のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

決めるのは私だよね(ほぼ独り言です)

2012-02-04 11:23:08 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
さて、ではどこに進学するか。
発表前なのに、第2志望以下で考えてる私って冷たい親??

妹ちゃんが見せた穴。
これは、恐らくのんびり娘の学校で埋めてもらえると思う。
すでに、学校の先生方となじみ始め、
「フレンドリーだねぇ」
と感心しきりの妹ちゃん。
そう、この学校なら
「わからない。」「しらない。」
を表に出すことをためらわずに済むようになるんじゃないかな。
先生たちは、
「わからない」ことでコンプレックスを抱えてしまった子たちを
ずっと育てて伸ばしているからね。

一方で、彼女の強い部分はどう伸ばしてもらえるのか。
規格外れの部分はどう見られるのか。

この辺りが母親目線ではきになるところだったのだけど、
父親の見るところ、
あの学校の先生たちなら大丈夫だろうと・・。

そうね。学校側としても、進学実績は伸ばしていきたいのだから、
芽があると思えば上へ上へと押し上げるはず。
親の思いもしっかり聞いてくれる学校だから、
伝えていけば考えて伸ばしてくださるでしょう。

もうひとつ母の気がかりは、学校の規模。
規格外れの妹ちゃんには器が小さいのではないかという懸念。
中学はいいんだわ。穴もあるし、人よりかなり出来る部分もある妹ちゃんには
科目ごとの少人数指導が役に立つ。
まだまだ危ういところのある、しかも後先考えずに行動するという
面でも「目が届く」というのはとてもいいはず。

ただ6年間過ごすとなるとどうだろう。
高校という場面では、もっと大きな母体が妹ちゃんには会うのではないか。
そんなことを思う。
たぶん、私がずっと引っかかっているのはその部分なんだな。

外部受験は可能だし、中学で妹ちゃんの弱い部分と
英語を伸ばしてもらってからなら、受験できる学校の幅は
広がるとは思う。
ただ、本人がその時にどう思うかまでは見えないから。
今の妹ちゃんだと、
「べつにいいよぉ。受験なんてめんどぅ・・」
になりそうな気もする。

いいって言えばいいんだけどね。
自分が高校でかなり多くの人間に出会えたから、
同じような体験を妹ちゃんには期待しちゃうんだろうね。

のんびり娘の中学にいくなら、
小さな集団の中にばかり目がいかないように
そこには気をつける必要があるね。
海外経験を積む機会の多い学校だから、
そこは親が頑張っていかせるようにしよう。
私立としては決して高くない授業料には、
塾代込(塾いらずの面倒見ですからね)なのだから、
浮いたお金をそっちに回せばいいだけよ。
(と、書いておかないと、ケチな鬼母
妹ちゃんの態度が悪ければ、そこ、削るもんねきっと)

結果として6年間その学校でお世話になっても悪くはないけれど、
それが内向きな気持ちからにならないように
誘導はしていこう。


入塾の当初の目的だった越境先の公立中はどうするか。

そこだって、「普通の中学生」をするには良い学校だと思っている。
だから申し込んでいるのだしね。

ただ、妹ちゃんの穴を見つけてしまった今は、
その学校で、ふさいでもらえるかどうかということが気にかかる。
公立中に入れば、間もなく高校受験に向き合うことになるが、
「他の子がわかってたら嫌だから」
と、わからないことを誤魔化してきた妹ちゃんが
普通の公立中で、自分から先生に食いつく子になるとは思えない。
 なまじ頭が回るから、先生に
「あいつは大丈夫か」
「あいつは丁寧に見なきゃ駄目だ」
と気が付いてもらえない可能性が高い。
「やればできるんだろうけど、さぼっているから出来ないんだよね。」
と思われ、それを守るためにさぼり続ける。
そういう循環が繰り返されるんじゃないかな。

ただねぇ、学校には、勉強以外にいろんな要素があって、
例えば、男子先輩に対するほのかな憧れとかさ、
部活に燃えるとかさ、そういうものを考えたら
こちらの「普通の公立中」がいい部分もいっぱいあるんだな。
けれど、授業時間は学校生活の大半を占める。
その中で自信を失うような生活をさせたくはないと思う。
妹ちゃんは、それを誤魔化すからかえって心の底に溜まっていってしまうから。

そしてまた、東京ならではの状況がある。

都立の中高一貫校が増えたということは、
都立で高校入試をしない学校が増えているということ。
小学生の2割が進学するという私立中も、殆どが中高一貫になっている
ということは高校入試の枠がかなり減っているということ。
高校受験をする時には、枠が狭まっていることを考えに入れなきゃならない。

コツコツが苦手な子だから、中学で本格化する英語や社会等は
コツコツやらせていつの間にか積み上げてくれないと
今以上の大穴ができる可能性が高い。
いざ高校受験という時に受けられる学校の幅が狭まってしまっている可能性は
考えておかなきゃいけないし、お尻を叩くための場も準備しなきゃいけないだろう。


どちらが後悔しないのか。
タイムマシンに乗って二つの結果を比べられるわけもないから
「えいやっ!」って選ぶしかないんだけれど、
子供のことであっても他人の進路を決めるのって結構しんどいよね。
ついつい妹ちゃんに選ばせたくなる。
失敗しても
「だって、あのときあなたが選んだんじゃないの。」
って言えるから。

だけど、妹ちゃんはまだ小学生だ。
今の自分に合うとか合わないとかの感覚的な判断は
してもらえるけど、冷静な判断が必要な部分は任せられないじゃない。

次のチョイスは、きっと妹ちゃん本人に一任することになると思うからこそ、
彼女の選択肢が多くなるように今は選んでいくべきなんだろうな。

うん。私立は嫌になったら辞めれば公立に入れるもんね。
逆は出来ない。
そう思えば迷いは消えるかな。

と、ここに書くことで自分の気持ちを整理しながら
来週の方針を決めていくよ。
私立ならお金の準備も急がなきゃいけないから、のんびり悩んでもいられないからね。










反省しちゃお。

2012-02-04 08:08:20 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんの受験作戦についての反省。

妹ちゃんの場合、越境先の動きが最後までわからないということで
親の立場が少々ぶれた部分があったなと思います。

都立中高一貫校の受験ありきではなく、
越境先にはじかれない程度の成績を確保しつつ
あわよくば都立中高一貫へ

という気持ちで塾を選んだので、
基準が、
「一貫校コースがあって通塾日が少ないところ」
というものになったんですね。
何せ、妹ちゃんお勉強嫌いですから・・。

これが、都立中高一貫校受験を目的に考えていたのなら、
塾選びの段階でもっとしっかり情報を集めて選択したと思います。

塾がいい悪いとかではなくて、妹ちゃんの性格や脳のタイプとの
マッチングという点で、都立受験を目的とするなら、
塾の選択はあってなかったと思います。
長期休み、直前は、結局家で見ることになりましたから。

ただ、初期の目的は果たしたと思います。
漢検2級はとれたので、これは今後のプラス要素になっていくし、
越境先の公立中入学に関しても、
(塾勉強が影響したかどうかは??ですけれど・・)
とにかく入れるようにはなったようです。

途中、行き場がなくなりそうになった場面で、
親の目線が、かなり本気の都立突破に向き始め、
(そのために塾代払ってるわけだしね)
本人も「受ける!」というのでそちらに走りました。
やりかけたことをいい加減で何となく終わらせてしまうのは
嫌でしたからね。
  私自身がそうだったから思うことかもしれないけど、
   「やらなかったから入れなかったけど、やったら入れたんだよ」
  という逃げは何も生まないと思うんです。

その時点で、塾だけでは無理と判断。
鬼母コーチへと舵を切りました。
この判断のタイミングがちょっと遅かったかなと
それは反省点です。

鬼母、自分自身が塾も予備校も未体験なので、
どこまで頼るべきかの見極めがやはり甘かったです。
もっと早くに鬼母コーチにシフトすればよかったね。
ただ、その場合妹ちゃんのモチベーションが保てたかどうか
それはまた別の問題になってくるかな。
妹ちゃん自身の受験モチベーションは、塾のお友達の
影響が強かったから。

もう一つの反省は、妹ちゃんの国語以外の力を
少々高めに見積もっていたこと。
適性検査は、科目の知識などはあまり必要とされませんが、
ベースになるものの考え方などの部分で
弱みのあるところがあちこちにありました。
これも、早めに鬼母シフトにして対策しておけばよかったのかな。
でもまぁ、それは言ってもしようがないね。

では、遅れた状態でどうすればよかったか。

妹ちゃんの性格をもう少しうまく捕まえれば良かったかなぁ。
彼女、わからないことはなかったことにしようとする。
だから、わかったふりをしてわからないところを潰さない。
説明聞いても、わかったつもりで次に行く。
出来ないとなると、イライラと怒りだすことでやらないという方向に持って行こうとする。

この部分を何とかうまく動かす手を打てれば良かったねぇ。
鬼母の脅しは、確かに少しは効いたけど最善ではなかったと思う。
「受験日までに合格ラインを少し上回るレベルに持って行く」
という目的にのせられなかったのは、この部分がうまくいかなかったから。
でも、ここが一番難しかったな。
たぶん、彼女の心の根幹に触れるのでしょう。
「やだ!!!!!」という拒否感が非常に強く出るところなんだな。
でも、目的を考えるとやらずに済ますわけにいかないところ。
これがネックでしたわ。


では、「ほめて」あげれば良かったかというと、妹ちゃんの場合そうも言えない。
出来たことを褒めるとね、すぐ安心するんだわ。
そして、絶対に必要だからやるようにと教えてある基本ルールをすっ飛ばす。
そしてミスするということを繰り返してくれるのだ。
基本ルールってね、問題文に線を引くとか、文中に出てくる数字を
図に漏らさず書き込むとか、そういうことなんだけどね、
「できる」「わかる」と思うと、脳みそが独走しちゃって
見逃し噴出なんだな。
その脳に合わせて対策立てているっていうのにねぇ・・。
これは、きっと今後もしばらくはチェックしていかなければならない部分だと押さえておこう。


受験校の選択については、間違ってはいなかったと思う。
そして、その学校を目指して塾で勉強したことは、
すごく良かった。

世の中のあらゆることに関して新聞などを教材に
データをとり自分の意見を書くという学習をずっと続けられたから。
それも、30分以内に400字とか600字とか、結構な勢いで
書いてきたから、彼女の中にいろんなものが溜まっていった。
構成力はもともと結構あったと思うけど、語彙がこの1年で
もの凄く増えたと思う。それに伴って理解できる文章の幅も
グンと上がっている。

私立系の勉強と違って、暗記系は殆どやっていないので
相変わらず、信長や秀吉の名字さえ怪しい妹ちゃんだけど、
脳みそ本体の力は結構上がってきたように思う。
ニュースや新聞について論評出来る素地が付き
親子で結構色々話せるようになった。


もう一つの受験校、のんびり娘の学校についても
受験が役立った部分がある。

私立系の勉強をしていない妹ちゃん。首都圏模試も受けていない。
学校の勉強ではあぶりだせない、論理、思考の弱さや入っていない部分が
この学校の試験を繰り返すことであぶり出され、鬼母の目に留まるようになった。

妹ちゃんは『うそつき』だからね。わかってなくても誤魔化したり
勘で何とか乗り切ったりしてるんだよね。
でも、この段階できっちり穴埋めしてあげておかないと
中学で?????になって、余計わからないが積み上がるところだった。

のんびり娘の学校で事前に受けた2回の試験と、本番で受けた3回の試験で、
算数面での積み残し部分がほぼ洗いだされ、しかもその都度、
ある程度埋めていくことができた。
最後の試験では、本人が「算数がよく出来た!!」と喜んで出てくるまでになったので、
これは次につなげられると思う。

受験という選択をしていなかったら、
口達者、頭の回転のいい妹ちゃんが
そんな穴を抱えたまま学校生活をしているとは思わずに
「この子はその気になればできるから・・」
と、高校受験の段階で焦ったんだろうなぁ。

書いているうちに「反省」がどんどん「成果強調」になっていく。
これが私なのね。
悪いことはなかったことに・・・妹ちゃんとそっくりじゃん(笑)。