なあむ

やどかり和尚の考えたこと

大震災57 最上中学校 

2011年06月16日 20時47分30秒 | 東日本大震災

今日は最上中学校での「教育講演会」なるものによばれてお話をしました。

体育館にキチンと整列して「体育座り」をしている生徒たちの前へ進むとき、何とテーマソング「まけないタオル」を流してくれました。

プロレスラーになった気分でした。

しかも、そういう教育をされているのでしょうね、入場時から、体ごと講師の方へ向いて迎えるという、システマテックな動きをしていました。

加えて、誰一人おしゃべりをしないで、水を打ったように静かに校長先生の挨拶を聞いているのには驚きました。

中学生ってこんなにいい子でしたっけ。

この学校は特別なのでしょうか。しつけが厳しいとか。

もちろん、悪いことではなく、とてもいいことなのですが、あまりの従順さにかえって心配に感じたのは、昔の中学生だからなのでしょうか。

中学時代を、自分の時間として主体的に、謳歌してもらいたいものだと思います。

講演会の後は「中体連」の壮行会という日程で、保護者の人たちも集まってきていました。

タオルを保護者に買っていただくのだ、と役員の方が言っておられましたが、生徒全員に「まけない」をなどということになったらどうしようと、勝手に困惑していました。あの後どうなりましたことやら。