拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

今年の曲、今年のうちに

2012-12-09 16:53:02 | 音楽
もんのすごい久々に、ライブ関連以外の記事を更新。使いやすいiPhoneの長文入力アプリを入れてから、電車乗ってる時とかにちまちま書いてた記事です。今年リリースの曲の中で、気に入ってよく聴いてたものたちを記録。

初恋中毒/Cali≠gari
安心と信頼のベテランV系カリガリお得意の歌謡テイストな曲。曲調は可愛いんだけど歌詞は青さん作だけあって捻くれてて泣ける。「太陽はいつも暖かいけれど 遠い星には変わらないのにね」「初恋中毒スタート 恋愛偏差値26 大人の階段降りる」ってフレーズが妙に気に入りました。こういうのを、石井さんのあのクールな声でサラッと歌われるのがカリガリの醍醐味だよねー。個人的に、この曲を関ジャニ∞がカバーすると素敵なことになるんじゃねえかなと思ってる。

wild flower/L'Arc-en-Ciel
ラルクの新作アルバム『BUTTERFLY』より。このアルバム出たの今年なんだよね。今年の前半はラルク大活躍で怒涛のスケジュールこなしてて、私もそれを夢中で追っかけてた。それが遠い昔のことのように思えてしまうな。とにかく色々あり過ぎたんだよね。「wild flower」はラルヲタ待望の「これぞken」な名曲。自由に飛んでいくギターとhyde先生の歌声がたまらんねぇ。この曲は生で聴いてこそ真の魅力を味わえると思うので、早く次のライブとっととやってくださいラルクさん。

HOT CHOCOLAT/Tommy feburuary6
知らぬ間にリリースされてたフェブラリー×ヘヴンリーのスプリットアルバムに収録されてた、フェブラリー王道のキラキラエレクト曲。相変わらずキャッチー過ぎるメロディと、やや毒気のあるシンセの音色の組み合わせがいいねぇ。

Go Round/安室奈美恵
春の新色化粧品的わくわく感満点の超可愛い曲。サビでキーがどんどん高くなってく所がツボ。本当、春先はこればっか聴いてた気がするなー。今年リリースのアルバムは正直少しイマイチだったんだけど、この曲はじめ、シングルは概ねいい曲ばっかでしたね。この前出た配信シングルも珍しくロックで良い感じ…。スーパーモンキーズの一員として「ミスターUSA」でデビューしてから今年で20年。その記念のドームツアーは当然行きますよ。末期の小室プロデュースの地味な名曲とか、スーパーモンキーズ時代の曲が聴けたらいいなー。

Ladyダイヤモンド/Sexy Zone
この曲、個人的にぶっちぎりで2012年No.1ソングですね。昭和のアイドル歌謡曲風…ではなく、歌謡曲そのもの。まるで光GENJI?いや少年隊?…いや、郷ひろみまで遡るか。とにかく超絶キラキラしている名曲です。デビュー曲「Sexy Zone」が派手な疾走系ダンスビートでこれもまた凄かったんだが、2ndシングルのこの曲はさらに上をいっていた。つうか、「Sexy Zone」は、半分本気、半分冗談で「ひゃー凄い曲だなーw」って盛り上がってたんだけど、この「Ladyダイヤモンド」聴いた瞬間、「なんという名曲…彼らを真剣に応援したい…」と気持ちが完全に傾いてしまったという。キュルキュル駆けあがっていく華麗なストリングスに心を踊らされたぜ。年上メンバー二人による、勢いと安定感抜群のAメロから可愛く跳ねるBメロ、そしてゴージャスな輝きを爆裂させるサビへ!Bメロでエモーショナルに「エッビデェェェェイ!」とコーラス入れる菊池君が良い味出してる。そしてサビのクライマックス「未来を輝かせてみせる」の部分で鳴ってるアドレナリン全開のオケに震える。歌詞もいいですね。「思い切って握りしめる 手のひらラビリンス」。好きな女の子の手を握ったら恋の迷宮に迷い込んじゃった☆ってことですかね?あぁなんて恥ずかしいのかしら。おまけに間奏には唐突に意味不明な俳句!?いい加減にしろ!好き。

さかさまの空/SMAP
近年すっかりシングル曲のアベレージを高値に戻したSMAP。朝ドラ『梅ちゃん先生』の主題歌となったこの曲も超私好みの名曲でした。緩急つけながら鮮やかに展開していくメロディ、わくわく感を煽るストリングス、どこか懐かしい感じのするホーンの響き、そしてもはや伝統芸の庶民派スタイルのボーカル。穏やかな木村さん→ぼんやり中居さん→爽やか吾郎…とソロパートが歌い継がれ、サビで声が一つになるあの感じ。ここまで自分好みの要素を並べられるとちょっとどうしていいかわからないですね。ただ歌詞が…「夢に目をこらす人ほど涙はこぼれる 涙ふいてさ」…「涙」って言葉が重複してんのがずっと気になってます。

Spring of Life/Perfume
浮ついた春にぴったりのハイテンションな曲。「氷結」のCMソングなので缶チューハイにぴったりな(?)みずみずしく弾けまくってます。冒頭の粗っぽいキックからテンション爆上げ。カラオケでよく歌ったなぁ。


Die Young/Ke$ha
Ke$haの新曲。好きなんだよね。問答無用で元気でるパンチのある歌声と音。東京で撮影したらしいこの曲のリリックビデオがなかなか面白くて見入っちゃう。早くアルバムも聴きたいな。


HALLOWEEN PARTY/HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA
HYDEおじさん率いるHYDEファミリー(笑)オールスターズがハロウィンのために集結。あの人もこの人もいます。非常にHYDEおじさんらしさ全開の、可愛くてゴスなハロウィンソング。個性的なボーカリストが集合してますが、HYDEがしっかり監修しただけあってみんなHYDE色に染まってる感じがして面白いねぇ。個人的にはHYDEモノマネの達人・青木りゅうじのパートが結構好き。2番冒頭の「月明かりでよくみたらほら 影が一つ多くないかい?」の所ね。PVでHYDEと並んでて良い感じですねー。また、シンプルなフレーズのドラムがかなり印象に残りました。普段はyukihiroやらarimatsuやらの凄腕ドラマーをバックに歌ってるHYDEだが、今回は若手ガールズバンド・スキャンダルのドラマーの子を呼んで叩かせててとても新鮮な聴き心地。たまにはいいねこういうの。

はいしんだ/般若
この前出たばっかの般若の新曲。大好きなんですよ般若。MIGHTY CROWNをフィーチャーした熱い曲です。CD売れない日本語ヒップホップ界の切羽詰まった状況を切実にラップ。仕事帰りに夜道を歩いてる時にこれをよく聴くんだけど、無駄に元気出てくる。そろそろ新しいアルバムも出るのかなー?

桜流し/宇多田ヒカル
久々の宇多田ヒカルの新曲!エヴァQの公開に合わせて何かしらのリリースがあるはず…と地味に心待ちにしてたら、案の定素敵なバラード曲を出してくれました。ピアノメインのシリアスな、鳥肌モノの名曲。愛する人の死を悔いる歌詞の内容はエヴァの世界にドンピシャでさすが。ゲンドウだよゲンドウ。散っていく桜に儚さを重ねる歌詞ってわりとよくある感じだけど、この曲はそれだけじゃなくて、散る桜の花びらを見送る木の立場にも突然フワッと立つ。で、残された者のやるせない感じがさらに引き立つ、と。ただのよくある「桜ソング」には決して仕上がらない。宇多田さんやっば凄いですー。