ロードスターでルート６６を走る(PLANES OF FAME 航空博物館)

チノにあるPLANES OF FAME 航空博物館本館を視てきました。実際に飛べるゼロ戦が保管されている博物館で有名ですが、それ以上にすごい飛行機がいっぱい展示されていました。



まずびっくりしたのがダグラススカイロケットです。
つい最近この飛行機で音速の2倍を超えたクロスフィールド氏が亡くなったばかりです。
本館から少し離れたJET MUSEUMにありました。
飛行機は展示されているというよりは倉庫に置かれているという状態ですが、３機作られたうちの一機でしょう。

スコット・クロスフィールド氏の死も参照してください。



太平洋戦争末期に開発されていたロケット戦闘機「秋水」です。
小生は数年前、名古屋の三菱重工に復元された「秋水」を見学にいっています。
「秋水」見学参照してください。




「秋水」開発の元になったドイツのMe163です。
このロケットエンジンの実物は何故か日本にあり、昨年見学にいってきました。
ロケット・モーターを参照してください。

天井にぶらさがっているのは、驚くなかれホルテン（Horten）兄弟の無尾翼グライダーです。



いちばんびっくりしたのがBa349ナッターです。
第2次世界大戦末期にドイツで開発されていたロケット迎撃機です。
垂直に打ち上げられ敵機に近づき、前部首にある24発のロケット弾を発射するものです。パイロットは一応脱出予定です。
この実物がみられるとは思わなかった。

Bachem Ba 349参照してください。




これは隣の海軍系の航空博物館のレストア場所にあった「桜花」。爆撃機に吊り下げられたロケットを人間が誘導して敵艦に命中させる人間爆弾です。

まさにロケットずくしでした。

今日はサンタ・モニカに泊まっています。思ったより寒いです。