わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

大晦日も遊ぶ@自然史博物館

2013-12-31 | Museumsとイベント
 若息子はここのところ毎晩、お友達(♂)と、ゲームをしながらスカイプで長電話。途中、中座してラーメン作って食べたり、トイレに行ったりしてるけど、よく耳が痛くならないもんだと妙に感心します。しかも、ガールフレンドときゃっきゃウフフで長電話ならまだしも、高校生男子が4人でやんややんや。若息子はともかく、あとの二人はバスケ部のイケメン(長身)、空手黒帯の武闘派(ムキムキ)、アメフト部のラインバッカー(デカい)。イケメンなのにゲームおたく、武闘派なのにゲームオタク、アメフト選手なのにゲームおたく…

 毎晩、夜更かししてワイワイやってるので、当然、朝は寝坊です。だから今日は朝から叩き起こして、お出かけしました。行き先はロサンゼルス群立自然史博物館。目当ては先週から始まった特別展示の「Traveling The Silk Road」です。西安からスタートして、トルファンからサマルカンドを経てバグダッドへ。頭のなかでは喜多郎さんの音楽が流れ、説明を読むときの脳内ナレーションは当然ながら石坂浩二氏。期待していたほどの規模ではなく、小一時間で4600マイルを旅してしまいました。むかしむかしNHKの「シルクロード」シリーズで見た品々の本物にお目にかかれるかも、という期待は外れましたが、雰囲気の良い展示で、たっぷりと浪漫に浸ることが出来ました。

 芸術品等の公開や途中のオアシスの紹介より、本当に「旅」そのものに焦点を当てた展示で、絹や香辛料などの取引された品々や、その運搬方法の説明が中心。らくだの剥製や使われた瓶の再現等、興味深かったです。特別展示場の出口周辺に売店があるのは、アメリカでもお約束ですが、中国、インド、中央アジアから中東の品を揃えたギフトショップの品揃えが素適で、財布の紐を握りしめる手が震えて、うっかり緩んでしまいそうで意志力が必要だった。

  

  

    

 その後は、一昨年オープンした恐竜の化石の展示を見学。息子たちはオープンしてすぐに見に行ったんだけど、私は今回が初めてです。広々とした展示場におなじみの骨格標本がいっぱい。教科書で見た化石の本物に対面すると、いつも大感動してしまいます。中でも目玉は、ティラノサウルスの成体、子供、赤ちゃんの3世代骨格展示(上の写真の一段目左)です。模型だけではなく、貴重な本物の化石も多く、とても見応えのある展示でした。点状がガラス張りに成っていて、自然光がさんさんと降り注いでいるのもいい感じ。影が入っちゃうんで、写真を撮るには曇ってるほうがいいんでしょうけど、年中晴れてるこの辺じゃ難しい。説明を全部読み切れなかったし、インタアクティブな展示もあるので、じっくりと時間を取って満喫したい展示です。平日にまた来ようv

 おとなりのカリフォルニア・サイエンスセンターでサンドイッチと飲み物を買って、バラ園のベンチで遅めのお昼を食べて帰ってきました。一年中温暖なので、冬なのに、沢山のバラが咲いていました。その代わり、どの季節に来ても、このバラ園が満開というのも見たこと無いんですけど。帰り道に図書館に寄り道して、お正月に見る映画借りようと思ったら、今日は閉館だった。残念~



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