四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「口語短歌・水曜サロンの会」(その97)

2023年08月23日 05時41分05秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その97)  短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 残暑お見舞い申し上げます。
 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「締め切り日変更」にご協力頂き感謝申し上げます。

 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「西洋アサガオ」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】暑中見舞い申し上げます
☆欲望と言う文明列車が熱気をどんどん運んで来るOne way
☆今日の猛暑は我々世代から子孫への未來の遺産予告
☆熱気エスカレーターが次々憂いの降水帯を作り続け
                          自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
 暑中見舞い申し上げます。(※短歌を作ったのが、8月7日の立秋前ですので)
 連日暑い☀️😵💦と少しぐらい雨が降れば良いのにと思うと、ゲリラ雷雨で
 被害が出る程降ります。
風が吹くと台風で風速40mの強風。毎年の樣に、
 100年に1度の気象が観測されています。

 地球が、おかしくなっているのは、誰でもわかっているが、どうしようも
 無いでしょう? 
と言う難しい問題はさておき、昭和52年のキャンディーズの
 ヒット曲でも聴いて、気分を紛らわして下さい。

 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/a9b1facd0151a25d83b10c235be56c01
【解説】
 「瞼に口づけ・・・」で始まるキャンディーズのヒット曲「暑中見舞い申し
 上げます」は、
今聞いても新鮮さは際立っていますね。久しぶりに懐かしさと
 ともに視聴させて頂きました。

 一首目の歌は『欲望という名の電車』の本歌取りでしょうか。
 『欲望という名の電車』は
ヴィヴィアン・リーがアカデミー主演女優賞と、
 ヴェネツィア国際映画祭女優賞した1951年の
アメリカ映画でしたね。南部の町の
 傾きかけた名家に生まれたブランチ・デュボワの、
癒しがたい孤独な日々を追った
 名作は、ジャニーズ事務所問題等を始め、今日的な問題を
この時代にすでに描き
 出していましたね。

 現在の炎暑を始めとした異常気象を「欲望と言う文明列車が熱気をどんどん運んで
 来る」と
解き明かし、二首目、三首目の「線状降水帯」に繋げた一連は、地球温暖化
 阻止への
待ったなしの現状を告発しています。

 「子孫への未來の遺産」を負の遺産としないための取り組みが、喫緊の課題と理解
 させて
頂きました。今回の三首の歌一連の示唆する内容は、深いですね。
 学び、行動に繋げて
行ければと思います。

【詞書】8月は全国各地区で花火大会があります。まさに日本の夏の風物詩と言える
  と思います。
近年は直接行かなくてもBSテレビ等で生中継を見ることが出来ます。
  8日は琵琶湖、15日は
諏訪湖の花火大会をBSで見ることが出来ました。特に
  諏訪湖花火大会はオープニングは元より、
第二部からはミュージックスター
  マインもあり音楽に合わせた花火は感動そのもので芸術性を
感じました。そして
  その感動をそのまま短歌にしました。

 註)2023年諏訪湖祭湖上花火大会8月15日
☆スターマイン山に囲まれ打ちあがる 体の芯まで響く心地よさ
☆天空の宝石箱が舞い上がり 諏訪湖の空に余韻を残す
☆百花繚乱鳥肌立つも涙ほろり 見ごたえ満載思いを馳せる
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 4年ぶりの花火大会が各地で催され、「日本の夏の風物詩」が復活していますね。
 それと共に
有料見物席等の問題も顕在化していますが、それだけ観客が増えている
 証しでもありますね。

 諏訪湖の花火はなんといっても「音」との評判がありますが、湖を囲うように山が
 聳えているため、
地形的に花火の音が「体の芯まで響く心地よさ」を感じることが
 出来ますね。
いずれの歌もこの湖上花火の情況と映像を上手く詠っていると感じます。

 二首目、三首目の「天空の宝石箱」「鳥肌立つも涙ほろり」との詩的表現が光りますし、
 花火の華やかさと、その後の寂しさも表現されていると考えます。
 湖上に華やかな半球を描く「水上スターマイン」は多くの花火ファンの心を鷲づかみ
 して
いますが、そんな演出も含めて、ご参考として詠んでみましたが・・・。

【ご参考】
★スターマイン湖上に描く半球は 芯まで響く轟きも連れ


     「夾竹桃 白色」

【詞書】昔、父からお経は仏様の食事だと聞いたことから、お盆では、お経を毎年、
  3回繰り返し
読んでいることを詠ませて頂きました。

☆お経読み 蓮を供えて 繰り返し
      墓を参りて また繰り返す
【詞書】台風7号の直撃は免れたものの、台風が過ぎた後の庭は、草木もぺちゃんこ
  になっていて
滅茶苦茶になっていたことを詠ませて頂きました。

☆台風の進路 少しは逸れたるも
        過ぎ去りし後 庭は滅茶苦茶
                          西BOOさん
【解説】
 一首目の「お経は仏様の食事」との御父上の教えは、『徒然草』に「お経は仏の食事
 なり。
人の食事は、食べてしまえば、そのあとは何も残らず、ただ腹が満たされる
 だけである。しかし、
お経は読んだあとも心に残り、人を救う力がある」という趣旨
 の文章があるようです。

 作者の今日あるのは、お父様の薫陶故と感じます。その薫陶の結晶を思わせる短歌に
 学んで参りたいと思います。
 なお、『徒然草』の文言は、オリジナルではなく引用された表現で、出典は『華嚴経』
 の
「法音は仏の食事なり。法音を聞く者は仏の子なり」との事です。法音とは説法や
 読経の
声とのこと。

 二首目の歌。今回の台風7号は和歌山県潮岬付近に上陸し、近畿地方を縦断しましたが
 被災された皆様へ、改めてお見舞いを申し上げます。その直撃は避けられたものの庭の
 草木が
滅茶苦茶な状態に陥ったとのこと。復旧も含めて大変かと思いますが、大きな
 被害に至ら
なかったのは不幸中の幸いとも思っています。でも、このような記録として
 の短歌も重要な
分野と思っています。

【詞書】お盆に寄せての三首です。
☆走馬灯逆回りさせ聞きたしよ 吾を呼ぶ声朝に夕べに
☆本堂に盂蘭盆会の経聞きており線香の香に身を置きながら
☆秋草の絵ろうそくの揺らぐ焔(ひ)に故人の笑顔浮かんでは消え
                          夕庵さん
【解説】
 「盂蘭盆会」に寄せての三首。盂蘭盆会には、ご存知のように先祖の霊を供養し、
 その冥福を祈るという意味がありますが、家族や親戚が集まり、故人を偲ぶ機会
 にも
なりますね。特に父母を偲ぶ想いは深いことでしょう。

 三首目の「絵ろうそくの揺らぐ焔に…浮かんでは消え」る方は、今は亡きお母様で
 しょうか。
絵ろうそくに描かれた秋草がお母様の生前の姿を想起させるとともに、
 季節感や哀愁を
感じさせます。また、「揺らぐ焔に・・・」の表現は、作者が
 お母様と再会したいという切実な
願望を示しているとも読み取れます。挽歌の一首
 とも理解しますが、想いの深さを感じます。

 お盆は故人が身近に感じられますね。そんな雰囲気に浸れるのもいいものです。


【詞書】学生時代、ふたりで自転車を連ねて京都の様々な所を散策した事を思い出し
  ます。
特別な日には美味しいものを食べに行ったりしました。

☆記念日は自転車連ね 円山の 君が好みし洋食ランチ
【詞書】ジェットコースターを楽しんだ事もありました。空へぐるぐる飛んで
  いきそうで、こわさを
楽しむというあの感覚。長く行ってませんがあの感覚は
  覚えてます。

☆夏空がぐるりふたりの絶叫の限りを落つる絶叫マシン
【推敲後】みっちっちさんご自身の推敲です。
☆夏空がぐらり ふたりの熱狂の限りを落つる絶叫マシン
                          みっちっちさん
【解説】
 いずれも、未だ鮮明に残る学生時代の、大切な思い出を詠まれた短歌と理解させて
 頂きました。

 一首目、「記念日は自転車連ね」という上句で、お二人の仲の良さと特別な日を
 表現し、「
自転車連ね」という言葉には、親密さと楽しさが程よく表れています。

 また、「洋食ランチ」という言葉には、普段と違う晴れやかな雰囲気が感じられ
 歌の奥行きを
作っています。ただ、どこかで季節感が入るとさらに物語性が増すと
 考えます。

 二首目、「夏空がぐるりふたりの」は、スリルと共に臨場感が適切に表現されて
 いると思います。
なお、「絶叫」の繰り返しが少し気になりましたので、少し
 視点を変えてみましたがいかがでしょうか。

【ご参考】
★夏空がぐるりまわるや ふたりとも声の限りの絶叫マシン
 なお、この後作者より「推敲結果」が出詠されました。

     「百日紅 うす紅」

【詞書】現在、私は、人から誤解という試練を受けていますが、これも、時間が
  経てば、良かったことに
なるのかもしれません。人から裏切られたことさえも…。
  というのが、今まであった不幸と思える
出来事も全て結果的に良かったことに
  なっていますから。

  私は人より幸運な生まれかもしれません。難聴という試練もきっとそうなの
  でしょう。
神様は私が驕り高ぶらないように難聴にしてくださっているのかも
  しれませんし、他人様の不幸に
同情できる人間にしてやろうと難聴という試練を
  与えてくださっているのかもしれません。

  過去手術を受けた心臓弁膜症も、きっとそうなのでしょう。その証拠が現在私が
  未だに
生かされているという事実なのかもしれません。そう考えれば、いま
  生かされていることを有り難く
思わないといけないと思います。

☆弁置換されてわたしは生かされて五人の孫に会へた祖母なり
☆初めての孫の誕生する前に死にかけてゐた人はわたくし
☆孫も見ず死ぬ運命が手術にて救われたのは二十年前
                          水仙さん
【解説】
 弘法大師は、「恵眼をもって観ずれば、一切衆生は皆これ、わが親なり」と説き
 自分の生命を知り、
家族の力添えを知り、社会の仕組みを知れば恩にゆきあたると
 言われています。私たちも他の方に
厄介をかけることなく生活することができない
 ことは自明のことですね。こんな悟りが滲む詞書と短歌と考えます。

 また、この悟りとも言える短歌を詠うまでに至った経緯と、歩まれた苦しく、辛く、
 厳しい道のりも同時に想い
起しています。
 「いま生かされていることを有り難く思う」との想いは、私たちも共有したいと
 思います。
なお、有難いとの恩を感じることを「感恩」と言うそうですが、こんな
 感性は大切にして行きたいと思います。

☆さあ決勝 連覇か107年ぶりか 高校野球の夏の頂点
☆青春の1ページだね スタンドで 「アゲアゲホイホイ!」踊った夏も
                          ちがやねこさん
【短歌説明】ちがやねこさんご自身の説明です。
 おわかり頂けると思いますが「夏の高校野球」です。(まあ2首目は春のセンバツ
 で
もあった光景ですが、コロナが“5類”になる前でしたから少なくとも声量が違う
 かな…と)。
 1首目は、否が応でも盛り上がる好カード!仙台育英VS慶應義塾! 明日の決勝戦
 が
いい試合で有りますように…。3486校の頂点は果たして…。今年は、やっと以前の
 高校野球の風景が戻ってきた一方で、開会式で行進する学生さん達の中に数人の
 男子が入り、ゲームの合間(5回終了時)に熱中症対策の“クーリング・タイム”が
 設けられるなどの新しい風景もありました。
 そして、スタンドの応援や吹奏楽の人達の数や、試合終了後に敗れたチームが砂を
 集めるといった風景は以前のようで、「ああー、“甲子園”だ~」でした。
 試合をしている1~20番(ベンチ入りが二人増えたのも今年から)の選手たち
 以外の野球部員の子たちが声を張り上げ、応援曲のリズムに乗って踊る
 “アゲアゲホイホイ”などの様子もまた、高校野球アルプススタンドの風景…。
 彼らの記憶にもしっかり刻み込まれることでしょうね。
 私の従弟が、吹奏楽部の部長をしていた時に、その高校が夏の高校野球に出場した
 …ということはありました。彼以外、親戚で甲子園に行ったとかの人はいないなあ…。
 親戚が友達が後輩が出てるからとか、家の近所の学校とかでなくとも、応援したく
 なる、夢中で見てしまう、楽しんでしまう…それが高校野球ですね。
 (近畿勢来年は頑張ってね)。
 今回2首に留めます。“アルタイルからの返信”など興味深い話があったんですが、
 その辺は次回で。 
【解説】
 一首目、本日8月23日、高校野球3486校の頂点が決まりますね。正に「連覇か

 107年ぶりか」のぶつかり合いが、様々なドラマのクライマックスとして演じ
 られることと思います。そんなワクワクとした期待感が溢れる素直な良い歌と
 思います。
 二首目は、甲子園の応援曲の定番となった「アゲアゲホイホイ」を詠っていますが、
 これはアップテンポで、スタンドに一体感が生まれるまさに高校野球の応援に
 ぴったりの曲ですね。この曲は2014年の夏頃から報徳学園が使い始めたとのこと
 ですが、まさに「青春の1ページ」を飾るにふさわしいノリのよい曲と思います。
 いずれも、高校野球の素晴らしさを謳いあげた素敵な詠歌と思います。
 なお、文字数制限から今回も、「短歌説明」を少し割愛し編集させて頂きました。
 ご容赦願います。


     「酔芙蓉 八重」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆お経読み 蓮を供えて 繰り返し
 墓を詣りて  また繰り返す
                         西BOOさん
★問うたれば浄土に咲くとう蓮の花 供うる今朝の蕾ひらきぬ
                         夕庵さん

☆記念日は自転車連ね丸山の 君が好みし西洋ランチ
                         みっちっちさん
★わが住める坂多き街の足となる赤ヘルメットと電動アシスト
                         夕庵さん
★かっちょええ赤きアシスト欲しき我 坂の家から髪なびかせて
                         みっちっちさん

☆青空がぐるりふたりの絶叫の限りを落つる絶叫マシン
                         みっちっちさん
★岩肌に文殊菩薩(ぼさつ)の姿現れる轟々と落つ三船の滝は
                         夕庵さん
★街なかの新幹線の駅裏の歌碑の坂上に布引の滝
                         みっちっちさん

☆人麻呂の歌碑は夕日を背に受けて歴史を語るかぎろいの丘
                         夕庵さん
★かぎろひの丘に崩れし磨崖仏 武運祈りし義経のこと
                         みっちっちさん
【詞書】京都府和束町は宇治茶の主産地で京都府産茶葉の約半数を生産している
  高級煎茶の産地です。
★川の瀬と茶畑見渡す磨崖仏 和束の里はみどり濃きなか
                         夕庵さん

☆秘めてなお思い滲むや酔芙蓉 白妙の花くれないに染め
                         ポエット・M
★月光に酔いつぶれたか酔芙蓉 花びらたたみしずかに眠る
                         夕庵さん
★ほろ酔いに ほほ染めまどろむ酔芙蓉 眠るに惜しき虫しぐれして 
                         ポエット・M
★露まとう夏くさ虫の褥なら 眠り唄うたえ今宵 満月
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆

☆ひぐらしの招き寄せたる夕映えを 映し染まるや酔芙蓉の花
                         ポエット・M
【解説】
 炎暑の日々が続きますが、季節は確かな移ろいを見せています。そんな幽かな
 移ろいを
「ひぐらしの招き寄せたる夕映え」として表現してみました。ひぐらしは、
 ミンミンゼミ等とは異なり
夏の終わりを告げるかのような、もの悲しさを感じ
 させます。

 また、夕映えを映し淡紅に染まる酔芙蓉の花。それは、純白の時とは異なる楚々と
 した風情を
漂わせ、女性の薄化粧にも似た艶やかさも感じさせます。そんな花に
 寄せて詠んでみましたが、
この歌では音韻やリズムも少し意識してみました。

 
     「夕刻うす紅に染まる 酔芙蓉」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(4)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め、小説、
  短歌等を著者により厳選されものを集めた著書です。つまり著者の個人的な
  好みが濃厚に反映された著作渾身の著書でもあります。
  私の短歌の師の一人で人間的にも尊敬する方でもありましたが、その著書から、
  短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
1.「短歌の章」 花(4)

   宗旦がこよなき花と好みたる
           底紅むくげ 今朝開きたる
            
   槿花一朝 花の命と人の身と
           乞食宗旦すがしかりしか

   あした開き ひと日を命の限り咲く
           宗旦はそを愛したらむか


      「宗旦むくげ」

【短歌入門・質問・提案コーナー】
 ブログの文字数制限(ソースコードレベルで30,000文字)により割愛致します。

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なお、ブログの
    字数制限(コード30,000字)によりコメント等編集させて頂く場合もあります。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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Unknown (1948219suisen)
2023-08-23 06:24:54
おはようございます。

歌を選歌していただいたのみならず私の記事から詞書まで書いていただき、大変お世話を焼かせてしまいました。いつもお世話を焼かせるばかりで申し訳ございません。(_ _)
返信する
短歌投稿 (knsw0805)
2023-08-23 06:54:50
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

「詞書」前回に続き花火大会の短歌を投稿します。8日は琵琶湖、19日は山形赤川の花火大会をBSで見ることが出来ました。そして19日長野県佐久市花火大会は生で見ることができました。その感動をそのまま短歌にしました。なお赤川は嫁さんが「ポインセチアのように綺麗」の一言がヒントになりました。ご指導よろしくお願いします。

23年琵琶湖花火大会8月8日テーマ「シガリズム~ゆっくり、ていねいに暮らすことで培われてきた滋賀のリズム」
「シガリズム湖畔に轟くハーモニー 復活にかけた人との絆」

8月19日山形赤川記念花火大会
「花火こそポインセチアの華麗さが 宇宙の舞に心酔いしれる」

8月19日長野県佐久市花火大会
「夏の日に部屋から望む大玉は 夜空を焦がす夢物語」
返信する
Unknown (西BOO)
2023-08-23 12:01:11
おはようございます。
出詠させて頂きたいと思います。

夜なれど 冷房つける日頃とて
コオロギの音に 癒しかられむ

夜なのに冷房をつける日常ではあるが、コオロギの音に癒しに駆られた気持ちを、詠ませて頂きました。
返信する
Unknown (西BOO)
2023-08-24 12:55:47
申し訳御座いません。
「癒しかられむ」は、少し表現として違和感を感じましたので、「癒されにけり」に訂正を、お願いします。

夜なれど 冷房つける日頃とて
コオロギの音に 癒されにけり

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (jikan314)
2023-08-24 19:18:11
【詞書】 気だるい夏の夕暮
☆からみつく潮風
  パナマ帽
   モヒート
    ケサディア
  気だるいゆう暮
【説明】
8月11日は山の日 ということですが、 猛暑日が続いていたのでどこへも行かず、 いつも行く 居酒屋へ 行きました。 熱中症に対応するために、パナマ帽子をかぶって行ったが 、モヒートに合うなあと。そこで、海に行ったつもりになって短歌を作ってみました。
初案が出来、これに合う音楽を探し、ドビッシーの牧神の午後への前奏曲と言う気だるい雰囲気の曲がぴったり。いつもは曲を聴いてイメージを作るが、今回は逆。
モヒートは、キューバのハバナ発祥のバカルディ・ラム酒をベースに、ミントとライムで味を調えたカクテル🍸️。文豪ヘミングウェイが好んだ事でも有名。
ケサディアは、アステカのトウモロコシを使ったパン、トルティーヤのスナック。初案は、とても辛いハラペーニョだったが、気だるさを表すには刺激が強すぎるので不適とケサディアに推敲。
下記URLに、ドビッシー「牧神の午後」への前奏曲を貼付しておりますので、気だるい夏の午後を感じて頂ければ。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/3bc37b6ffcd310e024875f6c9996fb07

パソコン投稿なので、投稿出来なかったら再投稿します。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2023-08-24 19:21:54
Kenさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
今年は、コロナ禍で今まで自粛されていた「花火大会」が、コロナの五類移行に伴い各地で
一斉に盛大に開催されていますね。

「琵琶湖花火大会」、「山形赤川記念花火大会」、「佐久市花火大会」等も圧巻の
様子であったことと思います。
三首目の、「佐久市花火大会」は、生で見た臨場感と共に、格別なものがあったことと思います。
私もしばらく見ていませんが千曲川原で行われる花火大会は規模も
さることながら、諸々趣向も凝らされいつも感動ものでした。詠まれているように「夢物語」
が展開されていたことと思います。

二首目の歌、奥様のおっしゃった「ポインセチアのように綺麗」は実感であったと思います。
ポインセチアの花言葉はいくつかありますが、「私の心は燃えている」と言うものもあります。
kenさんと共に眺めた花火に触発されて、胸の高鳴りや幸福感を感じて思わずつぶやいた
言葉とも考えます。そんな想いも籠めてご参考として詠ってみましたが…。
★妻の言うポインセチアの華麗さよ 夜空いっぱい花火はじける
これからもよろしくお願いします。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2023-08-24 19:23:11
西BOOさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

昼間は炎暑が続き夕刻になっても冷房が必須の日々が続きますが、夕闇と共にそこかしこに
すだく虫の音が響き渡る季節になってきましたね。

そんな季節の移ろいを詠まれた一首ですが、下の句の「コオロギの音に 癒されにけり」に
去り行く季節への哀歓と共に、コオロギの音に癒される実感が詠われているしみじみとした
良い歌と思います。
これからもよろしくお願いします。
返信する
水仙さんへ (ポエット・M)
2023-08-24 19:27:19
水仙さん こんばんは。
ご丁寧なコメントを頂きありがとうございます。

僭越ながら選歌並びに詞書を編集させて頂きました。
鷹揚に受止めて頂きありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。
返信する
自閑さんへ (ポエット・M)
2023-08-24 20:42:30
自閑さん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

「気だるい夏の夕暮」にパナマ帽をかぶって居酒屋に赴くなておしゃれですね。
しかも、ライムやミントの爽やかな味わいのモヒートを呑むなんて、結構決まっていますね。

五句の「気だるいゆう暮」は、夏の日が暮れる頃の熱気や疲れを感じさせまが、この言葉には、
思う人と過ごす甘やかな時間や切ない思いも滲んでいると感じます。このような歌で表現する
非日常の世界もありと感じます。

また、おっしゃるように「ドビッシーの牧神の午後への前奏曲」も、この歌の雰囲気にマッチ
していると感じます。歌の作り出す世界観と曲とをコラボさせると言う試みも良いものと感じます。

これからもよろしくお願いします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-08-24 22:52:49
こんばんは
今回は、反戦への思いを社会詠に込めて、2首詠みました。

⭐️心打つ「はだしのゲン」よ 反戦よ 核廃絶よ 世界へ届け

2首目は、ポエットMさんの
⭐️空と海 両断するや水平線 改めて知る碧と蒼の差
の本歌取りです。
引き揚げで帰って来れた人々、帰って来れなかった人々の差は紙一重です。戦争は残酷で許されるものではありません。

⭐️舞鶴の引き揚げの碑に佇みて碧と蒼との狭間を眺む

よろしくお願いいたします。
返信する

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