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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
5月28日日曜日。
えー、もう5月最終日曜日です。
今週は東京からお送りします。
しつこいようですが、60歳寿命予測で生きてきた私、昨年無事に?満60歳を何事もなく迎え、うれしいのやら、なんだーとちょっとがっかりする気持ちがあったり、大騒ぎした割には別に大きな変化もなく過ごしました。
その後ちょっと考えて、60歳寿命というのは、60歳までに死ぬということもあるけど、年齢60歳の時に死ぬということも含まれるのではないか。
だとすると、満61歳の誕生日までは60歳なわけで…。
ということで、今年5月22日まではその可能性もあると、ちょっと緊張していましたが、それも何事もなく過ぎてしまいました。
ということで、本当に本格的な60代到来です。60代、結構気に入ってます。
色と日本語について少し考えていました。
元々の日本の色に対する概念というものは「明るい」と「暗い」という2種類から始まっていて、それが色の名前となり「あか」と「くろ」になりました。
太陽の光と、光がなくなった暗闇との対比から生まれたものでしょう。
火が燃える色も「あか」となりました。
明るいという意味では「夜がしらじら明けてくる」というように「しろ」もその意味になりますが、そちらは「明らか」の意味が強く、「しるし」という意味からよばれた言葉のようです。
「白日の下にさらす」とか、「白黒をはっきりさせる」という意味です。
そして、その中間の色として「あお」が生まれました。
語源としては「藍色」からの説や「空を仰ぐ」からという説もあるようです。
いずれにせよ「青」は、白や赤と黒の間のあいまいな存在として位置づけられました。
例えば「青二才」や「青春」のように、未完成な、未熟な存在として使われたのです。
青い実が赤くなり完熟することからそうなったのでしょうか。
「君は青いね」と言われると小ばかにされたような気分になります。
明け方、太陽が昇る前の空気は青と表現してもいいと思いますね。黒から白への途中です。
この青には、古来「みどり」も含まれました。
今でも、「青葉」「青菜」「青梅」というように、青が緑を指していることを何の違和感もなく私たちは使っています。
青信号もよく見れば緑です。
あいまいな青の反対の色が黒と赤です。
「素人(しろうと)」に対する「玄人(くろうと)」や、はっきりしたという意味で「真っ赤なウソ」「赤貧(せきひん)」などがあります。
この、「しろ」「くろ」「あか」「あお」が日本古来の色の始まりだということです。
この4つだけが、「白々」「黒々」「赤々」「青々」と形容詞になる色で、それ以外の色、例えば「黄々」とはならないということのようですよ。
そこから始まって、日本には400種以上の色の名前があるとされます。
白が究極の「明るい」であり、黒が究極の「暗い」。
その両極の間に、様々な色の表現が日本語によって作られてきました。「和色」と言うらしいです。
その中から日本らしい色を拾ってみましょう。
白百合色(しらゆりいろ)、月白(げっぱく)、花紺青(はなこんじょう)、群青(ぐんじょう)、浅黄色(あさぎいろ)、亜麻色(あまいろ)、鶯色(うぐいすいろ)、女郎花(おみなえし)、山吹色(やまぶきいろ)、韓紅(からくれない)、江戸紫(えどむらさき)、京紫(きょうむらさき)、藤紫(ふじむらさき)、玉虫色(たまむしいろ)、朱鷺色(ときいろ)、利休茶(りきゅうちゃ)、濡羽色(ぬればいろ)、漆黒(しっこく)
色の区別だけではなく、微妙な色の見分け、表現の豊かさに芸術性を感じます。
その中から自分の色というのを決めるのもいいかもしれませんね。
因みに私は、瑠璃色(るりいろ)が好きですね。
http://irocore.com/
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
5月28日日曜日。
えー、もう5月最終日曜日です。
今週は東京からお送りします。
しつこいようですが、60歳寿命予測で生きてきた私、昨年無事に?満60歳を何事もなく迎え、うれしいのやら、なんだーとちょっとがっかりする気持ちがあったり、大騒ぎした割には別に大きな変化もなく過ごしました。
その後ちょっと考えて、60歳寿命というのは、60歳までに死ぬということもあるけど、年齢60歳の時に死ぬということも含まれるのではないか。
だとすると、満61歳の誕生日までは60歳なわけで…。
ということで、今年5月22日まではその可能性もあると、ちょっと緊張していましたが、それも何事もなく過ぎてしまいました。
ということで、本当に本格的な60代到来です。60代、結構気に入ってます。
色と日本語について少し考えていました。
元々の日本の色に対する概念というものは「明るい」と「暗い」という2種類から始まっていて、それが色の名前となり「あか」と「くろ」になりました。
太陽の光と、光がなくなった暗闇との対比から生まれたものでしょう。
火が燃える色も「あか」となりました。
明るいという意味では「夜がしらじら明けてくる」というように「しろ」もその意味になりますが、そちらは「明らか」の意味が強く、「しるし」という意味からよばれた言葉のようです。
「白日の下にさらす」とか、「白黒をはっきりさせる」という意味です。
そして、その中間の色として「あお」が生まれました。
語源としては「藍色」からの説や「空を仰ぐ」からという説もあるようです。
いずれにせよ「青」は、白や赤と黒の間のあいまいな存在として位置づけられました。
例えば「青二才」や「青春」のように、未完成な、未熟な存在として使われたのです。
青い実が赤くなり完熟することからそうなったのでしょうか。
「君は青いね」と言われると小ばかにされたような気分になります。
明け方、太陽が昇る前の空気は青と表現してもいいと思いますね。黒から白への途中です。
この青には、古来「みどり」も含まれました。
今でも、「青葉」「青菜」「青梅」というように、青が緑を指していることを何の違和感もなく私たちは使っています。
青信号もよく見れば緑です。
あいまいな青の反対の色が黒と赤です。
「素人(しろうと)」に対する「玄人(くろうと)」や、はっきりしたという意味で「真っ赤なウソ」「赤貧(せきひん)」などがあります。
この、「しろ」「くろ」「あか」「あお」が日本古来の色の始まりだということです。
この4つだけが、「白々」「黒々」「赤々」「青々」と形容詞になる色で、それ以外の色、例えば「黄々」とはならないということのようですよ。
そこから始まって、日本には400種以上の色の名前があるとされます。
白が究極の「明るい」であり、黒が究極の「暗い」。
その両極の間に、様々な色の表現が日本語によって作られてきました。「和色」と言うらしいです。
その中から日本らしい色を拾ってみましょう。
白百合色(しらゆりいろ)、月白(げっぱく)、花紺青(はなこんじょう)、群青(ぐんじょう)、浅黄色(あさぎいろ)、亜麻色(あまいろ)、鶯色(うぐいすいろ)、女郎花(おみなえし)、山吹色(やまぶきいろ)、韓紅(からくれない)、江戸紫(えどむらさき)、京紫(きょうむらさき)、藤紫(ふじむらさき)、玉虫色(たまむしいろ)、朱鷺色(ときいろ)、利休茶(りきゅうちゃ)、濡羽色(ぬればいろ)、漆黒(しっこく)
色の区別だけではなく、微妙な色の見分け、表現の豊かさに芸術性を感じます。
その中から自分の色というのを決めるのもいいかもしれませんね。
因みに私は、瑠璃色(るりいろ)が好きですね。
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今週はここまで。また来週お立ち寄りください。