むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

明日は雨模様かな・・・・?

2015-07-15 22:14:32 | 日記
週半ばの水曜日・・・・

先週末から続いていた東京地方の猛暑ですが 台風接近のおかげで一段落となるのでしょうか・・・? 天気予報によると 明日の東京は朝から雨模様となる様子・・・、台風の影響が関東地方にどの程度あるのかは 判りませんが まずは灼熱地獄は今日で一旦終わりになりそうです。 もっとも その代り 纏わりつくような蒸し暑さになるのかもしれません・・・・ どちらが良いか?なんて 云われても 「どっちも嫌だ!」と答えるだけなのです・・・・(笑)。このところ局地的な自然災害ばかりが目立っているので 今回の台風には おとなしく過ぎ去って欲しいと思うばかりなのです・・・・。

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さて、今日の話題ですが・・・・ 久しぶりにミリタリー分野から

今週末 英国で開催されるRIAT ( Royal International Air Tattoo : 英国空軍国際航空宇宙ショー) への出展?が決まっていた 我国のP-1哨戒機2機が 本日 無事にフェアフォード空軍基地にに到着したとのこと・・・。 移動経路を見てみたら 厚木から太平洋を横断、さらに米国大陸上を空輸して大西洋へ至るというものでした。航続距離8,000Kmと云われるP-1ですが 海外展示は今回が初めてのことで パイロットの方々もホッとしたのではないでしょうか? 武器輸出緩和の一環とはいえ 純国産航空機の海外展示を実現したという事は戦後日本における金字塔として将来語り継がれる事かもしれません。 今回英国に向けて飛んだのは5004号機と5007号機の2機だったようです。 この2機はRIATで展示飛行も含めた出展終了の後、今度はジプチに展開して 高温環境下での性能確認等を実施するとの事・・・ いや~っ、抜け目無いですな~っ!  個人的には今回のP-1のほか、US-2も出展して欲しかったように思います。 もっともUS-2の場合は フェリー飛行するだけでも相当大変な事だと思いますが 第二次大戦終了後、連合軍技術者たちを唸らせた 二式大型飛行艇の 真の発展型であるUS-2を是非 現地の人々に見て貰えれば素晴らしい事だと思うのです・・・。

今回の海外展示・・・ 実際に他国への売り込みに繋がるものとは思えませんが 日本の防衛産業のレベルを測る上では極めて有効に機能する事でしょう。英国は 以前よりP-1に関心がある、との意思表示をしておりましたが 普通に考えれば 米国製P-8の購入に動くのが妥当でしょうね・・・。 P-8は米国内での混沌とした仕様決定に振り回された感がありますし、そもそも多数のドローンを用いるシステムを基本としているようですから P-1と開発コンセプトが異なるので 一概に優劣は語れませんし・・・。何はともあれ ニムロッドの退役後は 長きに渡って一線級の哨戒機を保有していなかった英国の事ですから 早く新型哨戒機を保有したい、というのは確かな事でしょうから・・・・。 P-8はB-737ベースという事で維持管理コストに大きなメリットがある、と報じられている反面、オプションのドローンをどれだけ揃える事が出来るかで 性能が決まってしまいそう・・・・ そのドローンが結構高価だったりして・・・・。

最後に個人的な希望として このP-1とUS-2のプラモを製品化して貰えませんかね~っ。 飛行機って事でハセガワさんが手を挙げてくれたら最高だけど、 今の時代、こんな大型機のプラモなんて とてもじゃないけど1/72スケールでは無理なんだろうな・・・! なんせ金型彫るだけでもかなりの費用が掛かりますし・・・。 P-8のほうは旅客機キットの焼き直し(・・・なのかな?)って事で1/200 スケールで先日製品化されたばかりだけど、この国産両機だけは1/72で欲しいのです・・・。 年代モノとはいえ 長谷川さんはP-3CとUS-1を出しているので 作り比べが楽しめるだろうし・・・・。 ちなみに自分は20年ほど前に US-1のキットを購入~組立途中で頓挫していたのを思い出しました・・・(笑)。もっとも これの組立を再開したところで あの大きな機体を駐機する場所なんて無いんだけどね・・・・。そういえば二式大艇のキットも同じ理由で頓挫してるんだった・・・。 やっぱり1/72では完成後の維持管理が出来ない!っていうのが現実なのかもしれませんね・・・(笑)。自分で言ってて 納得しちゃった・・・・。