のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

妹ちゃんの進学事情

2010-07-09 20:58:28 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
何度か書いていることですが、妹ちゃんは越境で
別の地区の公立小学校に行ってます。

その地区には、こうして区域外から通学している小学生が
たくさんいるのですけど、
くない中学の成績を上げるためか、
区域外通学者に関しては、
中学に上がる時に足切りをするという
非情な教育委員会が仕切っています。

足切りの基準は、落とされた子にも
学校にも一切知らせません。
小学校の先生方は、基準がどこか辺りをつけようと
いろいろ分析してみるようなのですが、
毎年、落ちる子の人数や傾向はバラバラで、あたりのつけようもないようです。

しかも、通知は6年の11月。
それから焦っても、受験などは難しいですから、
学校からは、どうなってもいいように事前に準備しておくことを勧められます。

で、妹ちゃんもこの春から週1で(勉強嫌いさんにいきなり週3とかは無理ですもん)
塾に通いだしました。
学校のテストの点数に関しても、鬼母口うるさく文句をつけてます。
のんびり娘だけで十分なのに・・・。


妹ちゃん、第一希望は「皆と同じ中学に普通に通う。」です。
区域内だったら、別に何もしなくてもかなうこと。
でもね、区域外だから、その思いをかなえるために
内申書を意識しなきゃいけなくなっちゃったんだよね。

足切りされた時も、なるたけ皆と同じ中学の近くの学校に行きたいから、
(そこなら、小学校の仲間の何人かが行く)
志望するのは公立の中高一貫校。
妹ちゃんって、「私立」って言う感じじゃぁないのよね。

いずれにしろ、5,6年の学校の成績が響いてくるので、
「いい加減」にやっていたテストだの宿題だの
諸々、手抜きができなくなってしまいました。
難儀なことです。








面談続き。

2010-07-09 20:30:17 | 高校生のお勉強
高校1年の今の担任の先生は、中学1年生の時に
のんびり娘に地理を教えてくれた先生でした。

面談が進むにつれて、その先生から、
「あぁあ。○さんがこうなっているのはお母さんがいたからなんですね。」
という言葉が出ました。

自慢?ではなくてね、
先生から見ても、彼女が育ってきたのがわかるのだということが
ちょこっと嬉しくて、ちょっとだけですがウルウルきました。

そう。中学1年の地理って、6大陸3大洋を覚えさせるのにも一苦労。
時差の問題は、どんなにやってもなかなか入らなくて・・・
なにせ、問題文自体が良くわからなかったですもんね。
・・・・この3年間でただ一度、通知表に赤点(本当に赤いインクでした)がついたことがあるのですが、それはこの先生の地理でした・・・

「あの頃の彼女を想定していたものですから、
ずいぶんと、できることが増えているんだなぁって、
そう思ってたんですよ。」
と、言っていただけて・・。


とはいえ、まだまだ課題は多いです。
特に「時間」に関することは、どう伸ばすのか、まだ先が見えません。
彼女は相変わらず「時計のない世界」に生きているんじゃないかと思います。

学校という場でならば、
「時間はかかっても一生懸命にやっている」
と許容される(場合によっては称賛さえされる)ことでも、
職場であったら、
「そんな奴は使えない」
で終わりです。

締め切りの時間を意識して行動すること。
与えられた時間を意識して、自分の行動に優先順位をつけていくこと。
少なくとも、そうしたことが大事だということを理解し、
外れてしまった場合には「自分が悪い」と、素直に周囲の人の
アドバイスを受け入れられること。

ここまで持っていかないと、自立は難しい。

そうして・・・
こうした気持ちを育てるには、
親のお説教よりもきっと、
友達同士の活動の中で・・
先輩たちの行動から・・
そんなところから入ってくるものの方が
素直に受け入れられやすい気がする。

だから、もう少し、もう少し長い間
学校という集団の中で過ごせる状況を作りたい。
今はまだ、一人で過ごすことの多い彼女が、
友達同士で動くことができるようになるところまで。

そのためには、留年しない成績が必要なのよね。

この夏休み、勝負と見ます。
仕事もあるけど、気合入れていかなくちゃ。
冒頭の先生の一言は、疲れが取れにくくなったアラフィフ鬼母の
良い活力剤になりました。