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旅路 とまりぎ

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国立競技場の周辺整備

2012年08月05日 | 公園

    国立競技場の周辺整備

                              とまりぎ

 日経新聞によると、東京都は国立競技場(東京・新宿)周辺の整備に向け、都市計画を見直す方針を固めた。老朽化した競技場を8万人収容の規模に一回り大きくして建て替えられるよう、建物の高さ制限などの規制を緩和する。2020年夏季五輪の東京招致が実現すればメーン会場となる国立競技場の国の建て替え構想が動き出す。

 同競技場は2019年に日本で開くラグビーのワールドカップの主会場になることが決っている。2020年夏季五輪の招致が実現しない場合でも、同競技場は完成から50年以上が過ぎ、老朽化していることから、国は建て替える見通しだ。

 同競技場とその周辺は都が風致地区としており、高さ15m以上の建築物を建てる場合には現行の規制を緩和する必要がある。収容人員を現在の5万4千人から8万人に広げるため、競技場の高さは15mを上回る設計になるのが確実だ。

 都は「(国際コンペで11月にも決る)基本設計を踏まえ、高さ制限などの規制を見直すことになる」との考えを明らかにした。競技場の建て替えが彼岸の国内スポーツ団体関係者の要望に応え、スポーツの国際大会を積極的に誘致する。

 周辺には東京都体育館、屋内プール、陸上競技場、都立明治公園、日本青年館、都立霞ヶ丘アパートがあり、1960年に建った同アパートは老朽化して建て替えの時期を迎えている。

 国際コンペの応募締め切りは9月下旬。審査委員のひとり、日本音楽著作権協会会長の戸倉俊一氏は「海外では郊外に多いスタジアムを都心に整備する意義は大きい。新競技場はコンサート会場など文化芸術の発信拠点としての機能も求めたい」と語る。

 東京オリンピック開催前に、小さかった都立競技場を現在の国立競技場に造り替えてから50年以上になるのだ。