思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

トルーマンとマッカーサーの戦略通り、天皇教・制を最大限利用して、日本人の家畜化に成功したアメリカ。

2024-06-09 | 社会思想
土田 修 さん

わたしが以前から主張し、それは参議院調査室の職員からその通りと思うと取り上げられ、「立法と調査」(参議院調査室発行)に私自身が書いた論考なのですが、
明治からの日本の支配構造は、「天皇教+官僚主義+東大病」の三者一体なので、主権在民の民主政(制・性)=対等で自由な市民がつくるルール社会にはならず、いつまでも「上位(今の最上位は米と天皇)下達」の社会・国が続いてしまいます。

大戦後のアメリカ政府は、トルーマンとマッカーサーの戦略通り、天皇教・制を最大限利用して、日本人の家畜化を成しましたが、今の日本人の教育観(東大を頂点とする受験知による能力評定)では、マスコミのみならず、一応エリートとされる職にある人は、右も左も思想に関係なく、「天皇教+官僚主義+東大病」の枠内で、自身がそのどれかの価値を体現していれば、ドツボに嵌り抜けられません。

永遠の「天皇教+官僚主義+東大病」の日本と日本人で、人類文明という発想や生身の誇らしい人間として堂々と生きる、は始まりようがないと感じ想い考えています。

アメリア政府は「日米地位協定」で日本を身動きが取れない状態にし、駐留アメリカ軍は「日米合同委員会」で米軍の意向を日本の官僚たちに伝えそのおとりに動かしていますが、それも天皇教=天皇制によります。「天皇教+官僚主義+東大病」の日本と日本人は、明治政府が極めて人為的に創作した一神教もどきの宗教思想が生むパワーとシステムです。

天皇家(天皇という称号は平安初期の村上でおわり、復活した天皇という称号は、江戸後期の光格から徳仁さんまで8名だけですが)を守り安泰にしてくれたアメリカへの特別な感情と思いは、米軍の意のままの日本を永続化させます。

明治政府がつくった天皇という記号」pdf は、ぜひ皆さまに見ていただきたいと願っています。

武田康弘
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