四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「口語短歌・水曜サロンの会」(その101)

2023年09月20日 06時03分57秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その101)  短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 100回記念のメッセージを頂き感謝申し上げます。
 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「咲きはじめた紅の曼殊沙華」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】23年9月11日月曜日久しぶりにハルニレテラス遊歩道を散策しました。
  ハルニレやカラマツの美しさと湯川渓流の素敵さは当然ですが、この日は風が
  強くて草木のざわめきがとても印象的でした。是非詠んでみたいと思いました。
 註)ハルニレテラス遊歩道と草木のざわめき
☆テラス席椅子から眺める風情には 音楽のような葉擦れの音が
☆毀れ日が雑木林に吸い込まれ 人と織り成す松のざわめき
☆遊歩道歩いて見れば風が吹き 木が鳴くような葉音を立てる
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 改めて「100回記念」のメッセージを頂きありがとうございます。
 これからも、お力をお借りできればと思っています。宜しくお願い致します。

 ハルニレテラス遊歩道の散策の情景が、鮮やかに思い浮かびます。
 湯川の渓流に注ぐ木漏れ日と、「草木のざわめき」の心地よさが三首の歌に
 溢れていると感じます。それぞれの歌には作者の詩人としての感性も表現されて
 いると感じます。特に「木が鳴くような葉音を立てる」の表現は素敵だと思います。
 三首目を少し視点を変えて詠んでみましたが・・・。
【ご参考】
 ★遊歩道吹きぬく風に応えるや 樹も鳴くような葉音を立てて

【詞書】久し振りに『G線上のアリア』を聴き、虫の音と調和してより良いと思った
  ことを詠ませて頂きました。ちなみに聴いたYouTubeは
  https://www.youtube.com/watch?v=3JZiZcXf12o
☆久々に『G線上のアリア』聴く
        BGMは虫時雨にて
【詞書】網戸に見かけない虫を発見して「新種の虫や」と言った事が、朝ドラの
  見過ぎではないかと思ったことを詠ませて頂きました。
☆網戸にて見かけぬ虫を発見し
     「新種の虫や」朝ドラ見過ぎ
                          西BOOさん
【解説】
 一首目は、秋の風情を美しく表現していますね。「G線上のアリア」は、バッハの
 曲ですが、ヴァイオリンのG線だけで演奏できるように編曲されたものですね。
 この短歌では、「G線上のアリア」と虫時雨という対照的な音を組み合わせて、
 秋の夜の静寂に響く虫の音の閑けさが、際立って感じられます。芭蕉の句の世界観に
 通じるものを感じます。
また、BGMにより古典的な音楽と自然の音を上手く結び
 つけています。
作者の意図かと思いますが、古典と現代、人工と自然という二つの
 要素を
巧みに調和させて、秋の情趣を表現して素敵な歌に仕上がっています。
 二首目、「新種の・・・」が今年のトレンド言葉になりつつありますね。この
 フットワークの良さが作者の強みと考えます。

【詞書】たくさんコメントをいただくと、へたながら一首ぐらい投稿したいと思って
  しまいます。今回もいままで同様、ストレートすぎるなと思いながら投稿します。
  感謝日記
というブログを見てとても感心しましたので、それから思いをはせました。
☆虐待の
  心の傷が うずく日も
     感謝日記を つづる日々(にちにち)
                          tokinosekimoriさん
【解説】
 詞書にも記されたように、かなりストレートな詠歌ですが・・・。この歌は、
 虐待によって傷ついた心の痛みと、それでも感謝日記を書き続けるという強さと
 希望を詠んだ歌と解釈させて頂きました。今話題のジャニーズ事務所との関連で
 心が痛みます。
 この歌は、虐待によって傷ついた心を癒すために、感謝の気持ちを大切にすると
 いう作者の強い意志と希望が表現され、虐待によって傷ついた人々にとっても、
 勇気と希望を与えてくれる歌となっていると考えます。
 また、「つづる日々」のさりげない表現が、心に響く良い歌と思います。

【詞書】9月に入っても日中は30度を超える暑さです。さすがに朝夕は一陣の風に
  秋の到来を感じるようになりました。あんなに猛暑を疎み秋の来るのを願った
  のに少しの変化に寂びしさを覚えました。秋に寄せて・・・
☆ようやくに夏の奢りもさめゆきて そよろの風に虫の声きく
☆夏草に玉の露おく散歩道 道案内(みちあない)する秋の蝶とぶ
☆過ぎこしの日々思い出す風鈴の 音も寂しや夏の終わりは
                          夕庵さん
【解説】
 9月中旬になっても未だ真夏日が続く日々ですが、おっしゃるように「風の音にぞ
 ・・・」おどろく秋の到来ですね。
 三首の歌、いずれも初秋の趣を詠って、しみじみとした風情を湛えています。
 一首目、「ようやくに夏の奢りもさめゆきて」という上の句で、夏の暑さで心身
 ともに疲弊していた様子が描かれ、下の句では秋の涼風に虫の声が聞こえてくる
 様子が描かれています。この二句の対比がとても印象的です。夏の暑さで疲れた心。
 それが、秋の涼風によって徐々に癒されていく様子が、心地よく表現されて
います。
 なお、「そよろの風」は、風が静かに吹くさまを示していますね。

 なお、二首目、三首目の「道案内する秋の蝶」および、「風鈴の 音も寂しや」の
 表現がいいですね。

【詞書】亡き母は洋裁が好きで、私にいつもかわいいワンピースを縫ってくれました。
  一気に裁ち鋏で布を裁つのが凄いなあといつも見ていました。
☆しやりしやりと裁ち鋏して母縫ひし我がワンピース 今もこの手に
【詞書】父も母も焼き茄子が好きで、時には日本酒を酌み交わした事もありました。
☆父母と酌みし日よ今 焼き茄子とよき日本酒とよきぐひ呑みよ
                          みっちっちさん
【解説】
 一首目は、「しやりしやりと」の擬音語が効果的で、歌に臨場感を添えています。
 二首目は、御父母様と酌み交わした日のことを懐かしみながら、お二人が好き
 だった焼き茄子を肴に日本酒を飲もうという内容ですね。
 「父母と酌みし日よ今」という一句で、過去の思い出を呼び起こしていますが、
 この酌み交わした日というのは、きっと特別な日だったのではないでしょうか。
 その日のことを思い出しながら、同じように楽しい時間を過ごそうという気持ちが
 読み取れます。

 「焼き茄子とよき日本酒とよきぐひ呑みよ」という句は、具体的な食べ物や
 飲み物を一つ一つ挙げることで、その日のイメージをより鮮明にしています。
 また、この歌は、過去の思い出を振り返りながら、今を楽しもうという前向きな
 気持ちが感じられ、しかもリズム感がある良い歌と考えます。

     「未だ咲く 酔芙蓉」

【詞書】本代を送金しないといけないのですが、現在、私は郵便局のオンライン
  送金が利用できなくなっています。というのが、今春から郵便局のオンライン
  送金システムが改定されたのですが、私は未だに手続きが完了していないから
  です。便利な時代になりましたが、頭のついていけない高齢者に酷な時代に
  なったとも言えます。
☆オンライン送金せむと思へども改定された手続きできず
☆軽々とできなくなりしことこれは身体のみではなく何事も
☆歳古れば若きに従はざるを得ぬこと増えてきて悩みも増える
                          水仙さん
【解説】
 一首目の歌は、インターネット送金をしたいのに、改定された手続きのため送金が
 できないという事実を詠んだものです。郵便局のオンライン送金手続きの改定は、
 私達世代にとって、その説明マニュアルも分りずらく戸惑って
しまいますね。
 なお、「手続きできず」という結句は、その戸惑いと、もどかしさがよく表れて
 います。短い言葉で、しっかりとした印象を残す良い結句だと思います。
 二首目は、私達世代の共通の想いでもあります。「何事も」という結句は、
 喪失感や寂しさをさらに深く表現しています。また、この歌は人生の普遍的な
 テーマを詠っているとも考えます。
 誰しもが、年齢を重ねるにつれて身体的・精神的な衰えを感じるものですが、
 そのような心情を、うまく表現していると考えます。

 なお、作者はブログで「短歌における文語と口語について」の評論を掲載されて
 おり、私たちにとっても参考になりますので参照できるにしたいと思います。
 評論は以下のアドレスから参照願います。
 https://blog.goo.ne.jp/1948219suisen/e/f9c0fc904945e7486e0248a1b2a743e0

【詞書】YouTube短歌:チューリップを聴いて三首
 註)大きな夢  青春の影
☆一度も大きな夢を見た事が無い。
  今。ただ。西行になりたい

 註)君の笑顔  ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
☆どうして?って
 君はいつも聞くんだね
  ただ君の笑顔が見たいから

 註)新しいスニーカー  虹とスニーカーの頃
☆わがまま
 若かった
 今日新しいスニーカーを買いに行こう
 雨が上がった
                          自閑さん
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 チューリップは1970年頃から活動を始め、数々の名曲を発表して、私も
 大好きなバンドです。
 一首目は、101回記念にふさわしい?大ボラです。西行は、平安末期を
 代表する歌僧で、真似る事など出来ないですが、憧れております。
 二首目は、チューリップのリードボーカルの姫野さんが歌った歌からの着想です。
 三首目は、歌詞を取りすぎて、問題かとは思いますが、この失恋の歌の後日、
 新たな恋を見つけようと言うストーリーを考えて、脈絡の無さそうなものを繋げて
 みました。本歌取りだから出来る手法と思っております。
 下記URLにYouTubeを貼り付けておりますので、御覧戴ければ幸いです。
 〇青春の影
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/cac2d734dca87d1c7c03aa9cb490247f
 〇ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/24563e8f335b90e061c720609a57a598
 〇虹とスニーカーの頃
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/883208f845ff04965a9fda8c02d47b04
【解説】
 「チューリップ」は、今年の12月「 アンコール 50周年記念ツアー」を予定して
 いますが、人気は相変わらずですね。その曲を聴いて三首の歌を紡いで頂き
 ましたが、三首で一つの物語を構成されて
いると考えます。
 一首目は、かなりの謙遜が含まれていると考えますが、冒頭の「一度も大きな
 夢を見た事が無い」と、これまでの人生を振り返り「今。ただ。西行になりたい」
 という願望と、新たな決意を固める作者の心情を、誰もが共感できる言葉で表現
 された優れた短歌だと思います。
 西行は藤原俊成とともに新古今の新風形成に大きな影響を与えた歌人でしたが、
 いわゆる宮廷歌人ではなく旅を住処とした歌人でありました。作者は憧れの西行
 のような優れた「歌詠み」になりたいとの想いとともに、言外に旅を住処とする
 西行のあり方に、自分自身の人生の願望も重ね合わせていたのではないでしょうか。
 三首目で、本歌取りの際「歌詞を取りすぎ」を気にされていましたが、「新たな
 恋を見つけよう」という前向きな明日に向けての歌として成功していると考えます。

【詞書】「ひるおび」(TBS系)とか見ていると、やたら飛び交う「猛暑日」「真夏日」
  「熱帯夜」とかのワード。去年に比べて「真夏日」を記録した地点も倍なんだとか。
  ホンマに暑さが「彼岸まで」
になるんやろか。いや無理っぽいですね。
  (9月19日に詠める)
☆「猛暑日」や「熱帯夜」とかが飛び交いて
       この週末は「秋分の日」なのに
【詞書】いわゆる「アレ」=優勝を18年ぶりにした阪神タイガースですが、このあと
  クライマックスシリーズを勝って、日本シリーズに臨んで勝たなければいけない。
  いや~、まだまだ先は長いですね。「日本一」に関しては、岡田監督が「どう言おうか」
  みたいなことをセ・リーグ優勝後のインタビューでおっしゃってましたから、
  そのうち何か「アレ」的な言葉になるんでしょうか。「ソレ」もありですね。
☆タイガースいわゆる「アレ」をしたけれど
   「日本一」へはあともうふた山!
                         ちがやねこさん

【解説】
 今回も、「猛暑日の記録」と「いわゆるアレ」という、今日的なホットなテーマの
 時事詠を詠んで頂き、その切り口と、視点の的確さは学びになります。
 一首目は、やがて「・・・彼岸まで」のことわざが通用しなくなる時代が来る
 のではないか、との危惧が現実化しつつあります。「地球沸騰化」との言葉も一方
 にはあり、二酸化炭素削減は喫緊の課題として、私達一人一人に引き寄せて考え
 なければ、との想いにさせられる示唆に富んだ歌でもあります。
 二首目は、「優勝」の二文字を封印し18年ぶりに「アレ」を達成したタイガースと
 フアンの方々に、先ずは「おめでとうございます!」と申し上げたいと思います。
 フアンとしての喜びを抑えた作者の詠いぶりに好感が持てます。「ソレ」を達成
 したら喜びを爆発させましょう。次の「ソレ」を目指して健闘されることを祈り
 たいと思います。「もうふた山!」
も結構高そうですね。

     「薄紅の 曼殊沙華」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆志ひとつに仲間は集いたり「水曜サロン」はわがオアシスに  
                         夕庵さん
【詞書】100回記念に寄せて、私は会員諸氏の「短歌を愛する志の高さ」と表現
  しましたが、夕庵さんも「志ひとつ」と表現された短歌を詠まれました。
  共感しています。なお「志の高さによって 目標は達成される」は私の人生
  スローガンでもあります。
★志の高さによって目標は 達成される水曜サロン
                         浅間山明鏡止水さん

☆遊歩道歩いてみれば風が吹き 木が鳴くような葉音を立てる
                         浅間山明鏡止水さん
★朝夕のベランダに沿う風の道 木々のそよぎに目を細めたり
                         夕庵さん

☆網戸にて見かけぬ虫を発見し「新種の虫や」朝ドラ見過ぎ
                         西BOOさん
★「らんまん」は朝のルーティンのスタートなら少し苦めの珈琲を入れる
                         夕庵さん

☆夏草に玉の露おく散歩道 道案内する秋の蝶飛ぶ
                         夕庵さん
★木漏れ日に光となりて秋の蝶 時惜しむやに子と睦みあふ
                         みっちっちさん
★久々にサロンに集う仲間らと懐かし「秋」を合唱したり
                         夕庵さん
★久々にプールに集ふ仲間らとメニューを決めて楽しく泳ぐ
                         みっちっちさん
★タンパク源摂らねばならぬを口実に熱々トンカツ頬張り合いぬ
                         夕庵さん
★熱中症防ぐためには水分と塩飴舐めて猛練習ぞ
                         みっちっちさん  
★監督のお気に入りです「パインアレ」30分で完売したと
                         夕庵さん

☆前の世のどこで出会いし不思議なる君との出会い ふと二度見する
                         tokinosekimoriさん
★京言葉行き交ふ路地の夕風に ふと肩が触れ君と出会ひぬ
                         みっちっちさん

☆父母と酌みし日よ今焼き茄子とよき日本酒とよきぐひ呑みよ
                         みっちっちさん
★ノンアルコール(ノンアル)で双手をあげて祝杯を 阪神ナインの悲願の優勝
                         夕庵さん
★卓球のアレを目指してアレとアレ 猛練習と精神力ぞ
                         みっちっちさん

☆しゃりしゃりと裁ち鋏して母縫ひし我がワンピース今もこの手に
                         みっちっちさん
★恥ずかしや夫との写真はペアルック 色褪せつつも昭和の家族
                         夕庵さん

☆前の世のどこで出会いし不思議なる
      君との出会いふと二度見する
                         tokinosekimoriさん
【詞書】まだまだ未熟な私ですが、返歌に挑戦してみました。「銀河鉄道999」の
  メーテルが星野鉄郎に告げた言葉「遠く時の輪が接する所でまた逢える」
  が思い浮かんだので、作ってみました。
★君と出会う不思議を思う
    今ここが「時の輪が接する所」なのかと
                          ちがやねこさん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆

☆ほむら立ち空向き咲くや曼殊沙華 秘むる命のたぎるが如く
                         ポエット・M
【解説】
 この歌は前回の私のブログへ掲載した短歌を、リコさんの歌評を頂き少し推敲した
 ものです。主に上句の修正と、下句の「滾る」を「たぎる」に変更してみました。
 なお、この歌では、曼殊沙華の炎のような赤い花びらが、空に向かって艶やかに
 咲き誇っている様子を詠んでみました。その姿は、まるで秘められた命が大地から
 燃え上がるかのようである、という比喩を用いましたが少し大げさかも知れません。
 全体的に、曼殊沙華の生命力と美しさを、力強く表現できればと詠んでみました。


     「紅の曼殊沙華の群生」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(9)

  ブログの文字数制限もあり、今回は申し訳ありませんが本稿は割愛させて
  頂きます。次回掲載が可能となりましたら再開致します。

【水曜サロン 100回記念のメッセージ その2】 到着順です。 
 浅間山明鏡止水さん
  謝辞!!100回記念おめでとうございます。
  ひとえにポエット・Mさんの有形無形の短歌に対する造詣の深さや指導力の賜物
  ですが、やはり何と言っても会員諸氏の「短歌を愛する志の高さ」だと思います。
  短歌も「文語短歌」「口語短歌」とさまざまありますが「水曜サロンの会」は一党
  一派に属さず自由な短歌を目指して発足したものと心得ています。今ではその
  目標通り素晴らしい会になっているのではないでしょうか?これからも幾久しく
  「会の志を高く持って」頑張って貰えたらと思います。

 水仙さん 
  「口語短歌・水曜サロンの会」100回記念おめでとうございます。
  これからの益々のご盛会をお祈り申し上げます。

 チョウキチさん
  素人の私がおこがましいのですが、
   風の盆 胡弓の調べ切なくて 踊りにまぎれ君を見つめる
  流石です。若さを失った今も心ときめく音です。
  100回記念おめでとうございます。これからも楽しみです。

 西BOOさん
  あらためまして100回記念、おめでとうございます。
  ポエット・Mさんへの感謝とともに、次の200回に向けて微力を注がせて
  頂きたいと思います。

 自閑さん
  水曜サロン100回おめでとうございます。
  取るべき所もない愚詠を掲載、御評価まで戴き、又、皆様から小生の
  愚詠を面白いと言って戴いたお蔭で、私も何とか投稿を続ける事が
  出来ました。益々の御発展を祈念しつつ、来週も頑張って歌を
  投稿しようと思います。


     「咲き盛る コスモス」

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。

 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なおブログの
    字数制限(コード30,000字)によりコメント等編集させて頂く場合もあります。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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ちがやねこさんへ (ポエット・M)
2023-09-26 19:52:03
ちがやねこさん こんばんは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。出詠に当たってのお手数に感謝致します。

今回も、「ナゴロカラバフの帰属」「小惑星の砂」「漂う香りは金木犀」と今日的な話題を
切り取り詠って頂き、世情の流れを身近に感じ学びとなります。

特に、一首目のナゴロカラバフの帰属問題は、民族的な対立、ソビエト連邦の崩壊、
トルコの支援といった複雑な要因が絡み合って起こった紛争ですので、中々一筋縄では
行きませんね。
アゼルバイジャンは、ナゴルノ・カラバフの奪還を目指して、アルメニアと武力衝突を繰り
広げ、この紛争は、1994年、停戦合意で終結しましたが、両国間の緊張は未だ
続いています。いずれにしましても詞書にありますように「悲しみや憎しみの連鎖」に
ならないよう祈りたいと思います。

三首目の「視覚化すると、その中に金色のリボンが混じっている」の着眼点は良いですね。
「文章化」は、短歌に詠む事で達成されていると考えます。
これからもよろしくお願い致します。
返信する
Unknown (ちがやねこ)
2023-09-26 18:57:01
ポエットMさん、こんばんは。またしてもヘンなところを触ってしまってやり直してたのに、二度までも…💧。すみません。出詠させて下さいませ…。(でも、何か知らんけど投稿に邪魔な広告が消えた…。ラッキーやけど何でや?!)
*マリウポリ ヘルソン州など記憶して
今記憶するナゴルノ・カラバフ
◎アゼルバイジャン領内のアルメニア系住民の支配地域、ナゴルノ・カラバフがアゼルバイジャン人から攻撃され、それにロシア軍も関与していたそうです。先日停戦合意が成されたそうですが、ロシアも旧ソ連の国の住民の軋轢に乗じるのはいい加減やめてほしいものです。ウクライナとロシアの戦争がどれだけ世界に影響与えてるねん?!これ以上止めや!他の国にちょっかい出すのはと思うわけです。今回はとりあえず停戦合意したらしいからまだ良いけど、避難民とか出ているし、悲しみや憎しみの連鎖になるかも知れんから、もう覆らないことを祈ります。
*小惑星の砂が地球に届けられ
冥府の神王(オシリス・レックス)今どこの宇宙(そら)
◎9/24にNASAは“アメリカ版はやぶさ”の探査機オシリス・レックスから地球へ投下された、小惑星「ベンヌ」で採取した砂が入ったカプセルを回収したと発表しました。小惑星から砂などを持ち帰る“サンプル・リターン”は初めてだそうです。地球の生命の起源などの解明が進むかも…らしいです。2016年の打ち上げから7年、「ベンヌ」の砂入りカプセル投下のミッションの後は、別の小惑星に向かっているそうです。頑張れー!なお、今回の砂は日本のJAXAにも一部渡されるんだとか。日本でも分析するのか~。何か地球創世の謎の解明が進めばいいですね。ちなみに、オシリスはエジプト神話の冥府の神、レックスは王ですから、“冥府の神王”ですかね。…冥王星まで行ったりして…。
*風の中 黄金(きん)のリボンが混じるよう 漂う香りは金木犀かな
◎毎年、今ぐらいの時期には風の中に金木犀の香りがふうっと混じって流れて来るんですよね。アニメとかみたいに視覚化すると、その中に金色のリボンが混じっているみたいな感覚があったので、いつか文章化してみたかったんですね。まあ、そういうことなんです。あと、
少し暑い中にも涼しい空気の流れを感じた時は、リボンの色は高くなった空のような碧い色のイメージです。

*こんな感じです。アクシデント続きで遅くなってしまいました。ほんとにすみません。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-25 23:02:06
夕庵さんへの返歌です。

⭐️白き月残れる朝のまどろみは真綿の舟でゆらりゆられて
夕庵さん

★ かぎろひの丘に須磨浦見下ろせばひかる水面に浮舟ひとつ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-09-25 19:27:23
みっちっちさんへの返歌です

☆満月の孤高の円を見上ぐれば優しき母の笑顔を偲ぶ
          みっちっちさん
★白き月残れる朝のまどろみは真綿の舟でゆらりゆられて        夕庵

よろしくお願いします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-25 13:54:06
夕庵さんへの返歌です。

⭐️満月に語りかけたくなるような秋の夜長は眠るに惜しく
夕庵さん

★ 満月の孤高の円を見上ぐれば 優しき母の笑顔を偲ぶ
みっちっち

今夜の満月、見上げますね
よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌 (夕庵)
2023-09-24 22:53:59
みっちっちさんへの返歌です

☆ことことと行楽帰りに眠る子の手には木の実のふたつぎゆつと     みっちっちさん

★満月に語りかけたくなるような秋の夜長は眠るに惜しく        夕庵

今夜はお月様がきれいです。
よろしくお願いします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-24 20:35:44
夕庵さんへの返歌です。

⭐️トコトコとりすのお土産 木の実なら森の仲間とクルミパン焼く
夕庵さん

★ ことことと行楽帰りに眠る子の手には木の実のふたつぎゆつと
みっちっち

よろしくお願いいたします、
返信する
みっちっちさんへの返歌 (夕庵)
2023-09-24 12:01:01
☆伐採の山肌荒く 森つぶし 猪親子 猿も街へと      
みっちっちさん

★トコトコとりすのお土産 木の実なら 森の仲間とクルミパン焼く     夕庵

よろしくお願いします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-24 10:36:58
夕庵さんへの返歌です。

⭐️過疎の島 今やイノシシ山下りウリ坊つれて散歩するらし
夕庵さん

★ 伐採の山肌荒く 森つぶし 猪親子 猿も街へと
みっちっち

よろしくお願いいたします。
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みっちっちさんへの返歌 (夕庵)
2023-09-24 08:36:48
みっちっちさんへの返歌です。

☆石仏は目鼻欠けども頬まるく微笑みたるや全島民へ     みっちっちさん

★過疎の島今やイノシシ山下りウリ坊つれて散歩するらし     夕庵

よろしくお願いします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-24 04:44:32
すみません
夕庵さんへの返歌を次のように変えたいと思います。

★石仏は目鼻欠けども頬まるく微笑みたるや道ゆく人へ

お手数お掛け致します。よろしくお願いいたします。
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Unknown (みっちっち)
2023-09-23 17:52:32
夕庵さんへの返歌です。

⭐️信仰の厚き島なり石仏は埋もれつつも微笑み絶やさず
夕庵さん

★ 石仏は目鼻欠けども頬まるく微笑みたるや全島民へ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌 (夕庵)
2023-09-23 14:15:50
みっちっちさんへの返歌です。

☆畦道の目鼻欠けたる野仏を 見守るやうに彼岸花咲く     みっちっちさん

★信仰の厚き島なり石仏は埋もれつつも微笑み絶やさず     夕庵

よろしくお願いします。
返信する
Unknown (水仙)
2023-09-23 13:51:06
早速に選歌していただきましてありがとうございます。やはり他人の目を潜らせたほうがよろしいですね。勉強させていただきました。
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水仙さんへ (ポエット・M)
2023-09-23 13:41:56
水仙さん こんにちは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

選歌のご提案頂きましたので、ブログの内容から詞書と共に以下の三首を選歌させて
頂きました。
いずれも、優しく優れたお兄様への想いに溢れた歌で、おっしゃるように供養に
なるものと考えます。私からもご冥福をお祈りさせて頂きます。

【詞書】兄亡くなって今年で10年になりますが、亡くなった人は思い出してあげることが
   供養になると聞きますから、今夜は兄を思い出しながら詠んでみました。
☆亡くなりて十年なりし兄のこと思ひだすなりその誕生日に
☆美丈夫でありしわたしの兄のこと愛しくれゐしわれの親友
☆死ぬるまで紳士でありし兄のこと今も誇りに思ひつつ生く
            水仙さん
返信する
みっちっちさんへ (ポエット・M)
2023-09-23 13:21:54
みっちっちさん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

一首目、下鴨神社「糺の森」は太古の自然を遺す森と言われていますが、縄文時代から
生き続けるケヤキ、エノキ、ムクノキなどの樹木が生い茂る広さ3万6千坪の森でもありますね。
酷暑の夏に、この森の木々を眺めつつ散策するみっちっちさんの姿が歌より浮かんできます。
森の情景を写生しつつ調べも滑らかで、森の心地よさの伝わる分かりやすい歌と思います。

カクテルを飲み干した後、氷が何かの拍子にグラスの中でからりと鳴る。二首目の歌は、そんな情景と共に、
テラス席の開放感とロマンチックな雰囲気が感じられます。なお、「星の契りに」という表現によって、
心を寄せる方と過ごす時間の特別感が表現され、「君とほろ酔ふ」という結句で、二人の
心が通い合っている様子が描かれていて素敵な歌となっています。
「星の契りに」には色々な解釈がありますが、「七夕」等に限定せず、二人にとって「特別の日」と
とることもできますが、あえて限定せず読者の解釈に委ねる懐の深さも良いと考えます。
いずれにしましても、想いと情景が鮮やかに浮かび上がってくる、素敵な短歌だと思います。

これからもよろしくお願い致します。
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自閑さんへ (ポエット・M)
2023-09-23 13:19:12
自閑さん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

新橋界隈の高層ビルは、日比谷FORT TOWER(日比谷フォートタワー)が2021年8月30日に
開業しましたが、新虎安田ビルが現在建設中で、都内オフィス需要は未だ未だ堅調のようですね。

この歌は、未だ続く高層ビル建設の現状を踏まえ、それらを都市の熱を象徴する「欲望のビル」と
表現している所が印象的です。
ビルは現代社会の欲望を象徴する存在として捉えられることが多いですが、この歌ではそのビルが
空を削り、海風を遮るように高くそびえ立っている様子が描かれています。これによって、都市の
熱島現象が引き起こされていることを示唆しています。

また、下の句の「真夏だけが増殖してゆく」という表現も、ヒートアイランド現象の特徴を捉えています。
ヒートアイランド現象は、夜間の気温が高いことが特徴ですが、都市の熱によって引き起こされる
環境問題への警鐘とも読むことができると考えます。

色々学ばせて頂きました。これからもよろしくお願い致します。
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西BOOさんへ (ポエット・M)
2023-09-23 13:15:31
西BOOさん こんにちは。
熱心に出詠頂き嬉しいですよ。

関西圏を本拠地とする阪神とオリックスの優勝で、大阪、兵庫の方々は元より、
それぞれのチームのフアンは最高に盛り上がっていますね。
道頓堀の喧騒ばかりでなく、周辺の居酒屋さんもすごい賑わいだったようです。
祭りはその熱狂が真髄でしょうから、大いに盛り上がることもいいものですね。

この喜びの気持ちを関西弁で詠まれた西BOOさんの、想いが歌に溢れていますね。
こちら迄嬉しくなります。
また、この歌から、フアンとは有り難いものと、しみじみと感じました。
短歌は、このような喜びを表現するにもいいツールと考えます。
これからも多いに詠んで参りましょう。よろしくお願い致します。
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夕庵さんへ (ポエット・M)
2023-09-23 13:12:25
夕庵さん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

三首の歌、いずれも時の経緯と物語性もあり、とても良いですね。特に・・・、
二首目の、冒頭の「カットして身軽になれば」という表現が秀逸です。髪を切ることで、
心身ともに身軽になれるイメージが浮かびます。また、「身軽になる」という言葉には、
これまでの「モヤモヤ」から解き放たれ、新たな一歩を踏み出せそうとする期待感が
込められていると感じます。
そして、「考えも方向転換あるやもしれぬ」という句が、この歌のテーマを明確に表しています。

この歌は、髪を切ることで自分を見つめ直し、新たな一歩を踏み出そうとする意志を表現した
歌と考えます。また、読み手の心を打つ力のある短歌だと思います。
三首目の「細き指もて」「クルスがのぞく胸元」に細やかな観察眼が光っています。

これからもよろしくお願い致します。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-23 13:05:41
夕庵さんへの返歌です。

⭐️飛鳥路の稲穂の揺れる畦道に朱の道長く彼岸花さく
夕庵さん

★畦道の目鼻欠けたる野仏を見守るやうに彼岸花咲く
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌 (夕庵)
2023-09-23 08:22:25
みっちっちさんへの返歌です。

☆その花に触るる雨さえ紅なるや 色を誇れり紅彼岸花     みっちっちさん

★飛鳥路の稲穂の揺れる畦道に朱の道ながく彼岸花さく     夕庵

よろしくお願いします。
返信する
Unknown (水仙)
2023-09-23 05:33:05
おはようございます。

9月20日は、今年9月12日に亡くなって10年になりました兄の誕生日でしたので、思い出して詠ってみました。

いつもお世話やかせてしまいますが、下記の記事から選歌していただけませんでしょうか?

https://blog.goo.ne.jp/1948219suisen/e/617399b82c6f2b6c1ddae3bdb0779258

いつもご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、選歌していただくことが学びになりますので、よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-22 18:48:01
夕庵さんへの返歌です。

⭐️ほの暗き糺の森のひと隅に明るく照らす紅彼岸花
夕庵さん

★その花に触るる雨さへ紅なるや 色を誇れり紅彼岸花
みっちっち

よろしくお願いいたします、
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-22 17:22:13
チョウキチさん

私のぐい呑みの歌をお褒め下さいましてありがとうございます。
読み手の共感を得る歌を詠むのが、私の短歌の目標ですので、とても嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌 (夕庵)
2023-09-22 11:10:32
みっちっちさんへの返歌です。

☆深閑と糺すの森の緑濃く小流れ澄めり賀茂の御やしろ     みっちっちさん     

★ほの暗き糺すの森のひと隅に明るく照らす紅彼岸花     夕庵

よろしくお願いします。    
返信する
ぐいのみ (チョウキチ)
2023-09-22 09:50:14
父母と酌みし日よ今 焼き茄子とよき日本酒とよきぐひ呑みよ
ご両親とお酒が飲めた思い出、今日は一人で飲む、思い出の詰まったぐいのみ、静かな趣のある句だと思います。一酒飲みの感想です。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-21 22:49:46
こんばんは
二首出詠致します。

京都の社寺はどこも清々しい気持ちになり、お参りするのが好きですが、殊更、賀茂御祖(みおや)神社が好きでした。俗称、下鴨神社です。
酷暑の京都でも、糺の森を歩けば涼しい風が吹いている感じがしました。
秋は尚更、清々しく安らげました。

⭐️森閑と糺の森の緑濃く小流れ澄めり賀茂の御やしろ

秋の星明りを愛でながらお酒の杯を重ねることもあります。

⭐️カクテルの氷からりとテラス席 星の契りに君とほろ酔ふ

よろしくお願いいたします。
返信する
夕庵さんへの返歌 (ポエット・M)
2023-09-21 20:20:12
夕庵さんへの返歌です。

 ☆奔放な恋のかたちの曼珠沙華 あすの命のわからぬものを      夕庵さん

 ★この想い秘むるに難き 曼珠沙華 せめて花蕊ほむらとなせり    ポエット・M

物語として詠ませて頂きました。
よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (夕庵)
2023-09-21 19:08:51
ポエットMさんへの返歌です。

☆ほむら立ち空向き咲くや曼珠沙華 秘むる命のたぎるが如く     ポエットMさん

★奔放な恋のかたちの曼珠沙華 あすの命のわからぬものを      夕庵

よろしくお願いします。
返信する
Unknown (jikan314)
2023-09-21 17:55:02
【短歌投稿】
【詞書】ヒートアイランド
☆欲望のビルが今日も空を削って
   真夏だけが増殖してゆく

【短歌説明】
暑い最中、永田町の国会図書館に行ったら、又新橋方面で巨大ビルディングが建設していました。都内オフィス重要は未だ未だ堅調なのでしょう?
ヒートアイランド現象が顕著になって久しいです。芝浦からの海風をビル群が遮り、その日も猛暑日でした。
東京オリンピックの時に、都内で噴霧装置が作られましたが、将に焼け石に水状態。
とりあえず、クーラーの効いた図書館に逃げ込みました。
返信する
Unknown (西BOO)
2023-09-21 17:39:59
少々、厚かましいですが、もう一首、出詠させて頂きたいと思います。

阪神とオリの同時の優勝は
本間こんなん初めてちゃうか

阪神とオリックスの同時優勝で少々、喜びの気持ちを関西弁で詠ませて頂きました。
返信する
今週の詠草です。 (夕庵)
2023-09-21 14:17:40
詞書
何か問題を抱えモヤモヤとした時は、カットすることにより気分転換になります。
そんな一日を詠んでみました。

☆たら・ればを繰り返しても詮なきと明日こそ髪をカットするべし     夕庵

☆カットして身軽になれば考えも方向転換あるやもしれぬ         夕庵

☆青年は細き指もてカットする銀のクルスがのぞく胸元          夕庵

よろしくお願いします。  
返信する
tokinosekimoriさんへ (ポエット・M)
2023-09-21 13:33:34
tokinosekimoriさん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

この歌は、幼子の無邪気さと自由さを讃えています。幼子は私たちが感じる不自由な世を
晴れやかに生きており、わだかまりや執着といった私達、大人の感情に囚われていないことを
表現していると考えます。

また、この歌は、現代社会の複雑さや苦しみから、出来得れば逃れたいという
tokinosekimoriさんの願望を反映しているとも考えられます。
しかし、詞書から・・・この幼子ような「行雲流水」の姿勢で人生の日々を送られている方がおられ、
その方への尊敬を込めて詠った歌とも解釈させて頂きました。
これからもよろしくお願い致します。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2023-09-21 13:28:31
西BOOさん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

「磐座・石仏信仰を探りながら、神社・仏閣(まれに古墳)」を写真と記事で紹介されながら、
「ミノルタαシリーズ」を駆使しながら、花の撮影等をプロ並みに行っておられる西BOOさん。
そのアクティブさと、探求心にいつも学びながら、リスペクトさせて頂いています。

今回は、その花の撮影にまつわる一齣を詠まれています。
一首目は撮影者の経験からよくある事柄を詠み、分かりやすい歌と思います。花を
マクロレンズ等で撮っていると蝶のとまっている花を見逃す場面も経験しますね。
「花の香りを そっと嗅ぎ取り」にはそんな残念な想いも滲んでいます。

二首目は、写真の投稿サイト「αcafe」の運用変更で、「bravo!」の回数制限が
行われた事にまつわる事柄を詠んでいます。多くの方の経験することを素直に
詠んでいて共感します。テーマとしては面白いものと感じます。
これからもよろしくお願い致します。
返信する
リコさんへ (ポエット・M)
2023-09-21 13:27:19
リコさん こんにちは。
歌評とご提案、さらにフォローをして頂き恐縮しています。

大地から燃えたつように咲く曼珠沙華を見ると、様々な想いが湧きますが、
それだけ強烈な存在感を放つ花とも感じます。

リコさんの推敲はもっともと思います。なお、結句は私も迷いましたが
「如く」としました。
これからもよろしくご指導頂ければと思います。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2023-09-21 13:26:30
Kenさん こんにちは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

「ダーウィンが来た!」NHK総合テレビで放送されているドキュメンタリー番組ですね。
若いオスライオン達はサバンナを放浪し、生きる術を学びながら成長して行きますね。
その成長の過程と王座を狙うのに欠かせない、生涯をともにする仲間を得て奮闘する
場面を、三首の歌は過不足なく表現していると考えます。
とくに「気づかい」、「絆深めて」がキーワードになっていると思います。

一首目を、若オス、スージャが仲間への見せる「気づかい」にフォーカスし詠んでみましたが
いかがでしょうか。
★ライオンも王への道は仲間への 気配りできる 大きさ故と

これからもよろしくお願い致します。
返信する
Unknown (tokinosekimori-kitaiwahara)
2023-09-20 17:14:26
幼子は 不自由な世を
晴れやかに わだかまりなく
執着もなし

ブログでこのような人がいます。
とてもすばらしいので、その方を詠んでみました。
返信する
Unknown (西BOO)
2023-09-20 08:52:10
おはようございます。
早速、二首、出詠させて頂きたいと思います。

花を撮り 留まる(とどまる)蝶を撮り損ね
花の香りを そっと嗅ぎ取り

花を撮影中に、花に留まる蝶を撮り損ねて、蝶の目線になるのと自分への慰めの気持ちから、花をそっと嗅いだことを詠ませて頂きました。

御返しの『bravo!』無くなりアルファカフェ
更新できず嬉しくもあり

αcafeで毎月一日に貰えるbravo!が無くなり、それだけ多くのbravo!を貰っているから嬉しいのですが、更新ができない複雑な気持ちを詠ませて頂きました。

よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (risukurumi48は)
2023-09-20 06:49:27
リコです、私の感想を考慮してくださり、恐れ入ります。

わたしは貴方の解説から考えていた推敲は、
「ほむらたつ」、「燃あがる」を詠み込んで、
紅の花芯燃やすや曼珠沙華 

命のたぎるがゆえか/ごとし
のどちらが良いか迷います。

「ゆえは」推測が勝つ、
「ごとし」は「たぎる」を邪魔しないと思います

勝手な感想を書いて申し訳ありません。

今日は京都へお参りに出かけますので取り急ぎコメントしました
返信する
短歌投稿 (knsw0805)
2023-09-20 06:29:17
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。
「詞書」23年9月17日NHK総合「ダーウィンが来た」を見ていました。それは3頭の若いオスライオンが群れの王になるまでに密着するシリーズでした。ライオンの世界も人間社会と相通じるものがありました。ご指導お願いします。

「ライオンの王者への道仲間には 気づかいなどと意外な場面」

「生涯の絆を結ぶ仲間たち 親しき仲に礼儀見受ける」

「親離れ遅いオス獅子苦労さえ 絆深めて育む仲間」
返信する

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