6日からのまけないタオル配布ツアー、昨日戻ってきました。
6日は、テーマソング作詞者の早坂さんと懇談、歌詞ににかけた思いを聞きました。
7日は、石巻市で、法山寺幼稚園と洞源院さん。
8日は、気仙沼市で、少林寺保育園、小泉中学校、仙翁寺、清涼院さんと4カ所でのタオル配布とミニライブでした。
9日は、私は釜石に用事で別れましたが、ななさんは、栗原市で3カ所、10日は山元町、亘理町、仙台市とハードなスケジュールが続きます。
どの会場も、まけないタオルは好評で、笑顔と一緒に受け取っていただけました。
そして、ななさんがテーマソングを歌うと、皆さんの表情が真剣になり、涙を流してくださいます。
それほど、震災の傷跡が大きく、歌がまっすぐ心に響くのだと思いました。
少林寺保育園の園長先生が「ななさんの歌声は、傷口をふさぐ傷絆創膏のようね」とおっしゃいました。本当にそのようだと感心しました。
歌の力はすごいですね。3分で感動をよぶことができます。
新聞やテレビの取材も受けました。
そのときに、こう言いました。
「我々が主役になるような取材は困ります。主役はあくまでも自らの力で立ち上がる被災者の皆さん自身です。その自立を少しでもお手伝いしたいと願っているだけです。そこを理解して取材してください」
たかだかタオルですが、支援者皆さんの強い思いが強いメッセージとして確実に伝わっていると実感しています。
いただいたコメントを紹介します。
娘が幼稚園から帰るなり『今日、幼稚園にうたのおねえさんがきて一緒に歌って、この「まけないタオル」もらったんだぁ~』と嬉しそうに見せてくれました。
私たち一家は震災直後、幼稚園に避難し3日間お世話になりました。地震の後のろうそくの灯りだけを頼りに余震に怯え眠れない夜を過ごしたあのホールで今日、ななせさんの歌を聞きながらあの日のことを思い出し、涙しました。
やなせさんの歌声は不思議と、もう大丈夫だよ!と優しく包み込んでくれるような安心感がありました。
「まけないタオル」は我が家の宝物になりました。大事に大事に飾りました。(なおママさん)