思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

君たち、安倍首相、自民党議員、よく聞きなさい!現代の偉人=中村医師の言葉を!! 遺言となったハレンチな安倍首相への根源的批判です。

2019-12-04 | 社会批評

以下は、安倍首相と自民党を厳しく批判する4年半前の中村医師のことばです。

訃報を前に、わたしは涙を止めることができません。同時に、安倍晋三という男=国家を私物化し悪業の限りをつくす首相への激しい憤りの感情=公共的怒りをもちます。
安倍を支える自民党の議員の猛省を促します。

君たち、安倍首相、自民党議員、よく聞きなさい!現代の偉人=中村医師の言葉を!!

2015-02-06 | 社会思想

現代の生ける偉人=中村医師は、アフガニスタンで「」のように尊敬されています。

愚かな日本政府の人々よ、自民党や右派の政治家たちよ、心して聞きなさい!

彼は、誰よりも何よりも、アフガニスタンの大勢の命を救うことで、同時に日本と日本人に貢献しているのです。

日本政府からは1円の援助も受けず、その奇跡のような大事業を為し続けています。

戦前の「日本主義」にとらわれた人々よ、いい加減に目を覚ましたらどうですか!

深い感動なくして中村医師の言葉を読むことはできないはずです。


武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室客員調査員 国会職員に哲学と憲法の哲学的土台を講義)

http://www.magazine9.jp/interv/tetsu/tetsu.php 
(太字・色字は、武田による)


中村

 それでも、いまでもほかの国に比べたら、日本への感情はとても親しいものです。この感情を大事にしなければならないと思うんです。湾岸戦争のときに、「日本は血も汗も流さずお金だけばら撒いて、しかも国際社会から何の感謝もされなかった。それが、トラウマになっている」なんて、自民党の議員さんたちはよく言うようですけど、なんでそんなことがトラウマになるんですか。「お金の使い方が間違っていた」と言うのならいいのですが、「もっと血と汗を流せ」という方向へ行って、とうとうイラクへは自衛隊まで派遣してしまった。僕は、これはとても大きな転回点だったと思っています。
  これまでは、海外に軍事力を派遣しない、ということが日本の最大の国際貢献だったはずなのに、とうとうそれを破ってしまったんです。これは、戦争協力ですよね。そんなお金があるんだったら、福祉だの農業復興だの何だの、ほかに使い道はいくらでもあるというのに。

編集部

 ほんとうにそうですね。お金をどのように使うか、国際貢献とか国際援助とかいうのなら、最初に中村さんがおっしゃったように、まず「生存」のために使うべきですよね。

中村

 日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきなんです。現地で活動していると、力の虚しさ、というのがほんとうに身に沁みます。銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。当たり前のことです。でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。緑色に復活した農地に誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。それを造ったのが日本人だと分かれば、少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。それが、ほんとうの外交じゃないかと、僕は確信しているんですが。



9条は、僕らの活動を支えてくれる
リアルで大きな力

編集部

 そう言えば、雑誌『SIGHT』(07年1月)のインタビューで、「9条がリアルで大きな力だったという現実。これはもっと知られるべきなんじゃないか」とおっしゃっていましたね。

中村

 そうなんですよ。ほんとうにそうなんです。僕は憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。でもね、向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。

 武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。

 
編集部

 その体で実感した9条を手放すことには、どうしても納得できない。

中村

 具体的に、リアルに、何よりも物理的に、僕らを守ってくれているものを、なんで手放す必要があるんでしょうか。危険だと言われる地域で活動していると、その9条のありがたさをつくづく感じるんです。日本は、その9条にのっとった行動をしてきた。だから、アフガンでも中東でも、いまでも親近感を持たれている。これを外交の基礎にするべきだと、僕は強く思います。

編集部

 お話を伺って、中村さんたちの活動は、それこそ「ノーベル平和賞」に十分に値するものじゃないかと、とても強く感じました。これからも、ほんとうにお体や健康にお気をつけて、素晴らしい活動をお続けください。

 本日は、長時間、ほんとうにありがとうございました。
中村

 はい、こちらこそありがとうございました。第2期用水路建設に向けて、もっと日焼けしてきます(笑)。

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「こんなバカな政権はない。憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はない」 現代の偉人=中村医師のことば。

2016-10-30 | 社会批評

 

アフガニスタンで大変な尊敬を集める日本人=現代の偉人としてNHKでも幾度も紹介されている医師の中村哲さんは、たった一人ではじめた大灌漑事業で、水を引き、砂漠の緑地化に成功し、それによりアフガンニスタンの多くの人の命を救いました。彼のめまいがするほどの大事業は、日本人への多大な尊敬の念を生みました。

それをもとから破壊してしまうのが、いまの安倍自民党政権で、海外派兵への道を拓くために、違憲の法改定を数の力で次々と行っています。歴代自民党総裁も言葉を失う稀代の悪行ですが、それを平然と進めています。彼の戦前日本への郷愁=ウヨク思想は自身の行為を正当化しますが、そのような言動は日本の良心を元から消去してしまいます。

以下は1年前の中村医師の講演録です。
安倍首相以下の閣僚、自民党員、その支持者の方は特によく話を聞き、反省する必要があります。反省しないなら、国を台無しにする「非国民」になりますよ。

中村医師は、「こんなバカな政権(米軍との一体化を目指す安倍政権)はない。安倍政権がアフガニスタンに出現したなら、私はもう何十回か暗殺されている。憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はない」と話しています。

自分のブログを見る


以下は、全文です。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/ahuganisutanniinotinomuzuwo.html



※実は、この中村医師の言葉には、近代憲法に対する誤解があります。
中学の公民の教科書にも明瞭に説明されている「立憲主義」とは、為政者に対して主権者である人民(国民)が、政治統治の理念を示し、守らせるものですので、
主権者の国民が守る、という言い方は、ほんとうは間違いなのですが、中村医師の心情はよく伝わります。
その点は誤解なきように。


武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室客員調査員 国会職員に哲学と憲法の哲学的土台を講義)

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2015年2月6日に出した元の記事に、「いいね!」を1万2千件を頂きました(2019年12月4日から8日の間)。
この記事は出したときに、1万5千件を超える「いいね!」を頂きましたが、NTTのBlog管理の変更に伴いゼロ(すべてのBlogがゼロ)となってしまいましたので、今の数は、ゼロからのものです。哀しみの中ですが、ありがたいことです。

 

コメント (1)
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