なぜ、明快な批判はないのか、なぜ辛口批評はないのか、片側情報だけなのか、これでは、ソフト独裁になり、人々から思考が消える。真実の面白さがない平板人間だけとなり、社会から活力が奪われる。テイタラクが蔓延し緩慢な死が訪れる。元からアウトだ。
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金野 奉晴批判すべき対象はアメリカの覇権主義、戦争主義です。我々が抗議に押し掛けるべきは在日米軍横田基地であり、アメリカ大使館です。国会議事堂前や首相官邸前で抗議するのは対症療法であり、根本治療ではないのです。日本再生の近道は在日米軍一掃です。
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武田 康弘金野 奉晴さまもちろん、金野さんの批判はよく分かりますが、わたしは、元凶は、明治政府が拵えた【天皇教という国家宗教】(靖国思想=国家神道=国体主義)にあると確信しています。日本史上一度もなかった【一世一元の元号制度】で天皇現人神という思想を国民全員の心身に埋め込み(岩倉具視発案)、京都から皇族の長の天皇を【江戸城】に連れてきて、崇めさせる(伊藤博文・山県有朋がまだ14歳の睦人を教育して現人神にした)、ことに象徴される国家宗教が、いまもそのまま(ソフト化されましたが)であることがわが国の不幸の深因だと確信しています。マッカーサーの発案で、現日本国憲法にシンボルという言葉を入れたのは(天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である)、明治政府がつくった【天皇家のお家安泰】を保障し、【米軍】と共に、日本全土を支配し続ける最高の戦略でした。戦後もまだ明治維新政府がつくった天皇教を清算できないので、天皇家と米軍による支配は永遠になっています。ぜひ「明治政府がつくった天皇という記号」pdfをお読みください。必読と思います。
武田康弘