「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

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住民投票の代わり 静岡空港専門家委員会 委員の責任

2008-07-03 23:45:44 | 静岡空港
1座席に6千円の補助。
広告宣伝に10万円の補助。
30人以上集団利用のバス代の3分の1を補助。
県議会の委員会で県が明らかにした海外チャーター便等への補助の具体的内容だ。
このほかにも、修学旅行で静岡空港を利用する場合の補助も。
すべて税金。そしてその利益を受けるのは金持ちを含む空港利用者。県民全体には・・
専門医不在地域で東京などに通院を余儀なくされ、高い交通費に悩む患者の気持は・・
一方、羽田空港。
国際化はさらに進み、7月1日、日本航空が羽田″″`線をデイリーで就航。
さらに24時間空港の利点を生かし、全日空系列の航空貨物会社は夜8時までに出せば翌日到着を謳い上海と香港に貨物機を深夜0時過ぎに飛ばし、秋にはタイと台湾、来年には中国、韓国、ベトナムへも。すべて、羽田発だ。

危機感の募る中部国際空港は国際貨物便の乗り入れが減っていることから着陸料の値下げを検討しているが、その大きな空港に挟まれ、深夜運航できない静岡空港には、開港前にしてもはや出番はない。
貨物空港なる荒唐無稽な妄想も、そのための滑走路延長なる公共事業乱造願望も消えてくれることを祈りたい。
実際、滑走路延長にはさらなる土地収用が必要となることは、現在の滑走路長でも検査にパスできないかもしれないという空港前方の制限表面上の小高い山の現実からも明らか。逆方向に延長しようとすれば、平成13年に書いたとおり
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kuron3.html
谷を埋め「山を作らなければならないという大工事」。
いずれにしても未来はない。

貨物については住民投票の代わりと知事が位置付けた「静岡空港専門家委員会」の愚かさ、茶番ぶりが一層明らかになった。
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kukousp2.html#

マスコミも注目し、責任をもって空港の是非を決した静岡空港専門家委員会
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kukousp.html
これら委員達の中には未だ公的役職についているものもいる。
責任を取るべきは知事だけではない。
良心があるのなら責任という言葉を未来の子供たちに残していただきたい。


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