虫の食った跡があるキャベツときれいなキャベツ
曲がったキュウリとまっすぐなキュウリ
ともに食べても問題ないし、味はむしろ虫の食ったキャベツの方がおいしかったりするのだが、消費者が選好し、高く売買されるのは後者である。
これを風評被害というだろうか。
一方、暫定規制値を下回っているものの放射性物質を含んだ茶葉とまったく含んでいない茶葉はどうか?
いくら「健康への影響を心配するレベルでなく、問題がない」とはいっても、消費者がどちらを好むかは別問題。
暫定規制値を下回って健康への影響を心配するレベルではないといっても、消費者が選好せず価格が下がるのは、それが厳然たる事実に基づくものであって、ないものをあるというような「根拠のないうわさ」による被害ではない以上、風評被害ではない実害(商品価値の毀損)が発生しているという厳しい現実と真摯に向き合わなければならない。
さて、今日発表の中で注目は遠く浜松からも放射性物質が検出されたという事実だ。
<県発表値>
「放射性セシウム測定結果 茶の生葉 飲用茶
小山町 生葉120.17Bq/kg
御殿場市 生葉101.17Bq/kg 飲用茶5.87Bq/kg
富士宮市 生葉105.37Bq/kg 飲用茶5.68Bq/kg
藤枝市 生葉96.11Bq/kg 飲用茶6.11Bq/kg
川根本町 生葉61.87Bq/kg 飲用茶4.29Bq/kg
叶?s 生葉39.83Bq/kg 飲用茶3.99Bq/kg
浜松市(天竜区) 生葉94.62Bq/kg 飲用茶5.50Bq/kg
(暫定規制値及び準用値:生葉500Bq/kg、飲用茶200Bq/kg)」
なお、御前崎で浜岡の影響を調べてきた福島原発事故前の生葉の過去の最高値は0.19Bq/kg(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/771.html)であるので福島原発の影響であることが容易に推測できる。
こうして見ると昨日の沼津の検査結果の低さが際立つが、以前にも書いたとおり(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/762.html)「県による検査の方法、例えば葉の上の部分を調べたのか影になっている下の部分を調べたのかも疑問」であり、1か所当たりの検体数も不明(非公開)で、検証のしようもない。
検査検体の採取法からして公表しないのは、そもそも検査方法について明確な手順の基準を作っていないからであろう。神奈川県の14日発表の検査結果では静岡県に隣接の湯河原からでさえ規制値を上回る結果(680Bq/kg)が出ているだけに、案外、静岡県の検査方法はかなりいい加減なものかもしれない。万が一を考えれば空港の需要予測同様、県の意向を割り引いて評価すべきかもしれない。
曲がったキュウリとまっすぐなキュウリ
ともに食べても問題ないし、味はむしろ虫の食ったキャベツの方がおいしかったりするのだが、消費者が選好し、高く売買されるのは後者である。
これを風評被害というだろうか。
一方、暫定規制値を下回っているものの放射性物質を含んだ茶葉とまったく含んでいない茶葉はどうか?
いくら「健康への影響を心配するレベルでなく、問題がない」とはいっても、消費者がどちらを好むかは別問題。
暫定規制値を下回って健康への影響を心配するレベルではないといっても、消費者が選好せず価格が下がるのは、それが厳然たる事実に基づくものであって、ないものをあるというような「根拠のないうわさ」による被害ではない以上、風評被害ではない実害(商品価値の毀損)が発生しているという厳しい現実と真摯に向き合わなければならない。
さて、今日発表の中で注目は遠く浜松からも放射性物質が検出されたという事実だ。
<県発表値>
「放射性セシウム測定結果 茶の生葉 飲用茶
小山町 生葉120.17Bq/kg
御殿場市 生葉101.17Bq/kg 飲用茶5.87Bq/kg
富士宮市 生葉105.37Bq/kg 飲用茶5.68Bq/kg
藤枝市 生葉96.11Bq/kg 飲用茶6.11Bq/kg
川根本町 生葉61.87Bq/kg 飲用茶4.29Bq/kg
叶?s 生葉39.83Bq/kg 飲用茶3.99Bq/kg
浜松市(天竜区) 生葉94.62Bq/kg 飲用茶5.50Bq/kg
(暫定規制値及び準用値:生葉500Bq/kg、飲用茶200Bq/kg)」
なお、御前崎で浜岡の影響を調べてきた福島原発事故前の生葉の過去の最高値は0.19Bq/kg(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/771.html)であるので福島原発の影響であることが容易に推測できる。
こうして見ると昨日の沼津の検査結果の低さが際立つが、以前にも書いたとおり(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/762.html)「県による検査の方法、例えば葉の上の部分を調べたのか影になっている下の部分を調べたのかも疑問」であり、1か所当たりの検体数も不明(非公開)で、検証のしようもない。
検査検体の採取法からして公表しないのは、そもそも検査方法について明確な手順の基準を作っていないからであろう。神奈川県の14日発表の検査結果では静岡県に隣接の湯河原からでさえ規制値を上回る結果(680Bq/kg)が出ているだけに、案外、静岡県の検査方法はかなりいい加減なものかもしれない。万が一を考えれば空港の需要予測同様、県の意向を割り引いて評価すべきかもしれない。
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