なあむ

やどかり和尚の考えたこと

環境を考える会

2010年01月31日 22時36分31秒 | 地球環境

今日は、毎月最終日曜日、河北町環境を考える会の今年最初の例会でした。

昨年暮れの、神田紫講談講演と冬至キャンドルナイトの反省会と、今年の予定などを打ち合わせしました。

最近の環境に関する色々な話題が出て、情報も日々更新されていることから、アンテナを張り、関心を持って勉強していかないといけないと思いました。

映画ファンのメンバーからは、最近の映画上映の紹介がありました。

オーガニックブームを巻き起こしたフランスのドキュメンタリー「未来の食卓」(フォーラムで2月20~26日)と、イラク戦争の劣化ウラン弾のその後を追った「HIBAKUSHA世界の終わりに」(フォーラムで2月3・4・5日)です。

世界のあちこちで何が起こっているのかを知るいい機会かもしれません。

http://www.g-gendai.co.jp/hibakusha/

http://www.uplink.co.jp/shokutaku/introduction.php


自然エネルギーシンポジウム

2010年01月30日 21時27分21秒 | 地球環境

今日は、新庄市で開かれた「自然エネルギー政策と山形の未来」というシンポジウムに参加してきました。

「環境と経済が両立する地域社会をどう創るか、地域資源を活用した環境ビジネスの創造」という基調講演の後、「豪雪地方における太陽光発電の成果」、「最上町における木質バイオマスの利活用」、「小水力発電の普及啓発」、というテーマで報告があり、興味深く聞きました。

森林と沢水に恵まれた最上の自然環境は、上手に利用すれば、本当にエネルギーの宝庫であるわけで、今後の技術革新が待たれます。

また、雪国に不利だと思われている太陽光発電も、発電効率は他地区との違いはほとんどないことを知りました。雪に対する対策は、冬場は角度を立てて雪が積もらないようにして夏場は少し寝かせるような可動式のパネル設置にすれば、予測よりも大きな発電をすることが報告されました。驚いたのは、雪の反射光によって発電効率が上がる!という報告でした。

宿用院の発電所は、雪が積もって落ちない箇所があり、1月の発電量はよくありませんでした。改良の余地有りでした。


葬祭サポーター会議

2010年01月27日 22時34分28秒 | 宿用院

既にご案内のように、宿用院において葬儀のサポートをする制度を立ち上げたいと思っています。

今日はその立ち上げ準備の打ち合わせでした。

Img_0001 色々な意見が出され、おおよその準備は整いました。今後サポーターを募り、護持会総会を経て正式なスタートを切ることになります。

この町は、これまで、周辺地域の流れに巻き込まれることなく、昔ながらの隣組を中心として菩提寺を式場とした葬儀が営まれてきました。

ここ最近、セレモニーホールも何軒か建ち、徐々にそちらに流れる傾向も見えてきました。

しかし、未だ隣組の絆がしっかりしているがために続けてこられた葬儀の形を、あえて自ら放棄する必要はないと考えます。

一度壊れてしまったら決して再構築できない「形」は、できる限り残していきたいと願っています。

そんな思いに共鳴した檀家有志のサポーター制度、うまくいくかどうか実験してみたいと思います。

興味のある方は以下の資料をお読みください。

「suppoter2.doc」をダウンロード


収支バランス

2010年01月25日 16時30分58秒 | ふと、考えた

何の脈略もない話の流れで済みません。

私はほとんど便秘をしたという記憶がありません。それどころか、普通、日に3回は便器に座ります。下痢ではありません。毎回いいのが出るんですよ。

特にここ最近はお見せしたいような立派なものがよく出ます。

洋式便座なので、取り出して長さを測るということができないのが残念なのですが、ついつい測ってみたくなるような見事な1本が出る時があります。

もしその手のコンテストがあれば出品したいぐらいです。

そこで、いつも不思議に思うのですが、毎日毎回、こんなに立派なものが出るのに、なぜ痩せないかということです。

入りと出の問題で、収入過多ということなのでしょうか、運用の仕方が悪いということなのでしょうか。いや、効率がいいのか。

いくら暇だからといってもねえ・・・済みません、下品な話題で。

ということで、関連の写真はありません。


雪景色

2010年01月24日 17時37分46秒 | 今日のありがとう

Dvc00231今朝は朝から良い天気でした。うっすら雪化粧だったので庭の写真を撮りました。

その後宿用院で法事が二つ、松林寺で一つ。

終わってから松林寺の屋根の雪下ろし、と、久しぶりに仕事したーという一日でした。

雪が降れば降っただけ雪掻きがあるし、晴れればこの時とばかり雪下ろしなどをするのが雪国の生活です。

きれいでいいでしょうね、などという人もいますが、何だったら替わってやろうか、と思う毎日です。

でも本当は綺麗なときもあるのです。私が一番好きな色は、紺碧の青空に新雪の白さです。


葬祭サポーター

2010年01月23日 22時11分30秒 | 宿用院

これまで隣組とお寺で執行してきた葬儀が、葬儀社の手にゆだねられる場合が出てきました。もちろん、当地以外では既にほとんどが葬儀は葬祭業に任せるというのが常識になっていることは承知しています。

ところが、この河北町においては、まだまだ古い形の葬儀が残っていて、「それがいい」という意見も多く聞かれます。それだけ隣組制度がまだまだ生きているということなのでしょう。

葬儀を隣組で執行するということには大きな意味があり、単に葬儀だけの意味ではありませんでした。防災上の意味、経済的な意味、信仰上の意味などがあり、詳しくは後日お知らせします。

そんなことを考えて、数年前から色々な機会に話をさせていただいてきましたが、昨年末、宿用院恒例の役員慰労会の席で、役員の中から、今まで通りの葬儀を行っていくために、葬儀を手伝う組織を作ったらどうだという意見が出されました。

「それはいい」という満場の賛同を得て今年から活動を開始すべく準備を進めてきました。

名付けて「宿用院葬祭サポーター制度」。

今度の27日に会合を開き、意見調整してから正式にスタートさせたいと思っています。

詳細はその後に報告させていただきます。

おそらくは、全国的にも前例のない取り組みだと思います。


おなぐさみ

2010年01月22日 20時36分51秒 | 今日のありがとう

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今日の昼、足の治療で医者の待合室にいたら、NHKの番組に黛まどかさんが出演していました。

彼女と一緒に浴衣姿で撮った写真があったなと思い、携帯を見たのですが見あたりません。消してしまったのでしょうか。証拠写真だったのに。

後は特に書くことがないので、おなぐさみに猫の写真をUPしておきます。写メなので画像がよくないことご勘弁下さい。

時々高飛び込みの練習もします。

笑うこともできます。

一番下のぼんやりした猫は宿用院の猫です。今でもなつかない猫なのでよその猫のようです。かわいいけど。


お寺の収入

2010年01月19日 17時45分55秒 | 家族模様

お寺で生活する家族「寺族」と言いますが、その生活はお寺の収入で成り立っています。

お寺の収入とは何かと言えば、ほとんどが法事や葬式の際のお布施です。土地や建物をもって貸している寺ではそこからの収入もあります。その収入は一旦宗教法人の収入として会計処理し、そこから給料をもらって生活するというのが税法上の制度です。

ところが、檀家数も少なく、土地からの収入もない寺では、季節によって収入の差が出てきます。冬に法事をすることはほとんどないので、葬式がなければ収入がほとんどないということになります。

何を言いたいのかといえば、冬に暇だということは、実は収入がないということなのです。

それでも、毎日三食食べますし、電気も使い、灯油でストーブも焚きます。娘の仕送りなどもあるのです。

実際は、生活費のことは母親と家内にまかせっきりで、どうやって生活しているかは知らない極楽とんぼなのですが、時折「そういえば最近仕事してないな」とぼんやり思うのです。

チクリチクリと最近耳にしたような気がするのですが、頭に入っていません。

暖かい春を待つばかりです。


暇は罪悪の元

2010年01月17日 18時48分08秒 | 家族模様

昔から暇なことは良くないことだと思っています。

今日は日曜日だというのにほとんど用事がなく、雪も降らないので雪かきもありません。

こんな時はついついゲーム三昧となりがちです。いけません。暇は罪悪の元です。

Dvc00221 暇なので窓からの雪景色を撮ってみました。白雪に日差しが指してきれいです。

今日は娘のセンター試験の2日目でした。この日のために高校生活を過ごしてきたような部分もあり、子どもたちにとっては一世一代の勝負の日だったと思います。

実際は、うまくいった時にはそれなりの人生が、うまくいかなかった時にそれなりの人生があるだけで、それで人生の勝ち負けが決まるわけではないのです。

ただ、誰にとっても「よかった!」と喜べるのはうれしいことなので、その喜びを共有したいと思うばかりです。

暇なので今日はブログを2本も書いてしまいました。


バカ肉

2010年01月17日 09時11分51秒 | 家族模様

先日足の爪が剥がれた時、中の肉がまだ完全にできあがっておらず、生のまま盛り上がっていた状態でした。

消毒しておけばそのうち乾くのだろうと思って、家にある消毒薬を塗って包帯を巻いて対処していました。

ところが1週間経っても改善せず、包帯を剥がすたびに血が吹き出るので、このままではだめかと思い、昨日ようやく医者に行ってきました。

医者は診るなり「バカ肉だね」と。

家の包帯は肉にくっついてしまうので、剥がすたびに皮が剥がれてまた肉が出てくる、それを「バカ肉」というようで、素人治療の浅はかさを知りました。

「餅は餅屋だからね」と先生。

しかし、肉にバカなものとそうでないものがあるとは知りませんでした。

その話を家内にすると、「あなたの肉でバカでない肉はあるの?」という厳しいお言葉。金太郎飴の如く、どこを切ってもバカ肉のような言われようでした。

少しぐらいはいい肉もあるんじゃないのと思いましたが、成人病のデパートのような内臓と、脂ぎった肉では、反論もできないとあきらめました。

Dvc00218 看護師さんはきれいに親指をデコレーションしてくれました。