 帰りの車に同乗している友達が、いったいあの雨はどこにいったんでしょうといっているうちに、その雨が集ったところにはまってしまった。

 途中、ホーラックテクノパークという工業団地が開発されている。

 私がきた3年前にはもう道路の拡張工事とか始まっていて、長く工事中で道路が大渋滞していた鉄道(1日数本しか通らない、ホーチミンまで繋がっている唯一の単線)のアンダーパスが開通した。

 先々月くらいのことだと思うが、やっとこれで渋滞がなくなったと喜んでいた矢先の今日、大渋滞。

運転手が様子を見に行き、道路が冠水していて車が通れないという。

 あの雨はここに集ったのね、とかいううちに運転手はしんじゅんしている車をかきわけ前に行く。

水の中にトラックが止まっていて、しかも前からくるバスは車体の一部が水の中であるというのに、とうとう突っ込んでいってしまった。

「 ここで止まったら水の中を歩くのは危険だね、どんなきたないものが流れているかわからないから」、とかおもわず荷物を胸に抱えてどきどきしたが、無事通りぬけ、私達は思わず拍手。

 トラックがどこからともなく現れて、バイクをのせて水の向こうに運ぼうとしているが、バイクの人からお金をとっているものと思われる。

 こういうことは日常茶飯事で、排水に配慮せず道路を造るとか、一気に水に飛び込む車とか、お金を獲ってバイクを運ぶ車とか、日本の常識が通用しないお国柄である。