今日のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」は、
あろうことか憲法を蹂躙(じゅうりん)し、大企業のみ優遇し、福祉を削り、格差-貧困をつくり、アメリカ軍の要望=アミテージの言うなりに軍事費のみ増額してきたまさに「極悪非道」の安倍晋三内閣への厳しい批判のような趣だな~~と感じました。
企業の圧力、卑劣な圧力ー行為に対して、ペンの力で戦う宣言をし、決して屈しない覚悟を示したのです。すっきり気もちよい覚悟の人間が少ないでの、気分よいですね。
権力主義者に委縮し、頭を下げ、何も言えず、出来ず、では、人間としてほんとうに情けないですし、自分として生きている意味=価値がありません。
ほんらいなら、民主政下では、憲法違反の政治権力者は、市民の力で放逐すべきものです。それが原則で、そうでないなら、ヒトラーも許されることになり、全体主義にしかなりません。
政治権力者が自分の個人的な野望を果たすために、税金で面白おかしく好きなことをやる国は、必ず崩壊します。歴史が証明済みです。数の力で自分の好き勝手をし、いい気になっている権力者を支持する国民が多数の国は、ザ・エンドです。ごく一部の財界人と軍事関係者に支配されるのは、《後進的劣等国》のあわれな国民でしかないのですからね。
とと姉ちゃんの気概を持とう!!(笑)と言いたくなります。番組では直接に政治をターゲットにしたのではありませんが、同じことです。
権力悪・政治悪と闘わずしては、精神の豊かさや人間の輝きや美しさは生まれません。迎合者は、いやらしい人間、醜い人間、臭い人間で一生を終えます。善美に憧れるほんものの人間は、けっして権力悪を許さないものです。公共性を取り戻したいものです。
武田康弘
野党を批判する人のほうが圧倒的に多いだけっていうのが現状ですから、まともな野党が出てくるまでは待つしかないでしょうね。
それが民主政ですから。