四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「口語短歌・水曜サロンの会」(その108)第一部

2023年11月08日 05時42分20秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その108)第一部 短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 10月18日(水)以降、以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致し
     ていますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
     第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
     第二部 「ネット短歌」       :返歌専用です。
 
 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「秋明菊 赤紫」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】季節を間違えて秋に咲く桜を期待して、それは外れましたが、葉の色が
  日に日に赤くなってきていることを詠ませて頂きました。
☆秋に咲く桜は期待外れるも 葉は日に日にと紅に染む
【詞書】公園のイチョウの木を見に行ったのですが、日当たりの良い木は、葉が
  黄色になっていて深まる秋を感じたことを詠ませて頂きました
☆陽の当たるイチョウ木の葉の色は猶 黄色に変化 深秋を告ぐ (推敲後)
                          西BOOさん
【解説】
 一首目で詠まれている「季節を間違えて秋に咲く」花は、一般的に「帰り花」
 「忘れ花」とも言われますね。「小春日和」が続く中、草木が「春が来た!」と
 勘違いして、花を咲かせることがあり、今の季節方々で散見されています。
 春のように爛漫と咲き誇る様子は見られませんが、葉が紅葉に染まる中、
 季節に戸惑うように咲く桜は痛々しさもありながら、儚げな姿に惹かれることが
 あります。そんな想いも詠み込まれた良い歌と感じます。
 二首目の歌の結句「深秋を告ぐ」という表現が、この歌のテーマを明確にして
 います。陽に照らされたイチョウの木の葉の色が、一段と黄色に染まり季節の
 移ろいを象徴的に示しています。この歌は、深秋の情景を哀愁を帯びた筆致で
 描き、その美しさを滲ませる技を感じさせます。

【詞書】23年10月30日~11月3日、5日間分の「世界文化紀行」です。
  「広重の江戸百景」「財津和夫のファイナルコンサート」「辻仁成のパリ生活」
  「日本の祭り」「ルート66」等です。そのうちから3首投稿させて頂きます。
 註)財津和夫のファイナルコンサート「思えば遠くに来たものだ」より
☆春の風おもてを吹くたび思い出す 一緒に過ごした昔のことを
 註)日本の祭り香川県「獅子舞大国さぬき」より
☆鳴り響く銅鑼の音量大きくて 迫力演舞に皆酔いしれる
 註)ルート66「セントルイス1」より
☆人々は自由をもとめ西目指す 開拓基点の風は爽やか
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 三首の歌で、「世界文化紀行」も、いよいよ佳境を迎えつつありますね。
 いずれも、それぞれのポイントを抑えた歌となっていると感じます。
 一首目の歌、私たちの青春に重なる「チューリップ」の歌声は、今聞いても
 ワクワクしますね。「思えば遠くに来たものだ」は、当時歌の想いがイマイチ
 分からないところがありましたが、今聞くと心に沁みますね。特に・・・、
 「思えば遠くに来たものだ これからどこへ行くんだろう」の、
 「これからどこへ行くんだろう」の言葉に、当時の時代背景も重ねて、青春の
 惑いを色濃く感じます。
 「一緒に過ごした昔」を少し進めて詠んでみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★春の風 おまえと娘 ともに浴び 一緒に暮らす夢も遥かに

☆青空の濃くなほ広く赤とんぼ すいと飛びきて 女児の帽子へ
☆夕焼けの牧場に憩ふ親子馬 子馬の背へと赤とんぼ すい
                          みっちっちさん
【解説】
 いずれの歌も赤とんぼを、メルヘンチックに、詩情豊かに詠んで頂きましたね。
 特に、二首目の歌は、夕焼けに染まる牧場の広がりと、そこに憩う親馬、仔馬の
 睦まじさが素敵に表現されています。
 さらに、その仔馬の背に止まる赤とんぼを詠み、自然の美しさだけでなく、
 家族や親子愛なども重層的に表現され、味わい深い歌となっています。
 また、「すい」という言葉は、赤とんぼが仔馬の背にとまる様を表現し風景と
 共に、音や動きを表現することで、より豊かなイメージを与えてくれ描写力を
 感じさせる優れた歌と考えます。

【詞書】阿倍文殊院へ。「三人寄れば文殊の知恵」の知恵の神様、文殊菩薩は
  大きな獅子に乗り四人の脇侍を従え、雲海を渡り説法の旅に出かける、
  渡海菩薩というお姿をされています。また、阿倍一族のゆかりの寺で、
  安倍清明や阿倍仲麻呂が祀られています。
  ここのコスモスは迷路で丁度満開で大きな花びら、浮御堂の美しさ、奈良の
  秋を存分に楽しみました。ここまでは観光客も来なくて独り占めの感でした。
☆浮御堂の入り日に向かい阿倍仲麻呂(なかまろ)の忘却のうた口ついて出る
☆名物の亀パンはやくも完売でご縁なきままコスモス迷路へ
☆こすもすの揺れる迷路に踏み込みて彷徨うことの楽しさに居る
                          夕庵さん
【解説】
 阿倍文殊院は、大化元年(645)に創建された日本最古に属する寺院との
 ことで、詞書にもありますように、御本尊は文殊菩薩で、約7mを誇る日本最大
 の木像で、快慶作の国宝とのことですね。
 三首の歌は、この阿倍文殊院の紹介も兼ねて丁寧に詠って頂きましたがいずれも
 余情を湛え、調べも豊かです。
 三首目の歌は、コスモス迷路に入り込んで、迷路の中で迷いながらも、その
 楽しさを感じている作者の姿が浮かんできます。また、コスモスが風に揺れる
 様子と、コスモス迷路の美しさ、さらに、その彷徨の楽しさが表現されています。
 これらから、風景や音を感じさせることで、より深淵なイメージが喚起される
 素敵な歌となっています。


     「未だ陽だまりに咲く ブーゲンビリア」

【詞書】ショットガン・マリッジ プッチーニ 「ジャンニ・スキッキ」
  私の
お父さんを聴いて
☆お前だけが心配
 Babbo, pieta, pieta!
   お前を幸せにしない奴だ!
   Babbo, pieta, pieta!

 いつも いつも
 Babbo, pieta, pieta!
                          自閑さん
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 古典を勉強中に、プッチーニの歌曲が流れて来て、妻子もいないのに、ふと、
 もし娘を持っていたら、父の言葉より、恋人の言葉を信じるだろう、悔しいと
 思いました。実際に年頃の娘さんをお持ちの方なら、相手をショットガンで追い
 払いたい心境だろう? Babbo, pieta, pieta! お父さん、分かって、お願い!
 もう恋人の言葉しか信じていないと言う娘のイタリア語をコラージュとして
 入れており、字数にはカウントしていません。
 下記URLに、プッチーニの名曲を貼り付けていますので、世のお父さん、悔し
 がって下さい😆
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/f7007a0fde746a6e52f0968567bcca13
【解説】
 プッチーニの歌劇「ジャンニ・スキッキ」は、1918年に初演された作品で、
 プッチーニの最後の傑作とされていますね。フィレンツェの貧しい靴職人の
 ジャンニ・スキッキが、金持ちの老人の息子に嫁がせるために、自分の娘の
 結婚を犠牲にして、奇妙な契約を結ぶという、コメディタッチの物語でした。
 なお、フィナーレの「春の歌」は、希望に満ちた美しい曲になっていますね。
 適齢期となった娘と、その父親のとの葛藤は、時代が変わっても永遠と続く
 ものでしょうね。この時期の娘たちは「父の言葉より、恋人の言葉を信じる」
 でしょうし、分かっていても諾うことの出来ない父親の哀しさを、この歌は
 現しています。そんな父親の想いが色濃く滲む味わい深い歌と感じます。
 なお、フィナーレの「春の歌」に溢れる希望に父も娘も救われる思いが致します。

【詞書】ここ2年近く私に対する非難が絶えませんでしたが、やっとその原因が
  分かりました。さる女性が私から冤罪の被害を受けていると、そのブログに
  書いていたからでした。それだけではなく、私が非公開に書き込ませて頂いた
  コメントが全て公開されていたことにも驚きました。が、事件の根本原因が
  わかり私はホッとしています。
  今までは見えない魔物に怯えていましたが、やっと正体がわかったのですから。
  しかし、私はその女性を責めることはしたくありません。が、したことは認めて
  欲しいと思っています。
  掲載はポエット・M様のご判断にお任せします。また、詳しいことをお知りに
  なりたい方は私のブログを読みに来て頂ければと思います。
☆冤罪と人の同情得るための記事あることを昨日知りたり
☆わたしより被害を受けたと書く記事のありてわれへの非難やまざり
☆非公開コメントすべて公開をされてをりたることに驚く
                          suisenさん
【解説】
 前にも申し上げましたが、「水曜サロン」へ出詠して頂いた皆さんの歌を私の
 判断で「掲載しない」ことは、原則としてあり得ません。
 もちろんヘイトスピーチ等民族差別や、人権侵害に関わるもの、さらに誹謗
 ・中傷等を内容とする短歌は、ご了解を頂きつつ控えさせて頂きますが…。
 三首の歌は、長年続いた作者のブログへの非難の原因が解明されたことを詠んだ
 とのことですが、先ずはホッとしました。
 コメント等、文章によるコミュニケーションでは、お互いの想いを100%理解し
 合うことは難しいとの前提の上で、相手を思いやる一つ一つの会話の中で、
 理解を深めていく心遣いが大切と思っています。その意味でネットでの対話は、
 自らをも客観視し、相手へのリスペクトもしつつ辛抱強く重ねることの大切さを
 改めて感じます。
 三首目の、「非公開コメントすべて公開」は、お互いの信頼関係が崩壊した場合の
 状況として、今の世の中には、あまた溢れている事象ですが、当事者にとっては
 かなりショックな
事と思います。歌にはそんな「ショックと驚き」が直截的に
 表現されて、一つの
警句ともなっています。機微情報も含めて、個人情報として
 公開をはばかるものは
吟味の上、ネットには掲載しない等の配慮は必要と感じます。

 しかし、一度は信頼した友人の事ですので、そこに至ったその方の想いと背景をも
 理解しつつ、辛いことですが、学びの授業料として乗り越えて参りましょう。

【詞書】(11月2日に詠める)裏庭の地面にきれいな赤い実が軸がついたままで
  3、4粒落ちていました。ふと見上げるとサンシュユ(山茱萸)の木にまだついた
  ままの実が、ちょうど差し込んできた陽の光に当たって、ぴかぴかつやつや✨と
  光っていたんですね。きれいだなあー…美味しそうだなあー…でも、甘くないんや
  なあ…とか思いつつこの歌ができました。花もかわいいですよね。
☆裏庭に差し込む午前中の陽(ひ)に
        つやつや赤く山茱萸の実よ
【詞書】(これは10月下旬に作っていたものです)ホトトギスは蕾の形がロケット
  みたいで、咲くと真ん中の“花柱”はぶわっと噴水が噴き上がっているようで、
  周りの花びら(幅が広い“外花被片”と、細い“内花被片”)は、その噴水を取り囲む
  ようにデザインされレイアウトされた部分という風に見えました。

  一つの花で、ロケットと噴水なんて、まったく違った物を連想してしまいました。
  ちなみにうちのはまだ咲いています。
☆ロケットのような蕾が開いたら
      ホトトギスの花噴水のごと
【詞書】まさしく「長かったよなあ!」が実感です。阪神タイガースが1985年から
  38年振りに、「アレのアレ」日本一…チャンピオンになりました。在阪のテレビ局の
  ニュースワイドとかではまだまだ噛み締めまくるかのように、「阪神タイガース
  優勝」の話題を取り上げています。
  今は’85年には無かったクライマックスシリーズがありますし、ほんまハラハラ
  させられました。けど本当に楽しかった!!ありがとう、そしておめでとうございます。
  阪神タイガース!!そしてオリックス バファローズ、あなた方が強かったからこその
  この盛り上がりでした。また日本シリーズで戦えることを祈っています。
☆日本一ああ日本一やで長かった!
        まだ噛み締めてる「日本一」を
                          ちがやねこさん
【解説】
 「山茱萸の実」「ホトトギスの花」そして、「阪神タイガース日本一」と季節の
 象徴と、38年振りの悲願達成を心を込めて、感動的に詠って頂きました。
 三首目の歌、「長かったよなあ!」が、阪神フアンの共通の実感ですね。それゆえ
 喜びも爆発したことと思います。『まだ噛み締めてる「日本一」を』が三首目の
 結論であり、歌の締めでもありますね。本当におめでとうございます。これらは、
 すべての阪神フアンの方々と分かち合いたい想いでもありますね。この歌はその
 記念碑にもなります。
 二首目は、作者緻密な観察眼の光る歌でもあります。「一つの花で、ロケットと
 噴水」との発想も、緻密な観察故と思います。このような感性は歌を詠むうえで
 大切な資質とも感じます。
 一首目の歌も、作者の詩人としての感性が光っています。少し調べを調整して
 見ましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★朝の陽に山茱萸の実はつやつやと 赤み際立てさらに耀く
 なお、今回も詞書を字数制限との関連で編集させて頂きました。ご容赦願います。

☆裸木の河津桜に帰り花 楚々たる花は風に真向かう
                         ポエット・M
【解説】
 季節に惑い秋に咲く花は、一般的に「帰り花」と言う旨は西BOOさんの解説でも
 申し上げました。今の季節、桜の「帰り花」が方々で散見されます。
 いつも散策で訪れる観音崎公園にも、葉をすっかり落とした河津桜や、桜の冬木立
 が並んでいます。その何本かの木々にひっそりと「帰り花」が咲いていました。
 如月の空に鮮やかに咲き誇る河津桜とは趣も異なる、ひっそりと咲く花でしたが、
 それでも吹き抜ける北風に真向かい、凛として咲く花の姿は感動を誘うものでした。
 そんな花の姿に惹かれて詠んでみました。季節に惑いながらも、帰り咲く河津桜の
 花を通して、花の持つ力強さや希望をも感じさせる歌となればと思っていますが…。


     「帰り花 河津桜」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(15)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め、小説、
  短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
  その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
4.「短歌の章」 秋拾遺(7)

   ななかまどの赤きつぶら実さわにつき
           弘前の街夕冷ゆるなり
            
   親方町は荷駄方の親分のみ住し町
           そを思ひつつ歩むは親し

   弘前の街は曲り輪の如くにて
           いにしえの道に秋風亘る


     「ランタナに憩う 秋蝶」

【短歌入門・質問・提案コーナー】
【投稿外コメント】前週に続き掲載致します;。
 自閑さんよりコメントを頂きました。皆さんの学びにもなると考えましたので
 掲載させて頂きます。

 下鴨神社の和歌を紹介したので、上賀茂神社関係の和歌を紹介します。
  みそぎするならの小川の川風に祈りぞわたる下に絶えじと(八代女王)
 禊ぞ夏の験なりける(藤原家隆)の本歌。ならの小川は上賀茂。しかし
 八代女王は奈良時代の歌人なので、奈良の小川かも?藤原家隆の歌碑は
 上賀茂神社に有ります。
  いかなればそのかみ山のあふひ草年は経れども二葉なるらむ(小侍従)
  ほととぎすそのかみ山の旅枕ほのかたらひし空ぞわすれぬ(式子内親王)
 神山は、上賀茂神社に有る御山。式子内親王にとって、外に出る事が
 出来る葵祭は、将に一生の思い出の旅だったのでしょう?
  鏡にもかげみたらしの水の面にうつるばかりの心とを知れ(賀茂御歌)
  年を経て憂き影をのみみたらしの変る世もなき身をいかにせむ(周防内侍)
  月さゆるみたらし川に影見えて氷に摺れるやまあゐの袖(藤原俊成)
 御手洗川は、神社の前を流れる川。ちなみに御手洗団子の由良は、下鴨神社。
  郭公こゑ待つほどはかた岡の森のしづくに立ちや濡れまし(紫式部)
 上賀茂神社の摂社で片岡社が横に有ります。通り過ぎずお詣りしましょう。

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
    なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
    場合もありますので、ご容赦願います。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


コメント (21)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「口語短歌・水曜サロンの会... | トップ | 「観音崎フェスタ」へ »
最新の画像もっと見る

21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
短歌投稿 (knsw0805)
2023-11-08 06:52:30
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

「詞書」23年10月23日から11月2日まで軽井沢の紅葉を撮影しました。名所ごとに紅葉を題材に詠みましたのでご指導願います。

「ハルニレテラス遊歩道の紅葉」
「渓流の音に誘い赤朽葉 揉み出すもみじ木々が色づく」

「千ケ滝温泉紅葉」
「秋深く燃える紅葉千ケ滝 古都の趣味わい深く」

「軽井沢レイクガーデン」
「紅葉を愛でて楽しむ美しさ 秋の風情は薔薇にも映えて」
返信する
Unknown (西BOO)
2023-11-08 09:43:16
ポエット・Mさん、夕庵さん、お見舞い有難う御座います。また、ご心配おかけして誠に申し訳御座いません。
以前として、天井が回ることがありますが、少し、症状が改善されたので、一首出詠させて頂きたいと思います。

突然の眩暈を起こし思うのは 日頃と違い「一に健康」

日頃は思ってもいないが、いざ病気にかかると健康第一だと思う自分の身勝手な気持ちを詠まさせていただきました。

よろしくお願い致します。
返信する
毎回、皆さんの気持ちに近づくように・・・ (fumiel-shima)
2023-11-08 11:58:56
ポエットMさん、こんにちは。

異常気象と言われる今年のこの季節だからこそ・・という木々や花の様子を見事に詠う作者たちの言葉から目に浮かぶ世界に、さらなる情報を加えて詳しく解説されるポエットMさんの言葉で私たちが感じることがどんどん膨らんでいくようです。

短歌を詠めない私にも皆さんの歌の言葉からその気持ちや感情などを少しは感じることもできますし、その情景を思い描き、毎回新しい言葉や表現に出会うことを楽しんでいます。

今回の「帰り花」をきっかけに「忘れ花」「二度咲き」「狂い咲き」なども検索してみましたがやはり小春日和だからこその「帰り花」という響きがピッタリ合うような気がしました。

第二部の「ネット歌会」もいつも楽しみにしています。
皆さんのお互いの心情を思う気持ちが優しく、また仄々と伝わってくるようです。

なかなかうまくコメントできませんが、毎回感激、感動の波に全身心地良く揺さぶられているような気持ちになります。
ありがとうございました。
返信する
西BOOさんへ (knsw0805)
2023-11-08 12:51:30
こんにちは。
初めてコメント致します。私は浅間山明鏡止水と名乗っていますが、通称kenさんです。
西BOOさんがこの水曜サロンに登場されて秘かに喜んでいました。西BOOさんは私と同じような作風といいますか、日常の生活に根差した歌を詠んでおられます。私は凄く嬉しかったのです。私はShouさんに恥ずかしながら「口語短歌を広めましょう」ということでこの「水曜サロンの会」を立ち上げてもらいました。私は西BOOさんのような方が一人でも多く参加されることが望外の喜びなのです。しかしこの間「首の奇病」とかでお休みになる旨のコメントがあった時は少なからずショックでした。しかし本日「少し改善された」ということで誠に嬉しく思っています。どうかご自愛されてゆっくりと短歌を楽しむようになってもらえればと思います。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-11-08 20:32:55
こんばんは

幼なじみが亡くなった事を人づてに知りました。三首出詠します。

⭐️ 朋友の訃報届きて 見上ぐれば 冬天澄みて 青極めけり

⭐️ 中学の渡り廊下に 飽きもせず 恋の話を語りし友よ

⭐️ 残照の下校の道に 椿咲き 恋の話の引きも切らずに

よろしくお願いいたします。
返信する
kenさんへ (西BOO)
2023-11-09 07:30:40
お見舞い有難う御座います。
一昨日は、立つのもつらかったのですが、歩行ができるまで回復しております。ただ、寝返りをすると眩暈がする症状が続いております。少しでも、早く完治して、綺麗な短歌が詠めればと思っております。うれしいお言葉も頂戴致し誠に恐縮です。有難う御座います。
返信する
Unknown (西BOO)
2023-11-09 07:38:37
昨日よりも、体調が良くなっている様ですので、もう一首詠ませて頂きたいと思います。

真夜中に電気あんかの線入れる 凍える寒さ今日は立冬

よろしくお願い致します。
返信する
今週の詠草です。 (夕庵)
2023-11-09 09:18:45
おはようございます。
詞書
妹の娘(姪)は発病から回復することなく3人の子どもを置いて旅立ちました。50代の若さでした。
自分より若い人が先に逝くのは理不尽とかえすがえすも残念でした。
今年も姪の大好きだったコスモスが満開でした。

☆娘(こ)を亡くした妹の嘆きを如何にせむ 嗚咽の電話聞き取り難し

☆秋雨の弔問ましてや姪ならば涙に迷う山科の道

☆妹は足取り危うく帰りゆく風になびけるコスモスの道

よろしくお願いします。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2023-11-10 17:18:35
西BOOさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
突然の眩暈の発症はご心配でもありますよね。お見舞い申し上げます。少し回復されてきたとの
ことでホッとしております。

一首目の歌は、病となったとき、皆さん一様に思われる感慨を詠んで、納得感のある歌と思います。
「日頃と違い」に実感が籠っています。
追加された二首目の歌は、病をおして詠んで頂きました。あれほどの炎暑の夏も過ぎ、立冬ともなれば暦通りの
「凍える寒さ」となる、その実感がリアルに詠まれて共感を誘います。西BOOさんの歌いぶりは、さりげなく
詠みながらも、ポイントをしっかり押さえ、しかも詩情も滲む手堅い歌と感じます。
これからもよろしくお願いします。
返信する
fumiel-shimaさんへ (ポエット・M)
2023-11-10 17:21:21
fumiel-shimaさん こんばんは。
いつも心の籠った温かな、励ましのコメントを頂きありがとうございます。
私もそうですが、このサロンに集う皆さんの励みにもなります。

おっしゃるように、私も皆さんの詠われた短歌に接して、新たな視界が開かれ、刺激を受けつつ
学んでおります。私が解説を記すのも、おこがましい限りの優れた詠歌に接し、心を新たに
している所です。その意味でも、このサロンは楽しく、気付きの多い広場と考えています。

「ネット歌会」も、おっしゃるように、お互いに歌友へのリスペクトが感じられ、詠みながら
皆さんの歌が進化していくのが分かり、見ていても、また参加していても楽しいです。
また、これらを通して短歌の新しい試みが広がっていけばと考えています。
これからもよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

短歌」カテゴリの最新記事