四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「松井秀喜ベースボールミュージアム」と、金沢へ

2015年05月20日 17時06分07秒 | お出かけ
 連休最終日に勤務日の調整を行い二泊三日の予定で、前々から細君よりリクエストのあつた
「松井秀喜ベースボールミュージアム」と、金沢を二人で巡ってきました。
往復の行路は人気の北陸新幹線ではなく小松空港へのJAL便を用いました。

 ベースボールミュージアムは先日のニューヨークヤンキースのジーターを迎えてのテレビ番組を見て、
是非に訪れてみたいと思っていました。
小松空港からベースボールミュージアムまでは、タクシーを用いて10分ほどで着きました。
展示物の充実度は期待した通りで、この種のミュージアムとしては圧巻でした。



 松井秀喜の少年野球の時代から、高校野球、巨人軍時代、さらにはヤンキースを始めたとした
メジャーリーグ時代と、ワールドチャンピオン時のMVP獲得グッズを中心とした、それぞれでの
活躍の足跡が、余すところなく展示物で示されていました。

 ミュージアム内はフラッシュ禁止ですが、撮影はOKでしたので300枚ほど撮らせて頂きました。
本人のエッセー、語録やインタビューの記録等により、彼の夢の実現に向けて払った努力の跡と、
人間的成長と充実の軌跡が、私たち見物者にも伝わる展示内容で、野球ファンはもとより、
そうでなくても十分に引き込まれる内容でした。術後から熱烈な松井秀喜フアンとなった細君は
感激しきりで、グッズもゲットしていました。

 翌日は金沢兼六園、金沢城址公園、東茶屋街等を中心に散策および見学に当てました。
金沢は五木寛之のエッセーや小説で土地勘はあるつもりでしたが、浅野川流域と茶屋街の
雰囲気には小説の描写に相通じるものを感じましたが、中心街の町並みの景観は観光都市の
色彩がより強く漂っていました。



 茶屋街は日本人よりも、中国および欧州からのからの観光客に溢れていました。
しかし、ゆったりと造られた浅野川沿いの街並みをはじめ、茶屋街周辺は細君をして
「住んでみたい町その一」と言わしめる魅力に溢れていました。雪の季節がなければ私も
住んでみたいとも感じましたが…、その季節も含めて四季折々の魅力も、この町の良さかも
しれません。



 兼六園の「ことじ灯篭」、「時雨亭」そして霞が池に浮かぶ「内橋亭」等はいずれも
趣のある美しさを湛えていました。
金沢城址公園では河北門、二の門もさることながら五十間長屋は規模と共に壮麗さにおいて、
圧倒的な存在感を示していました。



 帰りは折からの台風の影響で航空機が飛ぶかどうかで、ひやひやでしたが飛行ルートの変更は
あったものの、何とか無事羽田に帰り着くことが出来ました。

細君の気持になって「松井秀喜ベースボールミュージアム」での感慨を即興で詠ってみました。
 ☆ 念願の 松井ミュージアム訪ねなん 病の日々に元気くれし君
 ☆ 幾たびの試練乗り越え夢紡ぐ 不死鳥似たる君の歩みは
 ☆ 君を見て 病の床で誓いたる 吾も負けずに歩みゆくこと

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ココナッツ)
2015-05-29 09:00:16
私も松井秀喜さんの大フアンです。
こういう記事はとても嬉しいですね。
彼の人柄も残した記録も素晴らしいと
思っています。
今後、どんな形で活躍されるのか見守りたいです。
嬉しいですね (ポエット・M)
2015-05-30 08:38:48
ココナッツさん

コメントいただきありがとうございます。

お立ち寄りいただく方は結構いらっしゃるのですが、
コメントまで頂ける方が少ない中、コメントいただき
嬉しいです。

松井秀喜さんの大フアンとのことですが、ミュージアムで
彼の足跡をたどり、その偉大さに改めて脱帽しました。
素晴らしい成績を支えた努力の源にある謙虚さと向上心に
改めて学ばせられました。

彼の今後のメジャーでの活躍に期待したいですね。

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