なあむ

やどかり和尚の考えたこと

長持ちするために

2013年04月16日 23時01分21秒 | ふと、考えた

いくつかのことを同時進行で行っています。

21日の長男の結婚式の準備。佳境に入っています。

27日、宿用院檀家一同の結婚を祝う会。

29日、河北町仏教会の到着当番寺院。

5月26日、宿用院地蔵まつり。やなせななコンサート。

6月1・2日、松林寺集中講座。

6月8日、松林寺大般若会。

6月18日、松林寺、教区護持会当番会場。

6月24~29日、福島特派布教巡回。

そして、10月3~7日の宿用院晋山授戒会の準備も始まっています。

一つ一つこなしていって、今年一年過ごせば、きっと来年は楽になると信じています。

生涯で一番忙しい一年になるだろと思います。

医者からは、あまり疲れ過ぎないようにと言われているので、怠けながら長持ちしたいと思っています。


授戒会へのお誘い

2013年04月06日 06時36分13秒 | 宿用院

今、宿用院では授戒会の戒弟を募集中です。

「授戒会」とは、仏の戒律を受けて仏弟子となる儀式で、最後に仏弟子の名前「戒名」と、その証である「血脈」を授かる修行です。

不本意ですが、キリスト教的に言えば「洗礼式」と「洗礼名」であると言えば分りやすいでしょうか。

残りの人生を、仏教徒としての自覚を持って生きること、それは大変意義深いことだと思います。

東京スカイツリーは心柱構造によって高度と強度を保っていますが、人間の中心にも心柱があれば、人生の困難や荒波にも耐えて充実した生き方ができるでしょう。

人間にとって、その心柱にあたるものが「信仰」です。

授戒会に参加し、仏弟子となることは、まさに自らの中心に心柱を立てる機会だと思います。

修行期間は、今年10月4日~7日の4日間です。参加費である「戒金」はお一人3万円。

全日程参加できなくとも、10月5日・6日の両日出席できれば「正戒」として受け付けます。

修行といっても、荒行をするわけではありません。戒律のお話を聴いたり、礼拝を行じたり、お経を読んだりという日程です。椅子席も用意します。運転免許の学科と実地といえるかもしれません。

お近くの方は「通い」になりますが、遠方の方には近くの温泉施設をご紹介します。

ご関心のある方のお問い合わせ、お申し込みは、メールでyadokai@peace.ocn.ne.jpまでお願いします。

お申込み締め切りは今月4月末日といたします。

尚、この授戒会で受けた戒名が、そのまま葬儀の時に使われるとは限りません。菩提寺の住職様の判断によりますのでご承知おきください。生きている間の心柱ととらえていただければ意味あるものと思います。


地蔵まつり ななさん

2013年04月01日 20時33分36秒 | 宿用院

宿用院地蔵まつりは、今年第24回目を迎えます。

25年前に、外のお地蔵様が雨ざらしでお顔立ちもずいぶんすり減ってきているので、覆い堂を建立したいと発願し、その落慶法要を行ったのを機に始めたものでした。

教化研修所時代に、「寺に人が集まるのには何がいいか」と訪ねたときに恩師は、「三部君、それは祭りがいいよ、10年やれば伝統になるからね」と教えられたのを実践しようと思ったのでした。

以来、毎年開催してきましたが、一昨年はお休みをしました。

そして今回24回目を数えます。私の住職としては最後の祭りになります。

宿用院自慢の「羅漢クラブ」のメンバーが実行委員となり切り盛りしてくれます。

今年のゲストは昨年のアンコールとして、やなせななさんをお招きしています。

今年2月には東根でもコンサートされて、近隣にもファンが多くなってきています。一度聞かれた方はまずほとんどがファンになります。歌にもお話にもそれだけの力があります。

ぜひ大勢の方にお越しいただき感動を共有してほしいと願います。

5月26日(日)午後4時より

 

 宿用院本堂

 

 木戸銭 1000円です。

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