静岡空港利用者数(搭乗者数)の推移
(注)開港初年については月ごとの発表のなかった上海便各月推計データを加味した上で3か年を比較したグラフです。
以下、開港3年目の第3月となる8月実績に基づき傾向を概観する。
<傾向>
開港3年目3か月間の傾向は前年度の4分の3程度の利用者数で推移しており依然として低迷状態が継続している。
国際線にあっては回復の足取りは鈍く、前月同様前年同月比52.8%と、繰り返される知事らのピント外れの外遊トップセールスにより実質的無為無策が続いている。
国内線にあっても、熊本線が廃止されたこともあって対前年同月比90.1%とやはり下降傾向である。
11月からは福岡線の1便減と札幌線と鹿児島線の隔日運航により、静岡空港の需要にとっては実質計2便(提供座席にして約1万席/月)の減便に相当する打撃であり、チャーター便が増えてもまさに焼け石に水の状況である。
結局、今月も国内国際トータルで搭乗率は前年より2.2%アップし、県やその意を受けた一部マスコミは喜び浮かれるのだろうが、肝心の利用者数は前年より26.6%も減るという現実を直視し認識共有しなければ何も変えられないことに気づくべきである。
では、以下に今月の実績を記す。
<平成23年8月までの実績:対前年同月比>
路線:搭乗者数対前年同月比(H23.8/H22.8):搭乗率[H23.8;H22.8]
札幌線:96.9%(10,060人/10,377人):[80.9%;84.0%]
福岡線:121.3%(9,733人/8,022人):[67.5%;54.8%]
沖縄線:97.3%(6,249人/6,424人):[89.8%;89.2%]
小松線:-%(-人/1,748人):[-%;35.5%]
熊本線:-%(-人/2,628人):[-%;54.7%]
鹿児島線:98.3%(3,314人/3,372人):[66.3%;70.0%]
国内定期便計:90.1%(29,356人/32,571人):[75.6%;66.8%]
国内線チャーター便計:-%(0人/0人):[-%;-%]
ソウル線:57.9%(10,997人/19,000人):[80.2%;85.7%]
上海線:68.5%(2,487人/3,631人):[58.4%;69.0%]
国際線定期便計:59.6%(13,484人/22,631人):[75.0%;82.5%]
国際線チャーター便計:12.8%(493人/3,837人):[62.6%;83.2%]
全路線計:73.4%(43,333人/59,039人):[75.3%;73.1%)]
(注)開港初年については月ごとの発表のなかった上海便各月推計データを加味した上で3か年を比較したグラフです。
以下、開港3年目の第3月となる8月実績に基づき傾向を概観する。
<傾向>
開港3年目3か月間の傾向は前年度の4分の3程度の利用者数で推移しており依然として低迷状態が継続している。
国際線にあっては回復の足取りは鈍く、前月同様前年同月比52.8%と、繰り返される知事らのピント外れの外遊トップセールスにより実質的無為無策が続いている。
国内線にあっても、熊本線が廃止されたこともあって対前年同月比90.1%とやはり下降傾向である。
11月からは福岡線の1便減と札幌線と鹿児島線の隔日運航により、静岡空港の需要にとっては実質計2便(提供座席にして約1万席/月)の減便に相当する打撃であり、チャーター便が増えてもまさに焼け石に水の状況である。
結局、今月も国内国際トータルで搭乗率は前年より2.2%アップし、県やその意を受けた一部マスコミは喜び浮かれるのだろうが、肝心の利用者数は前年より26.6%も減るという現実を直視し認識共有しなければ何も変えられないことに気づくべきである。
では、以下に今月の実績を記す。
<平成23年8月までの実績:対前年同月比>
路線:搭乗者数対前年同月比(H23.8/H22.8):搭乗率[H23.8;H22.8]
札幌線:96.9%(10,060人/10,377人):[80.9%;84.0%]
福岡線:121.3%(9,733人/8,022人):[67.5%;54.8%]
沖縄線:97.3%(6,249人/6,424人):[89.8%;89.2%]
小松線:-%(-人/1,748人):[-%;35.5%]
熊本線:-%(-人/2,628人):[-%;54.7%]
鹿児島線:98.3%(3,314人/3,372人):[66.3%;70.0%]
国内定期便計:90.1%(29,356人/32,571人):[75.6%;66.8%]
国内線チャーター便計:-%(0人/0人):[-%;-%]
ソウル線:57.9%(10,997人/19,000人):[80.2%;85.7%]
上海線:68.5%(2,487人/3,631人):[58.4%;69.0%]
国際線定期便計:59.6%(13,484人/22,631人):[75.0%;82.5%]
国際線チャーター便計:12.8%(493人/3,837人):[62.6%;83.2%]
全路線計:73.4%(43,333人/59,039人):[75.3%;73.1%)]