なあむ

やどかり和尚の考えたこと

ガマの油

2011年06月26日 20時12分27秒 | 家族模様

昨日、ある日あるところで撮影されたDVDをみた。私が少し話をしている様子が映っている。

元々、自分の映っているものは見るのも嫌だし、声も話も聞きたくはない。

魔が差した。

この人、何でこんなに口が曲がってるんだ?

この顔をみんなは普通に見てるのか?何で誰も何も言わないんだ?

なんでこうなるのかと顔を動かしてみると、左の口角には力が入ってキュッとつり上がるのだが、右はどうもうまくいかない。意識的にやると非常に疲れる。このせいだ。

何代か前の総理大臣も口が曲がっていたが、「ウソを言うから口が曲がるのだ」と言われていた。

話の中で(それほど)ウソを言った覚えはないが、人前で話すような人はこれではまずいんじゃない?

これはいつからはじまったのだ?癖なのか、生まれつきか、表情筋の問題か。

下の娘も話す時口が曲がるな。

娘ならコケティッシュでかわいい、とでも言えばいいが、親父ではウソつきのほうが相場だろう。

志ん生も曲がっていたんじゃないかな。ふ~ん。

もう一つ驚いたのは、カメラが横から顔をとらえたのがあって、いわゆる横顔を見た。

この男、アゴがないではないか。

何じゃこれは?

アゴと思われる所からすぐ首になっている。

うっすらと上弦の月のようなくぼみが見えるのでかろうじてここがアゴなのだろうと推測される。

その下のだらんとしたズボンのすそのようなものは何だ?

どんな機能があるのだ。

ペリカンじゃあるまいし、そこに食べ物をためておくのか?

いやあ驚いた。これが顔か?おまえはマトリョーシカか。

よくみんな、吹き出さずに見て、何も言わないモンだな。

こんなのを見せられたら少し考えるよな。

何とかしなけりゃならんだろう。

芸能人っていうのはアレだな、自分の身体をよく見るから気をつけるんだろうな。

自分でこれを見たら脂汗出るもの。四六のガマだな。

時々見て油流した方がいいね。

ああ驚いた。