旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

文京ふるさと歴史館

2012年02月14日 | 歴史

  文京ふるさと歴史館

                            とまりぎ

 文京区の東大赤門前の本郷通りを越えたあたりは、樋口一葉、宮沢賢治、石川啄木、坪内逍遥、徳田秋声の住んでいたところで、さらに先の小石川には幸田露伴の跡がある。

                      

 一葉ゆかりの旧伊勢屋質店の倉へ来た。この通りが菊坂だ。

               

 もう一本裏手の道へ降りると昔ながらの狭い路地になっていて、炭団(たどん)坂を登る。

          

 むかしは坂であったのかもしれないが、階段になっている。

      

 ちょっと先に大きな旧家があり、その手前に煉瓦つくりの塀がいい色をしている。

 その先に文京ふるさと歴史館がある。中へ入る。

   

 一階と二階に展示があり、江戸時代の人々の暮らしがわかるように縮尺モデルもできている。入館料は百円だ。

 本郷三丁目が近い。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

給食の放射性物質心配

2012年02月13日 | 

                      とまりぎ

 日経新聞によると、都内の小中学校「弁当持ち込み過半数が容認」とある。

 東京電力福島第一原子力発電所事故で、放射性物質汚染の懸念を理由に給食時の弁当持参を許可する動きが東京都内の小中学校で広がっている。これまでは食物アレルギーなどに限ってきた条件を緩和、都の調べでは区市町村の過半数が認めており、文部科学省も容認の姿勢。有識者は「学校側と保護者の食の安全について情報共有を徹底すべきだ」と指摘する。

 東京都教育委員会が行った昨年9月~今年1月の調査では、全62区市町村のうち弁当持参を認めたのは51%にあたる32区市町村。認めていないのは21%で、学校一任は26%だった。担当者は「調査後に持込を認めたり、学校一任に転じたりする自治体もある」と話す。

 江東区の小学校に通わせる二人の子供に弁当を持たせる母親(40)は「食材の産地をウェブサイトやメールで事前に知らせるなどの情報開示が尽くされていない」と学校側に注文を付ける。

 

 子供の将来に亘る健康の関する重要な問題が、事故から一年が近づく今になっても、まだこのレベルなのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんにゃくゑんま

2012年02月12日 | 神社仏閣

     こんにゃくゑんま

                       とまりぎ

 後楽園の北に「こんにゃくゑんま」がある。江戸時代の初期にできたそうだ。源覚寺が正式名称だが、こんにゃくえんまと言ったほうが通じる。入口はちょっと狭いので見落としそうだが、中には駐車場があって法事のための車が入ってくる。

                  

 なぜ「こんにゃく」なのかというと、江戸時代に目の悪い老婆がお参りして目が良くなったのを感謝し、好きなこんにゃくを食べずにお供えしたのだそうだ。 

 蒟蒻を食品としているのは東南アジアの国々だが、日本では北関東で主に生産されている。高野豆腐のように乾燥させた蒟蒻は、料理の味が沁みこんで別物のようにうまい。

        

 毘沙門天堂。

 塩地蔵堂。

    

 お百度石と、境内がそう広くないのだがいろいろなお堂がある。

 夏目漱石もここを通って裏へ抜けたようだ。その先の坂を上ると徳川家の菩提寺、小石川傳通院がある。さらに先へ行くと東京メトロ茗荷谷駅があって、交通の便利なところだ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミドリムシで下水処理

2012年02月11日 | 

                       とまりぎ

 日経新聞によると、東京都の下水道処理にミドリムシ(学名ユーグレナ)を使うことを検討している。

 ミドリムシは光合成により水と炭酸ガスのほかに窒素やリンを吸収する。この力を生かして水の浄化を行う。地球温暖化で問題になっている炭酸ガスにも効果が期待できる。

 使用したミドリムシを回収して燃料などに利用できるかどうかも研究する。

 現在、アメーバやクマムシなどの微生物を使って下水中の汚れを分解しているが、窒素やリンは三分の一程度にしか減らないため東京湾の赤潮の一因になっていた。これが改善できる。

 東大発ベンチャーのユーグレナとの共同研究により、1~2年間実証実験した後、実用化を目指す。

 ミドリムシは体長0.3ミリ程度の鞭毛により運動し、光合成を行うという動物と植物の性質をもつ。最近はその成分からサプリメントの材料にもなっている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅の羽根木公園

2012年02月10日 | 公園

    梅の羽根木公園

                     とまりぎ

 羽根木公園で梅まつりが始まったはずだと、京王井の頭線東松原駅で降りる。駅前商店街には「梅まつり」の旗が並んでいる。10分ほど歩くと公園の入口へ着く。梅はどうかと期待が膨らむ。

                     

 2月4日からとあるから、土日の人手はさぞ多かったことだろうと思いながら、公園の坂を上る。

                  

 ずっと先の梅の木の多いところを見るが、花がない。

              

 休日に出る群馬県川場村のテントは静かだ。川場村には世田谷区の小中学校の林間学校があるから毎年ここが定位置になっている。

          

 こりゃ平日は何も無いかと見ると、店がふたつ開いていた。聞くとやっているけどもう閉めるとのこと。氷雨の中、客が居なければ開けていても意味が無い。

     

 ちょっとだけ咲き始めている。

               

 ほかにもあるかもしれないが、確認したのは紅白一本づつだけだった。

          

 これでは寂しいなと、テニスコートの脇を見たら花の咲いているのがある。よく見ると蝋梅だ。公園を通り過ぎると小田急線梅が丘駅が近い。

 今年はいつもの年より暖かくなるのが遅いようだ。それでも今度の土日にはもう少し咲くことだろう。見物客のためにも、川場村の人たちのためにも、地元の店を開いている人たちのためにも暖かい春日であることを期待する。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜の山手

2012年02月09日 | ウォーキング

     横浜の山手

                    とまりぎ

 横浜の市営地下鉄伊勢佐木長者町駅のホームから線路を見ていて、上に架線が無いことに気がついた。そうか、東京メトロの銀座線や丸の内線と同じなんだ。横浜では最初の地下鉄だったことを思い出した。

                 

 JR石川町駅を越えると、中華街の入口が近い。

          

 元町を横切って山手へ登る。フェリス女学院の脇に出た。

                 

 山手からの眺めは良く、ランドマークタワーが目立つ。この山手には多くの歴史的建造物があって、しかも見晴らしがいいから散策の人が多い。横浜では好きな場所だ。

 さらに西へ歩くと先に馬の博物館や競馬場跡の公園につながる商店街になり、バス停がある。ではバスに乗って戻ろう。

                     

 伊勢佐木町の先で降りると、京急線日の出町駅が近い。大岡川が幅広い。

 桜の時期には人出が多いことだろう。

 

 

                

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上大岡

2012年02月08日 | 商店街

        上大岡

                        とまりぎ

 むかし住んでいた戸塚からも上大岡行きのバスが出ていたので、京急線の横浜の先にあることは知っていた。市営地下鉄へ乗ったときも降りることはなかったが、駅名があることは知っていた。

 その上大岡へ行ってみた。

 駅の向い側に商店街の入口が見える。その隣のビルには「ひまわり市場」があるので入ってみる。

                 

 比較的安いような気がするところだ。

       

 商店街はあっけなく通り抜け、佛願寺というお地蔵さんの寺がある。その先へ行ってみたが住宅街へ入ってしまうので戻る。

              

 大岡川を越える。このあたりではまだ水量も多くなく、日の出町駅あたりとは雰囲気が違っている。踏み分け道を猫が行く。ノラ猫だろうか。

        

 表通りへ戻る。駅ビルのあたりへも、あとで入ってみよう。

             

 通りの反対側の建物へ入る。地下に食彩館があるので入る。いわゆるスーパーマーケットだ。

 安い店が多い。人も多い。

 横浜へ行くといつも感じることだが、急激な勢いで増えた人口に街の整備が追いついていない。横浜駅の周辺でもいつも混雑だ。久しぶりに戸塚の駅周辺の雑踏を思い出した。

 初めて降りた上大岡。期待が大きすぎたかもしれない。

 

                                  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東電総合グランド

2012年02月07日 | 公園

      東電総合グランド

                         とまりぎ

 神田川沿いに自転車で下流方向へ向う。

               

 水道道路を越えたところで、東京電力のグランドが見える。行き過ぎてグランドの塀の端から右手へ入る。グランドには草が生えている。

           

 入口は閉ざされたままで、無人の寂しげな雰囲気だ。

      

 奥に三本の松の木が見えるが春の新芽が出ても、手入れされたのを確認することもなく、ほかへ移されることになるのだろう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柏の葉公園

2012年02月06日 | 

       柏の葉公園

                       とまりぎ

 杉並区の神田川の北側にある、柏の葉公園へ行く。先日の雪はもうほとんど融け、冬の陽が暖かい。

          

 公園の北側にある林の間に階段が下へ降りていて、神田川が近くなる。

            

 池があって、水中生物が冬を越しているところらしい。

     

 白い綿のようなものが飛んで水面へ落ちてくるので、よく見ると蒲の穂が外側を白くしている。この寒いときに種を飛ばしているのだ。

 水面に落ちた種は、そこで根を伸ばせば定着する。夏にはまた蒲の穂が見られることだろう。

                 

 広場で遊ぶ子供たちの向こうには、葉を落した林が見える。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松沢病院前の赤堤通り

2012年02月05日 | 公園

松沢病院前の赤堤通り

                         とまりぎ

 甲州街道を八幡山から南へ入ると、環七へ抜ける通りが赤堤通りだ。八幡山駅の下を通り抜けると、左手に松沢病院が続く。

        

 病院の正門の向い側には「さか本」蕎麦店がある。系列店がおよそ百店もあったそうだが、景気後退で少なくなったとのことだ。

   

 さらに南へ向って歩くと、病院が道から少しへっこんだようになった所が公園になっている。

           

 焼き物の動物がいる。

            

 公園を過ぎると、歩道の拡張工事中だ。このスペースは松沢病院が奥へ引っ込めたようだ。松沢病院の周りが2km以上あり、ウォーキングやランニングの人が通るのがこの歩道だから広がると利用者にはありがたい。

          

 病院のはずれに、東京都医学総合研究所ができている。多種類の細菌が培養されていることだろう。

 

      

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登亭

2012年02月04日 | 

      登亭

                     とまりぎ

 鰻の店で昭和27年というから、戦後の混乱期に創業した登亭(のぼりてい)を忘れるわけにはいかない。日本橋室町が最初の店で、神田、日本橋本社、新橋、新宿、銀座が開店した。

 当時の老舗の鰻は、注文してから出てくるまでの時間がかかりすぎで、落語にもあったが酒を頼んで待つような程度だったようだ。ゆったりした戦前の雰囲気とはそんなものだったのだろう。

 登亭では、この時間を早くした。当然安くなければサラリーマンは入ってくれない。

 安い鰻は登亭と、皆の意識の中に定着した。

 新宿の店へはよく行ったものだったが、ご飯の炊き方にムラがあり、柔らかすぎるご飯で出てきたときにはがっかりしたこともあった。

 このやり方の大筋がその後の「うな鐡」や「宇奈とと」を発展させることになったのだから、先駆者といえるだろう。

 商品は違うが、立ち食い蕎麦も回転寿しも牛丼もイタめしもラーメンもカレーも似たような発想だ。

 立ち食い蕎麦は、店によって味が違いすぎる。まずい蕎麦では牛丼に負ける。一方、ラーメンは個性を生かして大発展した。

 千円の床屋も同じかもしれないし、安いコーヒーの店も同様だろう。

 立ち飲みは酒屋がやっていたものだったが、酒屋ではできなくなって新スタイルの店ができた。感じとしては酒屋の雰囲気の方がいいのだが。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京電力総合グランド

2012年02月03日 | 公園

  東京電力総合グランド

                        とまりぎ

 日本経済新聞によると、杉並区は2012年度予算案に、東京電力の福利厚生施設「東京電力総合グランド」の用地取得費として60億円を計上したとある。

 杉並区では災害時の避難場所にも活用できる公園として整備し、早ければ2013年春から順次供用を始める。

 京王線桜上水駅から北へ水道道路が神田川へ出るところの東側に広がる下高井戸2丁目にあり、約4.3ヘクタール。

 電気代の値上げは困った問題だが、値上げ幅を少しでも縮小することにどれだけ貢献するのだろうか。

 神田川の南側の遊歩道と接しているから、整備されて公園として開放されると近隣の人たちには憩いの場所になる。

 上流方向には下高井戸八幡神社があり、さらに塚山公園、柏の宮公園、三井の森公園と続いている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大塚駅前

2012年02月02日 | 鉄道

     大塚駅前

                  とまりぎ

 JR大塚駅の下に都電荒川線の停留所があって、「大塚駅前」と書いてある。そこから王子方面へちょっと歩いて、線路の先を見ると鉄塔がある。

 白く塗られ、ビルの上に建てたタワーのようだが、東京タワーのような頭がない。都電で停留所一つ先の巣鴨新田停留所近くにある東京電力大塚支社の通信鉄塔らしい。もっと高くする予定だったのを途中で止めたように見えるが、違うだろうか。

                

 駅前へ戻ると、三ノ輪橋行きの都電が信号で止まっている。都電は交差点では交通信号に従って止まる。

 線路がカーブしているので、若干傾いたままだ。

 二月の休日に「とまりぎ」仲間5~6人で雑司ヶ谷七福神めぐりのあと、都電で王子まで行き新年会をやる予定だが、このあたりを通過することになる。

          

 線路の脇に駐輪場の説明書がある。このあたりには多くの自転車が止まっていると思っていたら、青空駐輪場も金がかかっているようだ。

                 

 道路を越えてちょっと入ったところに、警視庁巣鴨警察署がある。大塚だとばかり思っていたら、都電の停留所に巣鴨新田とあるように、このあたりは巣鴨管内なのだ。

 さて、今晩は新年会をという話だったのだが、ふたりが都合がつかなくなったというので、ふたりになった。それでは千駄ヶ谷の「プロローグ」へ行こうということになり、池袋から副都心線へ乗り換え北参道駅で降りる。客がほかに来ていなかったので、ゆったりした時間だった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猿江恩賜公園

2012年02月01日 | 

     猿江恩賜公園

                     とまりぎ

 江東区の猿江恩賜公園へ入る。北の方角の葉が無くなった木の上にスカイツリーが大きく見える。634メートルという高さは、高尾山599メートルよりも高いという事実を忘れていた。

 なぜ恩賜公園なのかというと、江戸時代には幕府の貯木場であったが、明治になって皇室の貯木場であったという経緯があるからだそうだ。

                        

 以前に偶然前を通った相撲部屋へ行く。

                  

 ここが弟子の出入り口のようだ。

              

 自転車が何台もある。

          

 朝日山部屋だ。この地は亀戸の南にあるから、両国国技館までは比較的近いところにある。

                       

 むかしのスタイルの橋が見える。江東区にはこの形の橋が多く残っている。このあたりは江戸時代から運河による運搬が盛んであったから、その後に造られた橋が多いのだろう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする