思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

すべて嘘と誤魔化し=最高責任者が責任を取らずに「言い訳」に終始するのが、日本の文化となった。

2018-05-31 | 社会批評

加計学園のトップが、親友・安倍晋三を守るために事務局長にやらせたサル芝居には、誰もが吐き気をもよおした事と思います。

森友は、関係者全員が不起訴!!?? 頭脳明晰の元検事で正義の味方・郷原信郎さんの言う通り、『検察崩壊』です。

日本という国家が根元から朽ちていくのを目の当たりにして、正常な人は、憤りを通り越して、言葉もないでしょう。

21世紀最初のピュリッツァー賞を受賞した大書「HIROHITO」(日本語版名は「昭和天皇」)の著者ハーバート・ビックスは、「大敗戦のあと、最高責任者(天皇裕仁)が責任を取らずに、その地位に留まったのは、世界の歴史上はじめてのこと、その国がどのようになっていくのか」がこの大著を書かせた重要なテーマだと言いました。ここまで堕ちるのです。ついに経験したことのない次元にまできました。

いよいよ最後を迎えるのでしょうか。それを食い止めるのは、良識を失わない自立した精神=シチズンシップをもつ市民だけです。立憲民主党などの野党と力を合わせて、新しい日本を開かなければならない、と強く思います。

罪を認め、正直に話したのは、ただ一人、若干20歳の宮川選手だけ、というのが日本の国の現状です。わが国の「エリート」、最高の地位にある人は、みな悪賢い人のようです。顔は汚く、目は濁っています。


左から二番目が郷原信郎さん


武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員)

 

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