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のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

義弟

2009-09-01 23:04:18 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
パパの弟。先週の火曜日にくも膜下で倒れ、病院で4日。亡くなりました。
運び込まれたその日に、すでに「もう何をしても・・」
という状態で・・。
それでも4日間。一晩も一人ぼっちにさせることなく、
たくさんのお友達も次々にやってきてお別れの時間を過ごして行かれ、
そうして、4日目の夜。静かに心臓は止まり、今日がお葬式でした。

私の知っている人間の中でも、義弟は「やさしさ」のとび抜けた人でした。
「人にさせる」より「自分が抱える」を選ぶ人でした。
そうして、「思いっきり遊ぶ」ことを楽しめる人でした。

夏休み、息子と一緒に海で真っ黒に日焼けして、
実家の町内で行われたお祭りを楽しんで、
そして、「お泊まり研修」にいく幼稚園年長の息子を
幼稚園まで車で送って帰ってきた部屋で倒れ・・。

仕事で、家庭で、大変なことをいっぱい抱えていた義弟だったけど、
楽しかった夏休みの記憶。嬉しそうに出かけて行った息子の笑顔。
そういうものを持ったまま彼の時が止まっていればいい。
そう思いました。

家族が欠ける寂しさは、なんとも言いようがありません。
みんなで集まる夏休み。お正月。
その度に、「一人足りない」を感じてしまう。

私だけではなくて、パパまで・・・

なんでこんな事が起るんだろう。
どうして彼が逝くんだろう。












夏休み終了!

2009-08-22 21:05:59 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
宿題に追われた前半と、遊び倒した後半と、
2週間に渡る田舎暮らしも終了です。
来週からは仕事も始まります。
ということで、明日は東京に戻ります。
新しいPCの諸々の設定もしなければなりませんが、
なにより、のんびり娘と妹ちゃんの
「宿題の仕上げ」という山が残っています。
更新、引き続き滞るかもしれませんがそういう事情ですので
どうかご心配なく。
皆様は、残りの夏休みをどうか楽しんでくださいね。



2009-08-08 22:26:08 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
これは種です。たぶん、おしろいばなの種。

さて、この種ですが、今日、意外な所から出てきました。

妹ちゃんの右耳の奥深くから、耳鼻科の先生がとり出してくださったの。


妹ちゃん、昨年秋から耳垢が詰まって、チョコチョコ耳鼻科に行ってたんです。

初診時、お医者様は器具を使って取ろうとしてくださったのですが、

「かなり固まっているので、しばらく点耳薬をいれて、ふやけたところで取りましょう」と、作戦を立ててくださいました。

5日ほど点耳薬を入れたところで再度受診するつもりだったのですが、週末にあたるなどタイミングを逃し、元の木阿弥。

せっかくの点耳薬を無駄にしてしまって、申し訳ないとは思ったのですが
たかが「耳垢」ですのでね。私の気持ちの中には、
「そのうち自然に取れるんじゃないの」
というのがあって、そのまま放っておいたんです。

痛みとか、聞こえの悪さについて確認しても大丈夫だというし。

ところが、

「そのうち取れるだろう」
と思った「耳垢」は、しぶとく彼女の右耳奥に居座り続け、
そのうちに、テレビを見る時など、顔の右側を前に出すような動きが見え始めたので、
「これは、やっぱりプロに頼まなきゃなぁ」と、夏休みが始まった途端に連れていきました。

その時は、
耳にお湯を入れる。
掃除機のような器具で吸いとる。
等等。
手を替え品を替え、15分程も格闘してくださいましたが、
「う~ん。丸くて、すっぽり耳の穴にはまってしまっているので、難しいですね。今度は、来られる日に合わせて点耳薬を朝夕差して頂いて、また来て貰えますか。」
となり…。

どうせプール学習もあるので、充分ふやかしから再度挑戦を…と頑張って、満を持しての再々受診だったのです。

同行したパパによると、

取り出した先生が、「あっ。これは…」といって、驚いた様子なんで、何だろうって除きこんだら、種だろ。恥ずかしかったぞ。
それからカルテを見て、
「いやぁ、これ、去年の10月から入ってますね。色が黒いからわからなかったけど、耳垢の下にずっとあったんですよ。いやぁ、芽が出なくて良かったですねぇ」
と、言われて、
「持って帰りますか?」って渡されたぞ。



笑いました。
皆さんもどうぞ腹を抱えて笑ってやってください。


妹ちゃん、バレエを習う小学校4年生です。

建築部

2009-07-08 21:56:28 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
「私ね、大人になったら、っていうか、大学行きたい!」
と、妹ちゃんがいきなりの宣言です。

「大学行って、建物を面白いデザインでちゃんと建てる勉強をする。」

「そっかぁ。じゃぁ、それにあわせて中学とか高校で勉強する事も考えていかなきゃね。」

「うん。だから、『建築部』のある学校に行く。」

「建築部?どんな部よ。」

「だからぁ、家やビルの模型作ったりする部活。」

うーーん。中学や高校の『部活』で、『建築部』っていうのが存在するのだろうか・・・
不覚にも、私はその存在を知らないけれど、どんな学校なら
『建築部』何ていうものを持っているのか。誰が顧問をするのか。
考え出したら、おかしくなってきちゃいました。

妹ちゃん、探してみるね。




妹ちゃんは意地っ張り?

2009-05-22 16:03:48 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんの個人面談がありましたので、メモしておきます。

このところ、特に意地悪をされるという報告もなく、
「先生に、ママから言ってほしい事ある?」
という事前の説明にも
「ないよ。」
「先生からママが聞いて、『あちゃ-!!』っていうことはない?」
と聞いても、
「大丈夫。」
といっていたので、何事もないのかと思ったら、でてきましたわ。いろいろと・・。

先生から見ていると、実にどうでもいいことで意地をはり、
きつい言葉で口げんかをする事が良くあるそうで・・。
例えば給食のとき。
列に並んで進んでいくはずが、「文字、文」を見つければ読みふけらずにはいられない妹ちゃんは、黒板の文字や張ってあるものに気をとられて、前との間が開く事が多いそうです(だろうなぁ・・)。
その隙間に、男の子とかが入ってくるのが許せない。
割り込みをするなと、かなり激しく攻め立てるのだそうです。
女の子は4年生ともなると『お姉さん』という感じになって、
男の子達のそういう行動も
「しかたないわねぇ。こどもなんだから。」
という具合に流せる物ですけど、
妹ちゃんは決して引かないのだそうです。

で、先生は、「なんでそこまで頑張るのよ。」
と、おかしくなってしまうけど、本人損するだろうから、
いろいろ話しています。との事でした。

どうやら、割合決まった男の子達との間で
その手のトラブル(たぶん本人はトラブルとも思っていないんじゃないかな)が
頻発するようです。
絶対譲らないかと思えば、「いいよ。どうぞ。」って譲っていることもあるとの事。
我が家では結構「ゆずる」タイプなんですけどね。

この件について妹ちゃんに聞いてみました。
「好きな子には譲るよ。」
と、至ってシンプルなお答え。
特に「意地の張り合い」が多いという(先生曰く。似たもの同士)男の子に関しては、
「なんで譲ってあげないの?」
「だって、ライバルだもん。」
「うん?何のライバルなの?」
「意地っ張りの。」
と、のたまいました。
なぁるほど、それでは譲れないわな。

先生は、こんな妹ちゃんの事を気に入ってくれてますので、
こういう性格が妹ちゃんの損にならなきゃいいけどと心配をしてくれます。
なのに母はお気楽で・・。
だってねぇ、心配してどうなるっていう性格じゃぁ無いのよね。
自分で体験して学んでいくしかないし、
こうやって、「学校」という場で、実地に人間関係のトレーニングを積んでいく以外
どうしようもないものね。
だから、逆にこうして友達とガリガリやってくるのはありがたい。
ひとり頭で考えるのと、心で感じてくるのは違うから。
特に、この先生のもとでなら、どんな経験もプラスに出来ると感じられるから。
先生には申し訳ないけど、いっぱい失敗しておいでね。
だいたい、そんなつまらない喧嘩が出来るのは、やっぱり子どものうちだけだもんね。
今しておかないと、やるときはないわ。


先生もおっしゃっていたけれど、
「対大人」や「異年齢集団」の中で引き出される面と、
「同年齢集団」の中で引き出される面はやっぱり違う。
だからいいんだよね。




特盛り一丁!

2009-04-30 16:30:23 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
昨日の休日、久々にのんびり娘も含めてお出かけしました。
子ども達のリクエストもあって、夕飯をかねてちょっと大きめのショッピングセンターへ。
「回転寿司がいい!」
と言うので、人気の回転寿司屋で受付を済ませ、
待ち時間を利用して1時間ほどお買い物。
子ども達にはそれぞれお小遣いを渡して、別行動といたしました。

さて、1時間後、件のおすし屋に向かいましたが、
なんと、この時点でも予想待ち時間が115分!!!!
「ごめん。むりだ。」
と、諦めて別の店に車で向かいましたが、
ここも、待っている人が扉から溢れていて、「無理!」。

女三人、食べ物屋に悩んでウロウロした結果、
牛丼の「す○屋」にはいる事にしました。
この超有名なチェーン店Nには「ミニ盛」という軽いサイズがあるので、
食欲のあまりなかった私にも都合が良かったし、
ここ1週間インフルエンザその他で、まともに食事を取っていなかった
(本来食いしん坊)の、妹ちゃんが復調して
「牛丼食べたい!」
と言い出したからです。

のんびり娘は、携帯の音楽を聞き耽っていて、
いいとも悪いとも言いませんので、
消極的な賛成だろうと・・・。

ところが、お店に入ってメニューを開いたとたん、
音びり娘の態度が変ります。
しばらく、姿を見せなかった「マグロ丼(葱とろ丼?)」がメニューに復活しているのを
目ざとく見つけたのです。
「私、大盛り!」
と言うのんびり娘に、
「大盛りはご飯だけが増えるよ。」
と教えてあげると、じっくりメニューを見て、
「じゃぁ、特盛り!」

おいおい、本当に食べられるのかい?
って思ったけど、本人が強く主張するのでとりました。
妹ちゃんは、牛丼の並盛り。
私はカレーのミニ盛り。

特盛りはねぇ、大きな大きな器に、どんと乗ったご飯の上に
マグロのたたきのかたまりが2枚(平らな円盤状にしてあるんですよ)。
そのかたまりに、お醤油かけて、混ぜ混ぜして、ご飯と一緒に口に運んで、
実に幸せそうな顔をするのんびり娘。

たいした時間もかけずに、完食いたしました。

保育園時代、他の子がお菓子に群がっていても何の興味もなさそうに
遊び続けた子。
実家の母には、「まずいから食べないんだろう。」と遠慮のないことを言われ、
その母が作ったお握りにもそっぽを向いたのんびり娘。
義母は、まるで小鳥にエサをあげる様に、少しずつ口に食べ物を運んでいましたっけ。

小学校にあがってからも、時間内で給食を食べきる事はとてもじゃないけど出来なかった。4年の時には、それをずいぶんと攻められた。「将来困る!」って。
外食したって、彼女がいれば「1時間半無料」のはずのファミレスの駐車場でお金を取られる始末。食べる量も少ないから、いつだって私は注文せずに彼女が残した(しかも冷え切った)物ばかりかき込んでたわね。

おかげで、食費はあんまりかからなかったけど、近所にあった魅力的なバイキングには
勿体無くていけなかったわね。

そんなのんびり娘が、「特盛り」です。「特盛り」!!。
あの頃、
「この子はこのまま小さいままで終わっちゃうのだろうか。」
とか、
「社会に出ても、こんなペースで食事をしてったらとても働けないけど大丈夫だろうか。」
と思っていた私に、このことを教えたら、
どんなに驚く事だろうね。

あぁ、それにしても「バイキング」。
数年前に潰れちゃったのよね。
カレーもすき焼きもしゃぶしゃぶもあって、
デザートメニューも滅茶苦茶豊富だったあのバイキング。
今でもあったら、絶対いくのにねぇ(笑)

本の好み

2009-04-27 22:04:59 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
本好きの妹ちゃんのために、色々なジャンルの本を借りてきては
その辺にサボっておくのですが、好みがねぇ・・私に良く似てます。

名作といわれる本は、私自身がそれほど好きじゃなかったものも
一応目は通させておこうかなと思って借りますが、

「シートン動物記はあんまり好きじゃない。動物が喋るのが変。
ファーブル昆虫記のほうが面白い。」
とかと言われます。
これ、私もまるきり同じことを思って、やっぱり「シートン・・」の方は
2,3冊読んだだけで全巻制覇はしてません。

同じ「ファーブル昆虫記」でも、出版社ごと、いろんな訳本が出ているのですが
彼女のお気に入りは、私が子どもの頃何度も何度も読み返して
(しかも、みかんなんか食べながら読んでるので・・)
すっかり紙が黄色くなってしまった
「古川晴男氏訳」の偕成社のもの。

子供向けに編集しなおされたような、他の方の訳本を読んだあとで、
「やっぱり、この古川さんのが面白いよね。私これ大好き。
ファーブルさんは、不思議に思ったことを何でも調べてくれるから、
すっごいよくわかって面白いんだよね。」
と・・そうなのよね。「知りたい」という欲求にストレスがないのがこの本なのだ。

それほどはまり込んで読み込みながら、
「でも、私虫嫌いなんだ。」
というあたりも、実に私似であります。

インフルエンザB型

2009-04-22 10:48:42 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんが季節外れのインフルエンザにかかりました。
シーズン2度目のインフルエンザ、前回がA型で今回がB型だそうです。
何もふたつもかかる事ないのに・・・。

吸入のお薬、リレンザも、二回目。
昨日から吸い始めています。前回劇的な効果を見せたので、
今日あたりは仕事にいけるかと思ったのですが、
朝のうちはまだ熱が39度近くあって、二日続けてお仕事お休みしちゃいました。
軌道に乗せたいお子さんがいるので気になりはするのですが、
「命」に関わる事は疎かにしたら後悔しますから。

熱は10時ごろから少しずつ下がってきました。
昨日1日、1さじほどのアイスクリーム以外は口にしなかったのに、
おかゆやおうどんが口に運べるようになりました。
そして、寝っころがったまま本を読み始めた妹ちゃん。
ここまできたらもう大丈夫ですね。
明日からはお仕事に行けそうです。



妹ちゃん語録より

2008-09-10 02:07:19 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんが今日話していたこと。

「Aちゃんはね、自分では気付いていないらしいんだけど、Kちゃんと遊ぼうとするとき
私を外すような感じになるんだ。」
「うん?意地悪するの?」
「ううん。あのね、たぶん気がついてないの。でも私が3人で遊ぼうと入ろうとしても入れないような感じにしちゃうの。」
「そうなんだ・・・そういうとき、妹ちゃんはどうするの?怒るの?それとも『まぁいいや』って、一人でいるの?」
「ううん。私はねぇ、しつこく入ろうとするの。で、最後には3人で遊んじゃう。」

妹ちゃんは、どうやら大丈夫なようです。

妹ちゃんの読書感想文

2008-08-17 16:15:48 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
ハリーポッター死の秘宝を、わざわざ田舎の家にも持っていった妹ちゃん。
おばあちゃんに薦めて、おばあちゃんも読み始めたけど、
「カタカナの名前が多くて大変」
だって。
そりゃぁ、いきなり最終巻を読んだら、人間関係つかめなくて大変よね。
早々とリタイアしてました。

妹ちゃんは、何度も繰り返し読みをする子なので、もう3,4回は読み直したでしょうか。
でも、読書感想文はどうやらポッターでは書きにくそう。
「3枚とか4枚じゃぁ終わらなくなっちゃうよ」
そうね。

で、おばあちゃんが出してきたのが
下村湖人の「次郎物語」
懐かしい。子どもの頃、これと「にんじん」はよく読んだわ。

「どう、これで書けそう?」
「うん。これなら書けると思う。」
で、一気に書き始めて原稿用紙2枚ちょっと。
彼女の作文や感想文は、すでに
「彼女なりのスタイル」が出来ているので
手早いのよね。
で、それを私が読み返して、
「読んでない人にはわかりにくいところ」
を指摘して、補足させるだけで済む。

ただ、今回読んだ「次郎物語」は、彼女の年齢では
どうしても読みきれないところがあって、
その部分は、
「ここ、もう少し書き足して欲しいんだけど・・」
と読み聞かせしてみます。
私には40数年の人生の溜めがあるわけで、
当然、彼女とは違う読み方ができるから、
それを聞きながら、
「あ、そうか。」
って、勝手に気がつく部分も多いのね。

で、気がつかなければ、それはそれでいいとも思う。
小3でわかること。小6でわかること。
中学校になって見えること。大人になってから感じる事。
その違いこそを面白がれればいいと思うから。

田舎の母は、「優秀児」だったので、ついつい100パーセント理解を求めて
誘導しようとするのだけど、
言葉で説明してもらってわかったつもりになるのと、
自分の心がうなづくのとは違う。
妹ちゃんは「言葉」の理解が強いから、かえって「わかったつもり」が邪魔になることもあると思うの。
「よくわからない」ことを、楽しんでくれればいい。
そのうちに、
「あぁ、そういう事か。」
って感じる楽しさがついてくる。それが読書の、そして人生の面白さだもんね。


「次郎物語」、読んだころって、たぶん私は「人生の不幸をひとりでしょっている薄倖の少女」だと、自分を思い込みたかった頃。
あの頃は、同じ文章をきっと違った思いで読んでいたのだろうなと、
そんな事を思いながら、妹ちゃんの感想文に付き合ったのでありました。