なあむ

やどかり和尚の考えたこと

三ちゃんのサンデーサンサンラジオvol.7

2015年05月31日 07時00分00秒 | サンサンラジオ
♪三ちゃんのサンデーサンサンラジオ!


さーて、今週もやってまいりました、三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。
あなたの好きな一時、おつきあいください。

今日の話はですねえ、まずはこれをご覧ください。

youtube「曹洞宗心の柱」検索

これはですね、曹洞宗東北管区教化センターが配布している教化資料「心の柱」の使い方をドラマ仕立てで紹介する映像です。
企画から制作、校正、監修と関わってきました。

東京スカイツリーは、五重塔を参考にした心柱制震構造で建てられました。
人間も、心の拠り所となる柱を持つことで、波風のある人生も生きていけるのではないか。
心の柱とは何か、それは「信心」。
しっかりとした信心を持つことで、心を落ち着けて生きることができる、それを「安心(あんじん)」という、と語りかけています。

若手女優の是永ともみちゃんが、「心の柱」のパンフレットに出会って、お経を読むことで安心を得ていく、という心の動きを表現してくれています。さすが、女優だと思います。
そして、録音に立ち会ったナレーション。
こちらは、プロのナレーター津野まさいさんが務めてくれました。
そこがプロだということでしょうけど、アクセントの違いを即座に聞き分け、即座に語り分けることができたり、また、映像に合わせてピッタリと読み上げるスピード、さすがだなと感銘を受けました。

いい作品になったと思います。是非ご覧ください。

もう一つはですね、先日、石巻から南相馬まで車で移動した件。
それは何かというと、これも教化センターの用事なのですが、来年センターが40周年を迎えるにあたり、記念事業を企画する委員を委嘱されて企画しました。
どんな企画かというと、来年5年目となる東日本大震災の被災地を、慰霊の行脚をするというものです。
岩手から石巻を目指すルートと、福島から石巻を目指すルートの2ルートになる予定ですが、今回はその福島ルートの下見でした。
6日間という日程でどの道を歩くのか、どこに泊まるのか、どこで慰霊するのか等などを探りながらの二日間でした。
こちらも、決定すれば、フェイスブックなどに情報をUPしながらの事業となるはずです。乞うご期待です。

コマーシャル
最上町赤倉温泉駅前、「阿部支店」。
口コミが客を呼んで日曜日などは外まで行列ができるラーメン店。
この店は、赤倉温泉の阿部旅館の出店として始まり、駅前の食堂としてほとんど唯一の食べ物屋さんでした。
その後、店主が亡くなり店を閉めてしまっていましたが、数年前今の店主が山形から通ってきて営業しています。
自家製の縮れ麺とチャーシューが持ち味。
特に炙ったチャーシューは、箸で持ち上げると途中で切れてしまうほど柔らかく、口に入れると溶けるようです。
店主が一人で営業しているので、混んでいるときは30分待ちを覚悟しなければなりません。
お昼時間を外すなど、工夫が必要かも。

今日のサンサンラジオはここまで。
また来週お立ち寄りください。

三ちゃんのサンデーサンサンラジオvol.6

2015年05月24日 07時00分00秒 | サンサンラジオ
♪三ちゃんのサンデーサンサンラジオ!

さあて、今週もやってまいりました、三ちゃんのサンデ-サンサンラジオのお時間です。
お相手は、三ちゃんこと三部和尚です。

実は、今これを話しているのは5月20日水曜日です。
21日からお出かけが続くので、前もって投稿しておこうと思った次第です。

21日は、法事やコピー機の修理などがあり、夕方教区寺院の集まりで瀬見温泉泊です。
22日、朝8時前の列車で上京、シャンティの理事会があります。
そして次の朝は、なんと朝6時30分からの講演です!。
倫理法人会のモーニングセミナーという会で、お話をたのまれました。
ホテルに5時30分にお迎えがあるということで、前の晩はそんなに飲まずに早めに寝なければなりません。
話の内容は「命の所有権と使用権」というテーマで話します。

その日のお昼には広島に向けて出発。呉のお寺さんで夜の講話会です。
ここ10年来お招きいただき、お話をさせていただいています。
今回は、四摂法シリーズのその三で、「利行は一法なり」というお話です。
その日は広島泊で、次の日山形まで戻りますが、ということで、このラジオが放送されているころはまだ広島か途中の列車の中かと思われます。

ついでに次の25日は、天童で坐禅と講話の会があり、坐禅指導とお話をします。
こちらのテーマは、八正道の「正命・正精進」です。

うーん、立て続けに用事が入ってしまいました。
三本のお話の原稿はとりあえず、揃えたのですが、あとは本番でどうなるかです。

その後も、6月の集中講座が終わるまでは、こんな感じで続きます。
日程表が埋まっているのは心地よいと感じる人間ですが、長距離の移動が続くと体力が消耗する年頃です。
背骨を伸ばして、頭を軽くして、顔を真っ直ぐに向けて、前向きに生きます。
「歩々清風」という禅語があります。
歩けば前から風が当たります。
その風を、下を向かず、顔を上げて、真っ正面で受けます。
自分で起こした風は気持ちいいばかりです。


コマーシャル
最上町、「おおう牧場」
牧場といっても、実は食堂です。
自前の畑で栽培しているそば「最上早生」を使用。
挽き立て、打ち立て、茹で立ての蕎麦の香りは絶品!
蕎麦が中心ですが、ラーメン類もおいしいと評判。
国道47号線上には食べるところが少なく、ここは広ーい駐車場があるので、大型トラックの運転手がよく利用します。
そのため、ご飯が大盛りだったりで、こちらも人気の理由です。
堺田駅から向町方面へ少し下ったところ。広い駐車場が目印。
是非一度お立ち寄りくださーい。

今週のサンサンラジオはここまで。
毎週日曜日はこちらへもお立ち寄りくださーい。
ではまた来週。



三ちゃんのサンデーサンサンラジオvol.5

2015年05月17日 07時00分00秒 | サンサンラジオ
♪三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

さーて、今週も始まりました三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。
お相手は、三ちゃんこと三部和尚です。

早いですねえ、もう一週間が経ちました。
年齢とともに日が経つのが早いとよく言われますが、この番組を始めてから特に早いように感じます。
何か期限が決められていると早く感じるのかもしれませんね。

こういう小話があります。

ある時、お日さんとお月さんと雷さんが旅をしました。
宿屋に一泊して、朝、雷さんが目を覚ますとお日さんとお月さんの姿が見えません。
庭にでも出たかなと方々探してみましたが見当たりません。
宿の人に「お日さんとお月さんを見かけませんでしたか」と尋ねると、
「おや、雷さん、今お目覚めでしたか、ゆっくりでしたね。お日さんとお月さんならもうお発ちになりましたよ」と。
「そうか、お日さんとお月さんはもう発ったか。月日の経つのは早いモンだな・・・」
「ところで、雷さん、あなたはいつお発ちになります?」
「そうさなあ、ワシは夕立にしよう」

さて、先日列車で新潟県新津まで出かけました。
新庄から余目まで陸羽西線、そこから特急いなほで新潟まで、そこから信越線で新津までと、乗り継ぎの列車の旅でした。
日本海の側を南下するのに山側の座席に座っていました。
車窓からの風景は、山にへばりつくように建つ住居や畑でした。
それが、とても機械が入れそうもない、小さな畑ばかりなのです。
そんな畑では、どこも腰の曲がったおばあちゃんが、それこそへばりつくように作業をしていました。
そんな流れる光景を見ながら思いました。

日本の田舎では、こんな風に、わずかばかりの畑を耕して生きてきたんだなあということ。
小さな畑で、小さな家で、行動半径も小さく、わずかな食事を家族が分け合いながら、つつましく生きてきたのだろう、と。
だけど、小さな生活だからといって、幸せが小さいとは言えないのではないか。
それに比べて、大きな家に住み、大金持ちで、方々飛び回って、贅沢な食事をしている人の幸せの方が、大きいと言い切れるでしょうか。
幸せの大きさ小ささは、生活の程度ではなく、誰かと比べるものでもなく、他人からどう見られるかにかかわらず、それぞれがそれぞれの生活の中で感じるものでしょう。
小さな家で、小さな畑を耕しながら、小さな芽を出した花や野菜に、得も言われぬ喜びを感じる。そんなものなのではないでしょうか。
それを誰が小さいと言えるでしょうか。
それが人間というものではないか。そう思いませんか、ねえ、みなさん。


コマーシャル
最上町「封人の家」奥の細道で芭蕉が三日間逗留した史跡。
「封人」とは、国境を守る役人のことで、江戸初期に建てられた庄屋の旧有路家が、国指定の重要文化財になっています。
寄せ棟造りで、土間に馬屋があることが特徴です。
芭蕉は、奥の細道紀行の途中、ここに立ち寄り、雨にふり込められ三日間逗留したとされています。
その時に詠んだ句が
「蚤虱 馬の尿(バリ)する 枕もと」。
江戸時代の生活が感じられる史跡です。
薪をくべた囲炉裏で火を見ながらお茶を味わってみませんか。

さてさて、今週はここまで。

また来週お立ち寄りくださーい!

三ちゃんのサンデーサンサンラジオは、いつでも、あなたの聴きたい時に放送します。
これまでの放送の分も、いつでも、何度でもお聴きになることができます。


三ちゃんのサンデーサンサンラジオvol.4

2015年05月10日 09時50分57秒 | サンサンラジオ
♪三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

さーて、今週も始まりました三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。
お相手は、三ちゃんこと三部和尚です。

今日は、ネパールでおきた地震についてお話ししたいと思います。

みなさんニュースでお聴きの通り、先月4月25日、ネパールで大きな地震がありました。
マグニチュード7.8、死者はネパールの他中国やインドにも及び、その数は8000人を超え、調査が進めば更に増える模様です。
世界遺産の寺院など、多くの建物も崩壊しました。
負傷者も数多く、各国の支援も駆けつけています。
そんな中、5月2日に101歳の男性が救助され、翌3日にも3人の女性が救助されるなど、明るい話題もありましたね。

私が関係するNGO、シャンティ国際ボランティア会もいち早く救援の方針を決め、4月30日には3名のスタッフを現地に派遣しました。
現地からの報告によると、調査に入った首都カトマンズの北西に位置するヌワコット郡、ラスワ郡では、海外の団体を含めどこからも支援の手が入っていないことが分かり、配給を待つ人々から囲まれる一幕もあったようです。

第1次緊急支援として、毛布やマット、ビスケットや乳幼児食糧など、緊急性の高いところから配布を実施しました。
しかし、奥に入れば入るほど被害も大きく支援も必要なようで、今後も2次3次の支援を行う必要がありそうです。
また、シャンティは、これまでの経験とその特徴を活かし、仮設小学校の建設支援などに力を注いでいく計画です。

ニュースというのは、常に新たな話題を追いかけていく性質があるので、変化がないものは報道されないという体質をもっています。
東日本大震災でもそうですが、被災はまだそこにあるのに、どんどん報道は少なくなっていきます。ましてや海外の災害報道などは、一気に冷めてしまうことはどうしようもないのでしょう。
だけどね、報道がないから困難さが解消されたわけではなく、時間が経てば経つほど深刻になっていくことも忘れてはならないと思うのです。
今の時代は、自分が知ろうと思えば、インターネットなどでいくらでも知ることのできる時代ですから、世界の困難な人々にも関心を寄せていきたいと思いますね。

シャンティではネパール支援の情報を発信し募金も受付けています。関心のある方は以下をご覧ください。
http://sva.or.jp/


コマーシャル
山形県最上町、「わくわくファーム前森牧場」
鮮やかな四季の移り変わりとともに、新たな表情が垣間見え、
ふれあいと癒しが溢れる大地で、あなたの大切な人と成長の物語を紡ぐ場所
乗馬の体験や、動物たちとのふれあい
手作りアイスクリームや手作りウインナーなど、ここでしか味わえない食事も魅力
牧場地内には、世界で初めて北極南極の単独徒歩横断を果たした冒険家大場満郎冒険学校もあり、冒険の資料が展示してあります。
春の行楽シーズン、是非開放的な気分を味わってください。

さてさて、今週はここまで。

また来週お立ち寄りくださーい!
なむなむチーン!

三ちゃんのサンデーサンサンラジオvol.3

2015年05月03日 07時00分00秒 | サンサンラジオ
♪三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

さーて、今週も始まりました三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。
お相手は、三ちゃんこと三部和尚です。

5月に入りました。5月は一番好きな季節です。
山が新緑に色づき、山菜が次から次へと顔を出します。
特に雪国にとっては、その忍耐の分だけ心ウキウキする季節の到来です。
でもね、うれしいことばかりではありません。
この陽気で、去年の夏に大発生したマイマイガの卵がふ化し始め、小さな虫がウジャウジャと這い出してきました。これがまたあの蛾になるのかと思うとゾッとします。
今のうちに駆除するのが一番いい方法だということで、殺虫剤を散布しました。
しかし、よく見ると、去年除去できなかった卵の塊がアチコチに残っていました。
本堂の軒先などはとても手の届くような所ではありません。
ということで、親戚にたのんで動力の噴霧器で農薬を散布してもらいました。
それでも残っているものはあるでしょう。また、自分の所ばかりではなく、隣にもその隣にもあるかもしれないので、今年の夏がどのようになるのか、恐ろしい限りです。

そこでね、殺虫剤散布の際に、マスクはしたのですが、それでも薬剤の匂いはします。
前々から疑問に思っていたのですが、匂いがするということは、その成分の一部を吸い込んでいるということなのか、ということ。
薬剤だったら、その薬剤の成分が揮発して、その気体が匂いであるということは、薬剤の一部を吸い込んだということになるのではないか。
匂いがするということはそういうことではないのか。
だとすると、だとするとですよ、ウンコの匂いがするということは、その・・・の一部を吸い込んだということになるのか。
うーん、考えたくない。考えたくないけど考えてしまう。匂いって微妙。

そしてですねー、ボディソープがなくなり、連れ合いに買っておいてねとたのんだところ、彼女が買ってきたのは、「加齢臭を防ぐボディケアソープ」という代物。加えて、ノベルティか何か知らないけれど、「体臭を洗うウェットティッシュ」まで置いてある。
え、そんなに臭いのか、と軽いショック。

くさい話になってしまいました。


コマーシャル

赤倉温泉 「悠湯の宿 湯沢屋」
山間にひっそりとたたずむ昔ながらの旅館
大正ロマン漂う造り
源泉掛け流しの湯で最上のくつろぎを
これからの季節、山菜や最上特産のアスパラをご堪能ください!


さてさて、今週はここまで。
5月の話題から変な話になってしまいました。失礼しました。
また来週お立ち寄りくださーい!
なむなむチーン!