思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

自国の侵した罪と自国の悪を誤魔化さずに真正面から見据える人であってはじめて自国をよくすることが可能になる。

2023-08-21 | 社会思想

個人でも同じだが、自分が所属する国の場合も
その問題点、間違いや犯した罪を真正面から見据え、逃げずに反省し、新たな世界の扉を開ける勇気がある人のみが、自他を向上させ、明るい公共世界を拓くことができる。

日本では象徴と規定された(マッカーサーがシンボルとした)天皇が、自らの罪を認めず、誤魔化したために、上位者はみなその真似をする。日本の場合、明治政府がそれまでの日本史を捻じ曲げて天皇教という国家宗教(現人神というカルト)を拵えたために、すべて嘘の上塗りとなり、民族全体として悲喜劇に墜ちた。

新たな日本は、まず、江戸城に住む天皇家を京都御所に戻して伝統を回復すること、皇族に人権を与え、同時に大きな特権や特別待遇をやめることからスタートする。これは原理であり、避けて通れない。主権在民を現実のものにするために、それは必須の営みだ。

武田康弘

 

 

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