遂に始まった今年の東方神起全国ツアー「LIVE TOUR 2014 ~TREE~ 」。もう先月のことですが、名古屋公演にしっかり参加してきました。というわけで、ネタバレ全開でその思い出を記録します。全開ですよ。あとは6月の京セラ行く予定\(^o^)/
1. Champion
2. SCREAM
3. Disvelocity
男らしいパフォーマンスで幕開け。実はというか案の定というか、私はSUPER JUNIORにハマり過ぎたせいで、新作「TREE」をそこまで聞き込んでなかった。その状態でハードな冒頭3曲を浴びたもんだから、「ほら!お前本来はこっちだろコラァァ!」と言われてるようでハッ!っとしました。好戦的なボーカルとキレキレのダンス。そうだ、これが私の愛してやまない東方神起先輩だった…!気づいたらもう夢中で叫んでました。最初から飛ばし過ぎて、この先体力持つのかな私…?って若干不安にもなったわ。「SCREAM」が特にたまらなかったな、ここは。首をカクカクする振り付けがハードな中に可愛いさを添えてくれる~。
ここで2人の挨拶。挨拶の時のBGMが今までに無い感じで新鮮だった。前まではTHE オープニング挨拶って感じの定番ぽい曲だった気がするけど、「Disvelocity」の力強いビートを引き継いだような、とにかく興奮を煽る感じのBGMだった。いいよいいよー!
4. Cheering
5. 愛をもっと
「Cheering」はちょっと「OCEAN」に似てるかなー?とライブで聴きながら思った。地に足が着いた「OCEAN」つーか。2人を背後から照らす、爽やかなカラーのLEDがきれいだったな。自然の恵みを表現したような…。
6. Breeding Poison
7. 信じるまま
8. B.U.T
ここのパートからはハードな曲ゾーン。「Breeding Poison」の、どんどんテンポが速くなってく所で私の心拍数もガンガン上がるので困った。「B.U.T」は歌うと思ってなかったので大騒ぎした。去年のファンクラブイベントでもやってくれたけど、イベントとライブのテンションは違いますからね、やる方も見る方も。マジで…かっこよかった…東方神起にいっさいがっさい夢中!
9. I love you - Full Version -
「TREE」収録曲で私が一番好きなバラード曲。ピアノとともに静かに始まるので、2人の歌声と歌詞の世界に思いっきり入り込める。ファンも一気に静まりかえって歌に集中する。2人の歌はどんどん進化していくね。ユノの声にぶっ飛ばされるなんて、少し前までは考えられなかった。チャンミンの声は昔に比べてかなり伸びやかになっている気がする。
10. With All My Heart ~君が踊る、夏~
突然ぶっこまれた5人時代の曲。しかも末期の。騒動が既に起きてファン達が動揺し続けるバタバタ状態の中リリースされたベストアルバムに収録されたバラード。確か、何か地味な映画の主題歌になってたんじゃなかったかなー?そして「THE ジェジュン節!!」って感じのハイトーンが印象的な曲だった。なんでこれ選曲したんだろ?誰の提案?本人達だとしたらよく覚えてたなこれの存在。ジェジュンのパートを今はユノが歌ってるって、本当に不思議な感じね。
11. Wedding Dress
「OCEAN」のカップリングという微妙なポジションのせいで?ほぼノーマークだった曲。でもこの曲化けましたねぇライブで。個人的にバァーン\(^o^)/と胸を撃たれた一曲。円形のセンターステージがゆっくりとせり上がって、それを取り囲むように噴水が!ジャニーズっぽい豪華演出でした。ステージ、まるでウェディングケーキみたいだった…。噴水に反射してキラキラ輝く照明が綺麗で、歌ってる2人もとても良い笑顔で…「ここは楽園か?」と…。ロマンチックな曲の世界をストレートに表現した演出で、「なんなんだよ。乙女なのか?SAMさんて」とか思ってしまいました。ここでは男女ペアのダンサーさんが2組登場してカップルダンスを披露。片方のペアの方々は本当の夫婦だそうです。後で知ったけど、この曲はドンへ&ウニョクのアルバムに入ってる大好きなバラード「君が泣いたら」と同じ作家さんなのね。
この後はダンサー紹介。東方神起の過去曲に合わせてダンサーさん達が2人ずつ踊る。ここで使われた曲は今回のツアーで歌うことは無いってわかってるので、「Super star」流れた時「えぇっ…」ってちょっと思いました。そして「Nobody knows」流れた時はびっくりしました。5人時代の曲で個人的にか~なり好きなのよ地味だけど。また、今回のツアーで初めて登場した女性ダンサーさん2人にときめいた。「MAXIMAM」で踊ってたよね。超かっこよかった。
12. Hide & Seek
13. Crazy Crazy Crazy
14. Good Days
「Somethimg」祭りに隠れてて、シングルA面なのにほぼ空気だった不憫曲「Hide&Seek」はノリノリな曲だけあってとりあえずライブ映えしていた。ヘドバン神起でした。「Crazy~」のドタバタ感もツボだった。この辺はライブ後にやっとピンと来た感じ。
ここでMC。覚えてる事を箇条書きで。
■低い声でシャウトすることをファンに要求するチャンミン。「「アタシは女性じゃない!これ以上ないくらいの低い声!出してやる!」って感じでお願いします」とミン。ミンが女性口調で「アタシ!」って言う時の面白さ一体なんなの。
■「今日の名古屋は本当に熱いですね!」と定番MCした後、花道をスタスタ歩いてメインステージに戻りながら「本当、びっくりしたわ…」と普通っぽい口調で呟くユノが面白過ぎた。
■怪我をした足がヤバイとユノが口にした時、「ヤバイって、良い意味のヤバイですよね?」とフォローするチャンミン?
■「初めて東方神起のライブ来た人ー?」と聞くと、パラパラ手が上がる。「初めての人は、初めは「東方神起ってなーに?」って感じだと思うけど、終わる頃には「ワー!!キャーー!!」ってなってるからね!」とユノ。この、「東方神起ってなーに?」の言い方がめちゃ面白くて、テンポも良くて、ユノの日本語漫談スキル上がったなーとしみじみ。
15. チャンミンソロ
16. ユノソロ
ここでソロコーナー。去年爽やかロックで弾けまくったチャンミン今年は静かなバラードをチョイス。声を震わせながら伸びやかな声を披露。対してユノは、去年の10周年ライブを思わせる弾けたロック。ガッツリ自分の世界に入って歌うチャンミンと、ファンとコールアンドレスポンスしまくるユノ。お互いに「らしい」ソロ。
ユノソロの次はバンドメンバー紹介。ここの曲ジャズっぽくてこれまた素敵であった。過去のツアーと雰囲気ガラっと変えて来ましたね。なぜ今回のバンド紹介の曲がジャズになったかというと……
17. Spellbound(Japanese ver.)
18. Something
…この2曲に繋ぐためですね!個人的にこのツアー最大のハイライトゥ~(「SPY」のキュヒョン調で)でした。事前にTwitterでチラっと見てしまったのでスリスリ(Spellboundのことです)の日本語verやるのは知ってたんだけど…知ってても感動したぞコノヤロー\(^o^)/だってまず生演奏なんだもん!この曲のMV何回も見たよ音源も何回も聴いた。素敵な曲だわ~って思ってたよ。でも、やっぱライブverのスリスリの威力には敵わないわ。今回の生演奏TREEツアーverで、ファンキーなスリスリの素晴らしさはさらに跳ね上がりましたね。鳥肌が、もう、ぶあーっと!ぐぇっ!と胸元を掴まれる感じが!スリスリに関してはもう音源だとちょっと物足りないですよ。で、ゴージャス生演奏をバックに、MVでのパフォーマンスを再現していく東方神起。衣装も当然ばっちり決めています。チャンミンしっかりトランプ持っててなんかワロタ。この曲のバックダンサーはMVでは全員女性だけど、ライブでは男性も混ざってて、なんだか力強さがアップした印象。2人は日本のライブのために日本語歌詞で歌ってたが(徹底してますねここは。絶対日本では日本語で通す)、ほぼ聞き取れずwサビは「君と歩いた道 君と交わしたKiss」と、ほぼ直訳で歌ってたように思うけどどうだろ。
そして「スリスリ」の後は、まさかの小芝居コーナーw映像ではなく、MVの世界そのままのカジノで遊ぶ2人の周囲で起こるアレコレを、舞台上で披露してくれました。なにこの気合い入った演出!MV見たSAMさんが「おしっ!この華麗な世界をさらに進化させてやる!」と燃えた結果なのだろうか。普通こういうの映像で見せると思うんだけど…さすが劇団神起。チャンミンの演技わざとらしくて笑った。
そして小芝居の後はお待ちかねの「Something」。MV見た時からずっと待ち焦がれていた…ロープを使った複雑フォーメーションの華麗なるダンスを遂に生で拝んだぜ!。2人はもちろん、ロープダンスをサポートするダンサーさん達の動きも生々しくてドキドキしたなぁ。舞台上の全員が本当に忙しなく動きまくる。2人だけじゃなく、全員の様子を観察したくなる。軽快で楽しげな曲調だからか、複雑なフォーメーションのダンスでも、余裕な顔してスイスイ乗りこなしていくのを見て、「おいおいどこまで心を奪いやがるんだお前ら…」と思いましたね…。チャンミンの「らうんらうんらんらんらんらん!」では、迷うことなくペンライト回しました。
今回のライブも例によって曲間で様々な映像が流れたのだが、ここの部分で流れた映像の破壊力は凄まじかった。東方神起の2人が、人形みたいに小さな、大量の自分の分身を使って、ペーパークラフトみたいな素材で町を作ってく…みたいな。絶叫でしたね、みんな。悶絶。くっそ可愛かった…ここまで散々カッコつけてきたくせになんなんだよこの落差!!ここ、DVD化されたら真っ先に見るだろうな、間違い無く。終わった後、一緒に行った先輩や隣の見知らぬ女の子グループ達と、「今のなにーーー!?」って大騒ぎしました。あぁ…。
19. Why? -Keep Your Head Down -
20. Easy Mind
21. Humanoids
ここのブロックの曲の並び見るだけでもはや笑える件。あえて方向性バラバラの曲を突っ込んだんだろうけど、鬼の形相でパフォーマンスした「Why?」の後、ワイワイガヤガヤポップ曲「Easy mind」のイントロ聴こえてきてずっこけたわよ。そして、この曲のラストで、ほっぺふくらませて必死に口笛するユノに爆笑した直後に「It's time…」と、「Humanoids」のナレーション聴こえてきて「えぇぇぇぇぇ!?」って。このツアーでやると思ってなかったよコレ。「Humanoids」は確か、去年のa-nationからダンスが少し変わったんだよね。かがんだチャンミンの背中の上を、ユノが転がるのですよ!かっけー。
22. TREE OF LIFE
この曲はイントロが凄く好きです。ちょっとゾクっとするほど好き。今年の初め、東方神起のニューアルバムのタイトルが「TREE」って知った時、「木って……ww」ってみんな思ったけど、今は素直に良いなぁと思える。物凄くたくさんの解釈が出来るキーワードだよね。
本編はここで終わり、アンコール待ちしてると、自分の居るブロックの人たちがみんな後ろを向き始めた。こ、これはまさか!?前の席の女の子が「後ろから2人が来ますよ~」と教えてくれた。や、やっぱり。この日私達はアリーナの後ろから4番目ぐらいに座ってたので、彼らが出てくると思しき出入り口は本当にすぐそこ。こ、ここから出てくんのかよ東方神起!
23. miss you
おい本当に出て来たよ東方神起!その入り口、私も会場入る時に通ったよ!私が居た方のブロックにはチャンミンが降臨!さささーっとステージへ走って行ったので見られたのはほんの一瞬ではあったが、彼の輝きはしっかり目に焼き付いております。反対側にはユノが居たわけだけど、なんか触りまくる人だらけで酷かったらしいね?最悪だよ。そういうことあると、もうこんなありがたい演出も無くなるよ?Twitterで見たけど、東方神起は妖精だと(笑)。不躾に触ろうとすると消えちゃうけど、見てるだけなら凄く優しく微笑んでくれるんだと。「miss you」は5人時代の曲でリリースは8年前!「止まっていた僕らの時間が 突然動き出したよ」という歌詞の所で、5人がピタっと静止する振り付けが好きだった。ノリノリな曲だけど、「あの日出会えなければ こんな気持ち知らずに 街角ですれ違って 終わってたのに」と、歌詞はとっても切ないです。深読みしていいですか?
24. Sweat ※新曲
25. OCEAN
26. Somebody To Love -2011 Version-
アンコール明けに新曲披露するのが定番の東方神起。「Sweat」は熱気むんむんのジャズ。今年の夏曲はちょっとだけ攻めてる!ちょっとだけな!韓国のアルバム「Tense」を聴いたavexのスタッフがやっと重い腰を上げてくれたのか。「OCEAN」はライブ中ではなく、ライブ後に「あの時楽しかったなー」としみじみ聴く時の方が威力あると思います。「ウガウガジャカジャカ」コール今回なかったね。ユノ飽きた?
27. Good-bye for Now
最後の曲はやっぱりこれだった。「まて会う日まで~!」と、カラっと明るくお別れしようとするレゲエ調の曲。「ぱるっぱっぱ~」というフレーズをみんなで合唱させようと煽るユノ可愛過ぎてこまる。対してチャンミンは、サインボールが入ってたカゴをかぶり、いざ取り外そうとしたら引っかかって取れない、というアホさ。曲のラストでは、大量の葉っぱが噴射されていた。その場にしゃがんで必死に葉っぱをベタベタ顔に貼り付け、葉っぱまみれになるチャンミン、両目に葉っぱを貼ってウルトラマンみたいになってるユノ…と、体を貼ってボケまくる東方神起であった。2人ともボケるからツッコミが居ないぞ。お別れはカラッと明るく!…でもやっぱりどこか切なく…。
そしてバンドメンバーやダンサーをあらためて紹介。「バンドのみなさんに大きな拍手をお願いしまーす!!」と叫んだ後、しれっとバンドメンバーの隣に立って一緒になって挨拶するというボケをかますユノ。「おめーはバンドさんじゃねーだろが」という感じでユノの体を押さえ込むチャンミン…もうマジなんなんだよ好き過ぎるよ。
…という感じで終わったこの日のライブ。会場出たのが10時ごろだったから3時間強やってたのね。盛り沢山過ぎて楽し過ぎて、息つく間も無くあっという間に終わった印象。で、終わったと同時に一気に疲労感がドドドっと…。これでもかという程ストイックに踊りまくってた印象の去年の「TIME」ツアーを見終わった時「壮絶なライブだったな…」と思ったけど、結構温かな雰囲気だった今回の「TREE」ツアーも、振り返ると去年に負けないくらいハードだったんじゃないかな…。良いライブだった。みんなが見たかった東方神起をしっかり見せて、「Something」で始まった最新型の東方神起もしっかりアピールした、完璧なステージだった。ストイック神起、クール神起、ワイルド神起、キラキラ神起、チャラ神起、萌え神起、トホホ神起、ゆる神起、暴走神起…彼らのパフォーマンスを通して全て見られた。大満足だ。欲を言えばケチミーのパフォーマンスをもう一度見てみたかったけど、それはさすがに贅沢かな(でもずっとずっと大事にやり続けてって欲しい曲の一つ)。
今回のツアーの見所の一つ、「Spellbound」と「Something」は、元は母国でリリースした曲。長年彼らの曲の制作に携わって来た人達…きっと彼らの魅力を世界の誰よりも理解してる人達が、「デビュー10周年を迎えた東方神起」のために本気で作り上げた名曲である。この2曲だけじゃない。母国でリリースしたリード曲達は、デビュー曲の「HUG」以来、百発百中で中毒性の高い独特な魅力を放ってくる。置かれてる環境、考え方、お金と時間のかけ方…色んな事が違うんだろうな。ああいう曲は、きっと日本の製作陣では作れない。
母国では、これらの曲を生演奏で披露した事は今の所無い。スリスリやSomethingなんてカラオケで歌っても仕方ない気がするんだけどね。でも日本のツアーだと、ベテランミュージシャン達が最高の演奏で東方神起を支えてくれる。日本での東方神起のツアーに簡単に行ける場所に居られて私はラッキーだ。もちろんもどかしいこともある。新作「TREE」リリース時、彼らは母国での活動に精を出していて、日本でテレビに出る等のプロモーションを一切しなかったのは残念に思ったし、向こうでよくやってるサイン会のレポなどを読むとめちゃくちゃ羨ましくてウズウズする。でも……それらを差し引いても、やっぱり私は、彼らの素晴らしいパフォーマンス力を存分に発揮出来る日本のステージを何度も見られる事が幸せでたまらない。「Catch me」を初めてライブで見た時も思った事。東方神起は不思議なバランスで出来ているグループだ。彼らのキャリアを代表する名曲が生まれるのは母国。でも、それを最高の形でパフォーマンスできるのは日本。生みの親と育ての親が違う、みたいな。
TREEツアーはファイナルの京セラドームにも行く予定。それまでにこのツアーがどんな風に進化していくのかとても楽しみ。早く見たい…でもそれが終わった後に待ってるいことを考えると…。
1. Champion
2. SCREAM
3. Disvelocity
男らしいパフォーマンスで幕開け。実はというか案の定というか、私はSUPER JUNIORにハマり過ぎたせいで、新作「TREE」をそこまで聞き込んでなかった。その状態でハードな冒頭3曲を浴びたもんだから、「ほら!お前本来はこっちだろコラァァ!」と言われてるようでハッ!っとしました。好戦的なボーカルとキレキレのダンス。そうだ、これが私の愛してやまない東方神起先輩だった…!気づいたらもう夢中で叫んでました。最初から飛ばし過ぎて、この先体力持つのかな私…?って若干不安にもなったわ。「SCREAM」が特にたまらなかったな、ここは。首をカクカクする振り付けがハードな中に可愛いさを添えてくれる~。
ここで2人の挨拶。挨拶の時のBGMが今までに無い感じで新鮮だった。前まではTHE オープニング挨拶って感じの定番ぽい曲だった気がするけど、「Disvelocity」の力強いビートを引き継いだような、とにかく興奮を煽る感じのBGMだった。いいよいいよー!
4. Cheering
5. 愛をもっと
「Cheering」はちょっと「OCEAN」に似てるかなー?とライブで聴きながら思った。地に足が着いた「OCEAN」つーか。2人を背後から照らす、爽やかなカラーのLEDがきれいだったな。自然の恵みを表現したような…。
6. Breeding Poison
7. 信じるまま
8. B.U.T
ここのパートからはハードな曲ゾーン。「Breeding Poison」の、どんどんテンポが速くなってく所で私の心拍数もガンガン上がるので困った。「B.U.T」は歌うと思ってなかったので大騒ぎした。去年のファンクラブイベントでもやってくれたけど、イベントとライブのテンションは違いますからね、やる方も見る方も。マジで…かっこよかった…東方神起にいっさいがっさい夢中!
9. I love you - Full Version -
「TREE」収録曲で私が一番好きなバラード曲。ピアノとともに静かに始まるので、2人の歌声と歌詞の世界に思いっきり入り込める。ファンも一気に静まりかえって歌に集中する。2人の歌はどんどん進化していくね。ユノの声にぶっ飛ばされるなんて、少し前までは考えられなかった。チャンミンの声は昔に比べてかなり伸びやかになっている気がする。
10. With All My Heart ~君が踊る、夏~
突然ぶっこまれた5人時代の曲。しかも末期の。騒動が既に起きてファン達が動揺し続けるバタバタ状態の中リリースされたベストアルバムに収録されたバラード。確か、何か地味な映画の主題歌になってたんじゃなかったかなー?そして「THE ジェジュン節!!」って感じのハイトーンが印象的な曲だった。なんでこれ選曲したんだろ?誰の提案?本人達だとしたらよく覚えてたなこれの存在。ジェジュンのパートを今はユノが歌ってるって、本当に不思議な感じね。
11. Wedding Dress
「OCEAN」のカップリングという微妙なポジションのせいで?ほぼノーマークだった曲。でもこの曲化けましたねぇライブで。個人的にバァーン\(^o^)/と胸を撃たれた一曲。円形のセンターステージがゆっくりとせり上がって、それを取り囲むように噴水が!ジャニーズっぽい豪華演出でした。ステージ、まるでウェディングケーキみたいだった…。噴水に反射してキラキラ輝く照明が綺麗で、歌ってる2人もとても良い笑顔で…「ここは楽園か?」と…。ロマンチックな曲の世界をストレートに表現した演出で、「なんなんだよ。乙女なのか?SAMさんて」とか思ってしまいました。ここでは男女ペアのダンサーさんが2組登場してカップルダンスを披露。片方のペアの方々は本当の夫婦だそうです。後で知ったけど、この曲はドンへ&ウニョクのアルバムに入ってる大好きなバラード「君が泣いたら」と同じ作家さんなのね。
この後はダンサー紹介。東方神起の過去曲に合わせてダンサーさん達が2人ずつ踊る。ここで使われた曲は今回のツアーで歌うことは無いってわかってるので、「Super star」流れた時「えぇっ…」ってちょっと思いました。そして「Nobody knows」流れた時はびっくりしました。5人時代の曲で個人的にか~なり好きなのよ地味だけど。また、今回のツアーで初めて登場した女性ダンサーさん2人にときめいた。「MAXIMAM」で踊ってたよね。超かっこよかった。
12. Hide & Seek
13. Crazy Crazy Crazy
14. Good Days
「Somethimg」祭りに隠れてて、シングルA面なのにほぼ空気だった不憫曲「Hide&Seek」はノリノリな曲だけあってとりあえずライブ映えしていた。ヘドバン神起でした。「Crazy~」のドタバタ感もツボだった。この辺はライブ後にやっとピンと来た感じ。
ここでMC。覚えてる事を箇条書きで。
■低い声でシャウトすることをファンに要求するチャンミン。「「アタシは女性じゃない!これ以上ないくらいの低い声!出してやる!」って感じでお願いします」とミン。ミンが女性口調で「アタシ!」って言う時の面白さ一体なんなの。
■「今日の名古屋は本当に熱いですね!」と定番MCした後、花道をスタスタ歩いてメインステージに戻りながら「本当、びっくりしたわ…」と普通っぽい口調で呟くユノが面白過ぎた。
■怪我をした足がヤバイとユノが口にした時、「ヤバイって、良い意味のヤバイですよね?」とフォローするチャンミン?
■「初めて東方神起のライブ来た人ー?」と聞くと、パラパラ手が上がる。「初めての人は、初めは「東方神起ってなーに?」って感じだと思うけど、終わる頃には「ワー!!キャーー!!」ってなってるからね!」とユノ。この、「東方神起ってなーに?」の言い方がめちゃ面白くて、テンポも良くて、ユノの日本語漫談スキル上がったなーとしみじみ。
15. チャンミンソロ
16. ユノソロ
ここでソロコーナー。去年爽やかロックで弾けまくったチャンミン今年は静かなバラードをチョイス。声を震わせながら伸びやかな声を披露。対してユノは、去年の10周年ライブを思わせる弾けたロック。ガッツリ自分の世界に入って歌うチャンミンと、ファンとコールアンドレスポンスしまくるユノ。お互いに「らしい」ソロ。
ユノソロの次はバンドメンバー紹介。ここの曲ジャズっぽくてこれまた素敵であった。過去のツアーと雰囲気ガラっと変えて来ましたね。なぜ今回のバンド紹介の曲がジャズになったかというと……
17. Spellbound(Japanese ver.)
18. Something
…この2曲に繋ぐためですね!個人的にこのツアー最大のハイライトゥ~(「SPY」のキュヒョン調で)でした。事前にTwitterでチラっと見てしまったのでスリスリ(Spellboundのことです)の日本語verやるのは知ってたんだけど…知ってても感動したぞコノヤロー\(^o^)/だってまず生演奏なんだもん!この曲のMV何回も見たよ音源も何回も聴いた。素敵な曲だわ~って思ってたよ。でも、やっぱライブverのスリスリの威力には敵わないわ。今回の生演奏TREEツアーverで、ファンキーなスリスリの素晴らしさはさらに跳ね上がりましたね。鳥肌が、もう、ぶあーっと!ぐぇっ!と胸元を掴まれる感じが!スリスリに関してはもう音源だとちょっと物足りないですよ。で、ゴージャス生演奏をバックに、MVでのパフォーマンスを再現していく東方神起。衣装も当然ばっちり決めています。チャンミンしっかりトランプ持っててなんかワロタ。この曲のバックダンサーはMVでは全員女性だけど、ライブでは男性も混ざってて、なんだか力強さがアップした印象。2人は日本のライブのために日本語歌詞で歌ってたが(徹底してますねここは。絶対日本では日本語で通す)、ほぼ聞き取れずwサビは「君と歩いた道 君と交わしたKiss」と、ほぼ直訳で歌ってたように思うけどどうだろ。
そして「スリスリ」の後は、まさかの小芝居コーナーw映像ではなく、MVの世界そのままのカジノで遊ぶ2人の周囲で起こるアレコレを、舞台上で披露してくれました。なにこの気合い入った演出!MV見たSAMさんが「おしっ!この華麗な世界をさらに進化させてやる!」と燃えた結果なのだろうか。普通こういうの映像で見せると思うんだけど…さすが劇団神起。チャンミンの演技わざとらしくて笑った。
そして小芝居の後はお待ちかねの「Something」。MV見た時からずっと待ち焦がれていた…ロープを使った複雑フォーメーションの華麗なるダンスを遂に生で拝んだぜ!。2人はもちろん、ロープダンスをサポートするダンサーさん達の動きも生々しくてドキドキしたなぁ。舞台上の全員が本当に忙しなく動きまくる。2人だけじゃなく、全員の様子を観察したくなる。軽快で楽しげな曲調だからか、複雑なフォーメーションのダンスでも、余裕な顔してスイスイ乗りこなしていくのを見て、「おいおいどこまで心を奪いやがるんだお前ら…」と思いましたね…。チャンミンの「らうんらうんらんらんらんらん!」では、迷うことなくペンライト回しました。
今回のライブも例によって曲間で様々な映像が流れたのだが、ここの部分で流れた映像の破壊力は凄まじかった。東方神起の2人が、人形みたいに小さな、大量の自分の分身を使って、ペーパークラフトみたいな素材で町を作ってく…みたいな。絶叫でしたね、みんな。悶絶。くっそ可愛かった…ここまで散々カッコつけてきたくせになんなんだよこの落差!!ここ、DVD化されたら真っ先に見るだろうな、間違い無く。終わった後、一緒に行った先輩や隣の見知らぬ女の子グループ達と、「今のなにーーー!?」って大騒ぎしました。あぁ…。
19. Why? -Keep Your Head Down -
20. Easy Mind
21. Humanoids
ここのブロックの曲の並び見るだけでもはや笑える件。あえて方向性バラバラの曲を突っ込んだんだろうけど、鬼の形相でパフォーマンスした「Why?」の後、ワイワイガヤガヤポップ曲「Easy mind」のイントロ聴こえてきてずっこけたわよ。そして、この曲のラストで、ほっぺふくらませて必死に口笛するユノに爆笑した直後に「It's time…」と、「Humanoids」のナレーション聴こえてきて「えぇぇぇぇぇ!?」って。このツアーでやると思ってなかったよコレ。「Humanoids」は確か、去年のa-nationからダンスが少し変わったんだよね。かがんだチャンミンの背中の上を、ユノが転がるのですよ!かっけー。
22. TREE OF LIFE
この曲はイントロが凄く好きです。ちょっとゾクっとするほど好き。今年の初め、東方神起のニューアルバムのタイトルが「TREE」って知った時、「木って……ww」ってみんな思ったけど、今は素直に良いなぁと思える。物凄くたくさんの解釈が出来るキーワードだよね。
本編はここで終わり、アンコール待ちしてると、自分の居るブロックの人たちがみんな後ろを向き始めた。こ、これはまさか!?前の席の女の子が「後ろから2人が来ますよ~」と教えてくれた。や、やっぱり。この日私達はアリーナの後ろから4番目ぐらいに座ってたので、彼らが出てくると思しき出入り口は本当にすぐそこ。こ、ここから出てくんのかよ東方神起!
23. miss you
おい本当に出て来たよ東方神起!その入り口、私も会場入る時に通ったよ!私が居た方のブロックにはチャンミンが降臨!さささーっとステージへ走って行ったので見られたのはほんの一瞬ではあったが、彼の輝きはしっかり目に焼き付いております。反対側にはユノが居たわけだけど、なんか触りまくる人だらけで酷かったらしいね?最悪だよ。そういうことあると、もうこんなありがたい演出も無くなるよ?Twitterで見たけど、東方神起は妖精だと(笑)。不躾に触ろうとすると消えちゃうけど、見てるだけなら凄く優しく微笑んでくれるんだと。「miss you」は5人時代の曲でリリースは8年前!「止まっていた僕らの時間が 突然動き出したよ」という歌詞の所で、5人がピタっと静止する振り付けが好きだった。ノリノリな曲だけど、「あの日出会えなければ こんな気持ち知らずに 街角ですれ違って 終わってたのに」と、歌詞はとっても切ないです。深読みしていいですか?
24. Sweat ※新曲
25. OCEAN
26. Somebody To Love -2011 Version-
アンコール明けに新曲披露するのが定番の東方神起。「Sweat」は熱気むんむんのジャズ。今年の夏曲はちょっとだけ攻めてる!ちょっとだけな!韓国のアルバム「Tense」を聴いたavexのスタッフがやっと重い腰を上げてくれたのか。「OCEAN」はライブ中ではなく、ライブ後に「あの時楽しかったなー」としみじみ聴く時の方が威力あると思います。「ウガウガジャカジャカ」コール今回なかったね。ユノ飽きた?
27. Good-bye for Now
最後の曲はやっぱりこれだった。「まて会う日まで~!」と、カラっと明るくお別れしようとするレゲエ調の曲。「ぱるっぱっぱ~」というフレーズをみんなで合唱させようと煽るユノ可愛過ぎてこまる。対してチャンミンは、サインボールが入ってたカゴをかぶり、いざ取り外そうとしたら引っかかって取れない、というアホさ。曲のラストでは、大量の葉っぱが噴射されていた。その場にしゃがんで必死に葉っぱをベタベタ顔に貼り付け、葉っぱまみれになるチャンミン、両目に葉っぱを貼ってウルトラマンみたいになってるユノ…と、体を貼ってボケまくる東方神起であった。2人ともボケるからツッコミが居ないぞ。お別れはカラッと明るく!…でもやっぱりどこか切なく…。
そしてバンドメンバーやダンサーをあらためて紹介。「バンドのみなさんに大きな拍手をお願いしまーす!!」と叫んだ後、しれっとバンドメンバーの隣に立って一緒になって挨拶するというボケをかますユノ。「おめーはバンドさんじゃねーだろが」という感じでユノの体を押さえ込むチャンミン…もうマジなんなんだよ好き過ぎるよ。
…という感じで終わったこの日のライブ。会場出たのが10時ごろだったから3時間強やってたのね。盛り沢山過ぎて楽し過ぎて、息つく間も無くあっという間に終わった印象。で、終わったと同時に一気に疲労感がドドドっと…。これでもかという程ストイックに踊りまくってた印象の去年の「TIME」ツアーを見終わった時「壮絶なライブだったな…」と思ったけど、結構温かな雰囲気だった今回の「TREE」ツアーも、振り返ると去年に負けないくらいハードだったんじゃないかな…。良いライブだった。みんなが見たかった東方神起をしっかり見せて、「Something」で始まった最新型の東方神起もしっかりアピールした、完璧なステージだった。ストイック神起、クール神起、ワイルド神起、キラキラ神起、チャラ神起、萌え神起、トホホ神起、ゆる神起、暴走神起…彼らのパフォーマンスを通して全て見られた。大満足だ。欲を言えばケチミーのパフォーマンスをもう一度見てみたかったけど、それはさすがに贅沢かな(でもずっとずっと大事にやり続けてって欲しい曲の一つ)。
今回のツアーの見所の一つ、「Spellbound」と「Something」は、元は母国でリリースした曲。長年彼らの曲の制作に携わって来た人達…きっと彼らの魅力を世界の誰よりも理解してる人達が、「デビュー10周年を迎えた東方神起」のために本気で作り上げた名曲である。この2曲だけじゃない。母国でリリースしたリード曲達は、デビュー曲の「HUG」以来、百発百中で中毒性の高い独特な魅力を放ってくる。置かれてる環境、考え方、お金と時間のかけ方…色んな事が違うんだろうな。ああいう曲は、きっと日本の製作陣では作れない。
母国では、これらの曲を生演奏で披露した事は今の所無い。スリスリやSomethingなんてカラオケで歌っても仕方ない気がするんだけどね。でも日本のツアーだと、ベテランミュージシャン達が最高の演奏で東方神起を支えてくれる。日本での東方神起のツアーに簡単に行ける場所に居られて私はラッキーだ。もちろんもどかしいこともある。新作「TREE」リリース時、彼らは母国での活動に精を出していて、日本でテレビに出る等のプロモーションを一切しなかったのは残念に思ったし、向こうでよくやってるサイン会のレポなどを読むとめちゃくちゃ羨ましくてウズウズする。でも……それらを差し引いても、やっぱり私は、彼らの素晴らしいパフォーマンス力を存分に発揮出来る日本のステージを何度も見られる事が幸せでたまらない。「Catch me」を初めてライブで見た時も思った事。東方神起は不思議なバランスで出来ているグループだ。彼らのキャリアを代表する名曲が生まれるのは母国。でも、それを最高の形でパフォーマンスできるのは日本。生みの親と育ての親が違う、みたいな。
TREEツアーはファイナルの京セラドームにも行く予定。それまでにこのツアーがどんな風に進化していくのかとても楽しみ。早く見たい…でもそれが終わった後に待ってるいことを考えると…。
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