ちょっと前に古本で買った
Confessions of an economic hit manが
衝撃的でやめられません。
石油等の資源国や、或いは反米主義的な国を
アメリカに経済的に従属させ、アメリカ企業
が潤って行くためのシステムを作り出すための
プロフェッショナル(といっていいのか)による
暴露本。
著者は60-70年代にEconomic hit manとして
インドネシアやサウジ、パナマ、コロンビア等で
暗躍したようです。
表向きは経済協力のエコノミストとして、多大な
インフラ案件を政府に持ちかけ(当然契約は
米国企業)、債務過多に陥る状況を作り出し、
履行不可能になったら「資源をよこせ、
米軍基地を置かせろ」との要求を呑ませる。
それを拒否したもの(パナマ等)は、CIAにより暗殺。
それも失敗した国(アフガンやイラク)は、戦争を仕掛ける。
アメリカに限らず、欧州もきっと同じ事を
やっていると思うけど、やはりスケールが
違います…
著者は大きなジレンマを抱えながら仕事をし、
子供が生まれてから「次の世代にこれ以上
負の遺産を残せない」と感じ、退職。
今は、自分がかつて荒廃させた土地で
現地住民を支援したり、社会的な活動をしている
とのこと。
金儲けした後で禊かという批判もあるかも
しれないけれど、このような仕組みがあることを
普通の人に教え、考えさせていくきっかけを
作るという意味では評価できると感じます。
折りしも資源ブームの今、このような
考え方や仕組みがまだ存在し、同じような状況を
作り出しているのではないかと思うと、
非常に暗い気持ちになります。
昨晩ダンナに「サウジが、パナマが…」と話したら
「日本もそうじゃん」とあっさり言われてしまった。
そうだなぁ………うぅ…
Confessions of an economic hit manが
衝撃的でやめられません。
石油等の資源国や、或いは反米主義的な国を
アメリカに経済的に従属させ、アメリカ企業
が潤って行くためのシステムを作り出すための
プロフェッショナル(といっていいのか)による
暴露本。
著者は60-70年代にEconomic hit manとして
インドネシアやサウジ、パナマ、コロンビア等で
暗躍したようです。
表向きは経済協力のエコノミストとして、多大な
インフラ案件を政府に持ちかけ(当然契約は
米国企業)、債務過多に陥る状況を作り出し、
履行不可能になったら「資源をよこせ、
米軍基地を置かせろ」との要求を呑ませる。
それを拒否したもの(パナマ等)は、CIAにより暗殺。
それも失敗した国(アフガンやイラク)は、戦争を仕掛ける。
アメリカに限らず、欧州もきっと同じ事を
やっていると思うけど、やはりスケールが
違います…
著者は大きなジレンマを抱えながら仕事をし、
子供が生まれてから「次の世代にこれ以上
負の遺産を残せない」と感じ、退職。
今は、自分がかつて荒廃させた土地で
現地住民を支援したり、社会的な活動をしている
とのこと。
金儲けした後で禊かという批判もあるかも
しれないけれど、このような仕組みがあることを
普通の人に教え、考えさせていくきっかけを
作るという意味では評価できると感じます。
折りしも資源ブームの今、このような
考え方や仕組みがまだ存在し、同じような状況を
作り出しているのではないかと思うと、
非常に暗い気持ちになります。
昨晩ダンナに「サウジが、パナマが…」と話したら
「日本もそうじゃん」とあっさり言われてしまった。
そうだなぁ………うぅ…
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