以前、コメント欄に書いたものですが、ちょっとまとめておきたくなったので
転載し追記しておきます。
のんびり娘の中学は、DMという形でやってきたものです。
ですから、そこに当たったのは本当に「運」なんですが、選ぶにあたっては、それ以前からちょこちょこ集めていた情報が役に立ちました。
我が家の方法ですけれど、
私立の学校の情報が詳しく載った受験用の厚い雑誌を購入し、暇な時に読んでいました。
のんびりチャンの成績で入れそうな偏差値の学校に片端から付箋。
その中から、通学可能、費用が馬鹿高くないところを押さえておきます。
のんびり娘の場合、実は、これだけで、結構絞れちゃいました。それからじっくりデータ比較です。
それぞれの学校の特色は、その学校の宣伝文句だけからは見えません。
実際に足を運ぶのが一番ですが、絞っている段階では、データが役立ちます。
人数のデータを見れば、規模がわかります。
小規模校は、大概「面倒見の良さ」を売りにしています。自然そうなるかとも思います。
あまり小規模すぎる場合は、存続の心配がありますから、経営状態も確認した方がいいかもしれません。
また、「面倒見」というのがどういう方面に発揮されているのかも見極めておかないといけないかなと思います。
「学業」の方面なのか、「お作法」的なものが重視されているのか。
その学校を出た後の展望はどうなのか。
この辺は、カリキュラムで教科の時間数の配分を見たり、特色ある教育で歌っているものを見ると見えてきます。
進学実績も、
中学から入っている人の実績なのか、高校で新たに取った人が主な実績なのか。
一人で何校も合格している実績なのか、実際に入学した数字なのか。
その辺りも読みとろうと、苦戦していた覚えがあります。
また、のんびりチャンの場合、学校で一番下にいることも予想されますから、
その学校で一番下になった子たちの進路について想像をめぐらさないといけないのかなとも思いました。
私立の中には、高校進学時に肩たたき(内部進学できない)のあるところもあるそうですから、それもチェックが必要です。
こうして、ある程度「私立中高一貫校」に関する情報を頭に入れたところで、学校見学に行きます。
最初は私一人で。
いくつもの学校を回る中には、「だめだな!」とピンとくるところもありますから、そういうところに下手に連れて行って、子供が執着してしまっては修正が大変になります。また、変に期待をさせてしまって、入れなかった時のショックを受けさせるのも嫌でしたから。
今の学校は見学した最初から、「ここかも・・」と感じましたが、その後何度も説明会に行き、
「ここしかない」と感じるまでになりました。
でも、最初に雑誌で情報をとっていた時には外していた学校だったんです。
それは、駅から遠くて通学が難しいと思ったから。
実際に行ってみると、雑誌では気が付かなかった通学方法があり、
通学も意外と便利でした。
あの切羽詰まった時にDMが来なかったら、縁がなかったかもしれないと思うと、
怖いものがありますね。
こういうことがあるので、情報は情報として仕入れても、
見学は多めに行っておいた方がいいように思います。
入学可能偏差値がちょっと高いからって遠慮することもないと思います。
私立の場合、「経営」という観点からは、お金を払ってくれる生徒は
一人でも多く欲しいわけです。ですから、特に小規模校の場合は、
雑誌に書いてある偏差値よりも低くても「熱意」などで合格できる場合も
あると思うんですよ。
その辺りも、実際に足を運んでみれば、見えてくるものがあります。
回っているうちに、私立の色々な情報も入ってくるし、「どこを大事にしたいのか」が見えてくるように思うんです。
自分の子供がそこで笑っている様子が想像できれば、そこがきっと第一志望になるんだと思います。
塾に入っていると、塾の先生の情報を役立てることもできます。
でも、塾の情報に振り回されないように気をつけることも大事だと思います。
特に大手塾では、その子の個性とかやりたいこととかよりも、
その子が入れそうな偏差値の学校というのが重視される傾向にあるような気がします。
お試し受験とか、適性校とか、滑り止めとか、チャレンジ校とか・・・
ちょっとゲームっぽい感じがします。
特にのんびりチャンの場合、そんなに器用に色々な学校の問題に対応はできないです。
「お試し」と言ったって、同じタイプの問題が同じスタイルで出るのでなければ
親子とも移動や勉強などの負担が増えるだけです。
ある程度絞って、その学校に合わせて対策をとる。
その方が効率よく勉強が進むと思うのです。
転載し追記しておきます。
のんびり娘の中学は、DMという形でやってきたものです。
ですから、そこに当たったのは本当に「運」なんですが、選ぶにあたっては、それ以前からちょこちょこ集めていた情報が役に立ちました。
我が家の方法ですけれど、
私立の学校の情報が詳しく載った受験用の厚い雑誌を購入し、暇な時に読んでいました。
のんびりチャンの成績で入れそうな偏差値の学校に片端から付箋。
その中から、通学可能、費用が馬鹿高くないところを押さえておきます。
のんびり娘の場合、実は、これだけで、結構絞れちゃいました。それからじっくりデータ比較です。
それぞれの学校の特色は、その学校の宣伝文句だけからは見えません。
実際に足を運ぶのが一番ですが、絞っている段階では、データが役立ちます。
人数のデータを見れば、規模がわかります。
小規模校は、大概「面倒見の良さ」を売りにしています。自然そうなるかとも思います。
あまり小規模すぎる場合は、存続の心配がありますから、経営状態も確認した方がいいかもしれません。
また、「面倒見」というのがどういう方面に発揮されているのかも見極めておかないといけないかなと思います。
「学業」の方面なのか、「お作法」的なものが重視されているのか。
その学校を出た後の展望はどうなのか。
この辺は、カリキュラムで教科の時間数の配分を見たり、特色ある教育で歌っているものを見ると見えてきます。
進学実績も、
中学から入っている人の実績なのか、高校で新たに取った人が主な実績なのか。
一人で何校も合格している実績なのか、実際に入学した数字なのか。
その辺りも読みとろうと、苦戦していた覚えがあります。
また、のんびりチャンの場合、学校で一番下にいることも予想されますから、
その学校で一番下になった子たちの進路について想像をめぐらさないといけないのかなとも思いました。
私立の中には、高校進学時に肩たたき(内部進学できない)のあるところもあるそうですから、それもチェックが必要です。
こうして、ある程度「私立中高一貫校」に関する情報を頭に入れたところで、学校見学に行きます。
最初は私一人で。
いくつもの学校を回る中には、「だめだな!」とピンとくるところもありますから、そういうところに下手に連れて行って、子供が執着してしまっては修正が大変になります。また、変に期待をさせてしまって、入れなかった時のショックを受けさせるのも嫌でしたから。
今の学校は見学した最初から、「ここかも・・」と感じましたが、その後何度も説明会に行き、
「ここしかない」と感じるまでになりました。
でも、最初に雑誌で情報をとっていた時には外していた学校だったんです。
それは、駅から遠くて通学が難しいと思ったから。
実際に行ってみると、雑誌では気が付かなかった通学方法があり、
通学も意外と便利でした。
あの切羽詰まった時にDMが来なかったら、縁がなかったかもしれないと思うと、
怖いものがありますね。
こういうことがあるので、情報は情報として仕入れても、
見学は多めに行っておいた方がいいように思います。
入学可能偏差値がちょっと高いからって遠慮することもないと思います。
私立の場合、「経営」という観点からは、お金を払ってくれる生徒は
一人でも多く欲しいわけです。ですから、特に小規模校の場合は、
雑誌に書いてある偏差値よりも低くても「熱意」などで合格できる場合も
あると思うんですよ。
その辺りも、実際に足を運んでみれば、見えてくるものがあります。
回っているうちに、私立の色々な情報も入ってくるし、「どこを大事にしたいのか」が見えてくるように思うんです。
自分の子供がそこで笑っている様子が想像できれば、そこがきっと第一志望になるんだと思います。
塾に入っていると、塾の先生の情報を役立てることもできます。
でも、塾の情報に振り回されないように気をつけることも大事だと思います。
特に大手塾では、その子の個性とかやりたいこととかよりも、
その子が入れそうな偏差値の学校というのが重視される傾向にあるような気がします。
お試し受験とか、適性校とか、滑り止めとか、チャレンジ校とか・・・
ちょっとゲームっぽい感じがします。
特にのんびりチャンの場合、そんなに器用に色々な学校の問題に対応はできないです。
「お試し」と言ったって、同じタイプの問題が同じスタイルで出るのでなければ
親子とも移動や勉強などの負担が増えるだけです。
ある程度絞って、その学校に合わせて対策をとる。
その方が効率よく勉強が進むと思うのです。