思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

昨日の高湿の猛暑の中、やすみなしで丸一日。 中学体育祭の練習ー連日続きます。

2016-09-06 | 教育

すごい湿度で高温の昨日、中学校体育祭(千葉県我孫子市)の練習は、丸一日、午前も午後もぶっ通し。

みな疲れ切って、給食ものどを通らない子がほとんど、とのこと

途中で、休憩とかないの? のわたしの問いに、「全然なし。」

これが、土曜日の本番までやすみなしに続くとのこと。

猛暑の日はとくに休みを入れ、おやつなど食べさせる(現状は一切禁止)などという「ふつうの工夫」さえない。まるで集団イジメのようですが、倒れたり、病気になっても「自己責任」なのでしょう。

こういうのを「全体主義」というのですが、下のドナルド・キーンさんの記事にあるように、また「ニューヨークタイムス」東京支局長の言うように、

人権意識のある民主政の国からは考えられないのが、わが日本という国の現状です。

これでは、一人の「独立した人格をもつ人間」、「自由と責任をもつ個人」は育ちようがありません。

戦前と同じで「集団人」の日本を維持するための教育に陥っています。人間はいない。いつまでも後進国。

 

武田康弘

 

 

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2 コメント

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同じ間違いは何故続く (澁谷浩之)
2016-09-06 16:03:32
この集団主義は何故止むことがないのだろうか?70年前の戦争ももっと早く講和に入っていればあれだけの犠牲をまして広島長崎の悲劇はなかっただろう。
誰かがおかしいということを言えば済むことかもしれない。
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その通り! (武田康弘)
2016-09-07 01:29:50
まったく渋谷さんの言われる通りと思います。
わたしは、小学5、6年の「政治クラブ」でそう思い、それ以降、半世紀以上にわたり、明瞭に主張し、「正す」ために思考し発言し行動し続けてきましたが、
多くの人は、自分の言葉と行為をもたないのです。それでは人生の充実はなく悲しいです。
実存のよろこびとよき公共世界はほんらい一つです。
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