拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

掟ポルシェ a.k.a DJ YOSHIKI

2008-04-02 00:08:33 | 音楽
もう何日か経っちゃったが、Xのライブ、なんだか本当に凄いことになってたみたいだ。初日は開場及びライブ開始が二時間押し&YOSHIKI失神でエンド、だったけど、最終日は定刻スタート&かつてないくらいのストロングスタイルでガッツリライブをやり遂げる、という、チケット代は同じにも関わらず驚くべきクオリティの差があったという凄まじい復活劇。予定されてたセットリストが失神によって完遂されず、中途ハンパに終わってしまった初日の「破壊の夜」にしか行けなかった人(「破壊組」と呼ばれてるらしい。なんか、幼稚園時代からの幼馴染だったらしいYOSHIKIとTOSHIが在籍してたクラス?って感じね)は、最終日「創造の夜」の超豪華セットリストを見るたびに胸を痛めるのだろう。「同じチケット代(1万オーバー)なのに…格差社会…「破壊の夜」に破壊されたのは私の心…」。私のような外野の人間は「さすがX、やることなすことスケール違うねぇ!」とか笑ってられるけど、破壊組本当に気の毒だー。「10年ぶりの復活」の瞬間に立ち会えたことは凄く貴重だと思いますが。
もうしばらくたつと、各音楽雑誌がこぞってX復活ライブの特集記事を組むだろう。ヴィジュアル系専門誌はもちろん、ワッツインやCDでーたなどの情報誌系や、ロッキングオンジャパンでも特集が組まれるはずだ。これらの記事でも、おそらく初日の顛末は「いろいろ問題あったけど、まぁ、このムチャクチャぶりがXだよね」みたいな切り口で語られることだろう。メディアの人々には関係者席が用意されるから高額なチケット代なんて払ってないだろうし。逆に「二時間押しとはいかがなものか!」なんて糾弾する記事書いたら「わかってないなぁお前」って感じなのだろう。ロッキングオンが運営してる「RO69」というサイトには、いち早く二日目「無謀な夜」のライブレポートが掲載されてるが、それも「これがXっしょ!」みたいな記事だ。破壊組からすれば「ふざけんなよ!」って感じなのかな?うーん…。何しろチケット代がなぁ…普通に外タレクラスだもんなぁ。
そうそう、ロッキングオンといえば、4月19日発売号(表紙は宇多田ヒカル)に、今からちょうど10年前の春にロスで行われたhideのインタビューが再録されるらしい。「ピンクスパイダー」「ever free」リリースのプロモーションで行われたインタビュー。このインタビューが行われてまもなくhideが亡くなったためラストインタビューになってしまった、というものだ。hideが亡くなってすぐに発売された、彼が表紙のロッキングオンジャパン6月号。私は2年前に運よく中古で見つけて買ったけど、入手は未だ困難だろう。でもまたあの記事が日の目を見る。ロスでの近況、自信作「ピンクスパイダー」の解説、洋楽コンプレックスとの折り合いの付け方、今後の野望・展望、X解散とこれから…インタビュアーの山崎洋一郎相手に、物凄く楽しそうに語りまくっているよ。
何はともあれ、Xのライブは大盛況だった。Xファンも部外者も盛り上がった。Xとは全く関係ない、ヴィジュアル系とは何の縁もないライムスター宇多丸のラジオでも、J-POPだけをバンバンかけていくDJ MIXコーナーでXネタ炸裂だったもんな。ゲストの掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)が、DJしながら(=大好きなアイドルソングをかけまくりながら)上半身裸で高速エアドラム→失神というパフォーマンス(見えないのに…)。あー、バカ。
 

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