みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

おじいちゃんにべったり

2014年12月28日 | みかどん
帰国翌日は私のアポについてきましたが、
翌日からはおじいちゃんべったりになり、
東京駅のアイカツショップ?や、
昨日はなんとアイカツの映画にまで連れていって
もらいました。

これまでもずいぶん父には映画につきあってもらい、
先日パリでは、封切られたばかりのパディングトンに
つきあってもらったようですが、
さすがにアイカツを見ざるを得なかった父に同情。

アイカツの、パステルカラーでふりふりぺらっぺらの
部屋着まで買ってもらう始末。
この服で外に出ようとするなら全力で阻止します。
みかどんくらいの年でこういうのを欲しがるのだろうか???
いつまでも年長~小学校入学レベルで、
海外に出て、日本の速度で成長していないような不安もあります。


夜は、町内会で火の用心に行く父についていったようです
(私は寝ていたので...)

Yacoubian Building

2014年12月27日 | 趣味
秘書さんのお勧めで、エジプト人作家Alaa El Aswanyの著作Yacoubian Buildingを読破。
以前、やはり彼女に借りて読んだアルジェリア人作家Yasmina KadhraのÀ qui rêvent les loups と
似たトーンで、90年代以降のイスラム世界、独裁政権の下で社会的な不平等に翻弄される市井の人々を
描き、正直、登場人物たちに次々に訪れる試練で少々鬱々とした気分にもなりましたが、
良い小説でした。

Kadhraと同じく、汚職と不平等、差別の蔓延る社会で、下層の市民が
さまざまな機会を奪われ、社会的正義の実現と是正をめざし、気が付くと
イスラム原理主義に染まっていき、最後は「ジハーディスト」として
非業の死を遂げる下りは、きっとこのような若者が現実にたくさんいるんだろうと
思わせました。

過激化予防と言ったときに、穏健派の協議を教え込む、矯正教育だけでは
現状は何も変わらないだろう、不平等や差別をそのままにする社会の在り方
そのもの(広い意味ではガバナンスというのかもしれませんが…)に
切り込まない限り、若者の過激化はいつまでも続くのではないかとの気持ちに
なりました。

暴力行為は決して許されないものの、
自分がこの登場人物のような状況に置かれたら、果たしてどのように
行動するだろうかと思うと、きれいごとだけを言って解決できる問題では
ないと感じます。


クリスマス

2014年12月25日 | みかどん
24日夕方に無事帰国し、実家の両親の車で実家に戻りました。
私は機内で眠れなかったぶん、ずっと寝っぱなしで知りませんでしたが、
みかどんは両親を動員してサンタさん用の食事を準備して
寝た様子。夜明けに起きたところ、食卓の上にみかどんたちからの
メッセージと食事(父がわざわざにんじんスープを作った)が
置いてあり、これは何か手を付けないといけないのだろうと
思い、スナックをかじって二度寝しました。

起きたところ、どうやらサンタは手配が間に合わず(笑)、
プレゼントはないがスナックだけ食べていったということに
しておきました。パリに、バレエ用の素敵なチュチュを
買っておいたので、それを帰宅した時に渡すしかないでしょう…

そして今、だんなからのクリスマスプレゼントも到着。
みかどんは大喜びでアイカツのファンブックと、白いもこもこの
犬のぬいぐるみを抱えています。

クリスマス前夜の思考

2014年12月23日 | みかどん
こちらではイスラム過激派??の犯行とされる
襲撃があったり、母は帰国の用意をしつつ、
果たして巷で言われる過激化防止(deradicalisation)が
有効なのか、問題は教義というよりも社会・経済的な
要因にあるのではないか、イスラムだけではなく
キリスト教にも過激派はいるのなぜイスラムだけ
強調されるのか、などなど首をひねっている最中。

そんな母にみかどんは
「東京の家には暖炉と煙突がないのに、どうやってサンタさんが
入ってくるの?」
「サンタさんはどうやった一人ひとりのプレゼントが分かるの?」
「どうやって世界中の子供たちに配れるの?」
とサンタ関連の質問攻め。

こちらでは毎朝、サンタ見習いの男の子のアニメ
(apprenti du pere noel)を流していて、先日みかどんに
DVDを買ってやったところだから、余計サンタの動向が
気になるようです。

9歳だとそろそろ、サンタはいないと分かる頃だと思うけれど
(思えば、私がサンタ=父親だと理解したのは、シャモニーの
ロッジでクリスマスを過ごした時、夜中に父親が私のほしかった
ネズミ??(tiffanとか言った)のパズルを置いて行ったことに
気付いた7歳くらいの時)、みかどんはまだまだメルヘンランドの
中に生きているようです。

2日前の夜、慌ててサンタさんに「素敵なワンピースとアイカツの
カード」をリクエストしていたものの、翌日私がJacadiでとても
上品なワンピースを2着も奮発してしまったものだから、
みかどんは慌ててサンタさんの手紙からワンピースを消して、
私の鞄に戻していました。昨日、お手紙出した?というので、
出したよと言いましたが、早急にどこかに隠さないと。
アイカツのカードもどうしよう・・・


鉱物博物館に行く

2014年12月21日 | みかどん
長らく改装中だった、植物園の中の鉱物博物館が
19日にようやく再開したのでみかどんを連れて
行ってきました。

前は確か大規模な展示だったように思うのだけど、
ずいぶんこじんまりとした印象。
それでもよくまとまっていました。

みかどんは地学とか歴史には興味があるみたいです。

今年は明日(22日)で仕事おさめ。
23日から一時帰国。

13度目の渡航ありがとう

2014年12月19日 | 仕事
今日、出張中をカバーしてくれた両親が帰国。
今回は殆ど顔を見る暇もありませんでした。
父はもう13回目くらいの渡仏です、本当に有難う。

私は昨晩ますます熱があがり、インフルエンザか何かかも
しれないけれど、今日のセミナーはどうしても外せず
必死で会場にたどりつきました。当地のアフリカ研究者
勢ぞろいのめちゃくちゃ濃い議論が、頭が朦朧としている
せいですべて追い切れなかったのがとても残念でした。

みかどんも変な咳をしています。
明日で学校は終わり。

私もあと2日で仕事を終わらせなくてはならないので、
今晩、やる気になった時に頑張って報告書を書こうと
思います。


駆け足出張終わり

2014年12月17日 | 仕事
先程会議が終わり、今貴賓室とは名ばかりの部屋に落ち着きました。
(今回の会議の参加者は貴賓室を使わせてもらえる!!)

喉がカラカラなので何か飲みたいけれど、カウンターが
仏軍の集会所になっていて近寄れません。
知り合いの顔も見えるけど制服の人達が集まると威圧感があります。

空港内のお土産屋さんが空いていれば見に行こうかな…
日曜日の午後に市場に連れて行ってもらって、アフリカ布5種を
買ったのみ。

明日の朝6時にパリに戻り、14時から今カウンターにいる人たちと会議。

やや熱っぽい

2014年12月16日 | 仕事
こちらに来てたった3日目だけど、目には見えない砂埃のせいか
喉が非常にガラガラして、また疲労もあるのか、珍しく
熱っぽいです(気温は低いのに、部屋には暖かい毛布がないこともある)。

特に気候ががらっと変わると体温調整が狂うので珍しいことではないのですが、
今の日本での異常なようなエボラ・フィーバー、西アフリカに渡航して
ちょっと熱っぽいと言うだけで隔離されたり拒否されたりすると聞きます。
ダカールから戻って数日後には帰国するだけに、なんかいやだなぁ…

こんなに大騒ぎしているのは日本だけと思います。
フランスなんて毎日ギニアや西アフリカに航空便飛ばしているのに、
誰も「エボラ??」なんて聞いてきません。

教室は間違うところ

2014年12月14日 | みかどん
こちらの小学校でも通知表?のようなものが出てきました。
今期からいよいよ100%フランス人児童に交じり国語(フランス語)を
受けるようになり、宿題のあまりの難しさに私も辞書を引いたり
参考書を読んだりする始末。

私が平日は勉強をみてやれず、またみかどんもそんなに勉強熱心ではなく、
基本的な動詞の活用を間違えたり、そもそもフランス語での指示が
分からなかったり(これが難しい)。
おそろしく昔なので私も覚えてないけれど、仏検2級くらいのレベル
のような気がします。

なので国語の点が低いのは織り込み済みですが、
校長先生から「もっと手を上げようね、教室は間違うところだし、
もし君が間違って友達が笑ったら先生がそのお友達に笑わないように
言うから大丈夫」と言われ、みかどんは、はたと
「日本の小学校の教室でも同じことが貼ってあった!」と思いだし、
その午後から手を上げようと誓って実践したとお話してくれました。

日本の小学校の標語、みかどんが言うのは副校長先生が写真を
くださったというのだけど(私はダンナが親が撮ったような気がする)、
その写真も見直して、「教室は間違うところ(間違いを恐れてはいけない)」
との教えがみかどんの心と体の中にインストールされたようです。

小さな一歩かもしれませんが、自分で何かに気づき、それを実践しようと
決めた、親にとっては大きなみかどんの成長が感じられて
嬉しかったです。
ただ、これ、長く続くのかなぁ。。。笑




ダカール到着

2014年12月14日 | 仕事
明日から国際会議のためダカールに来ました。
気温は20度くらい、過ごしやすい気候です。

10数年ぶりのダカール、まだ空港とホテル周辺しか
見ていませんが(おまけに夜だし)、ますます
都会になった、発展したなぁと驚きます。

私の出張中は両親が6日間滞在してみかどんの
面倒を見てくれています。





オペラ座でくるみ割り人形を観る

2014年12月03日 | みかどん
先日、オペラ座のチケットも完売して出遅れたと
ぼやいていましたが、
昨日の昼休み、思い立ってオペラ座のサイトを
確認したところ、高いA席(105ユーロ)が6席ほど
急に出てきたので、同僚を誘って慌てて予約。

くるみ割り人形のように、人気の高い演目は
予約開始後すぐになくなると聞いていたけれど、
やはりキャンセルとか出てくるんですね。

ただ、それも少し目を離した隙に売れていくので、
フランス人の娯楽に対する感覚が鋭いのか、
旅行代理店とかがどんどん押さえていってしまうのか…

どんなに仕事が溜まっていても当日は定時に飛び出します。

子供用ミシン入荷!!

2014年12月03日 | みかどん
先日、みかどんのクリスマスプレゼントに予定していた
子供用ミシンが売り切れ、今日あちこちの店舗に電話しても
入荷の見込みはないと言われて凹んでいましたが、
先程(夜)ダメ元でお店のウェブサイトを見たら、
なんと在庫ありのマークが!

お店にいつ入るかも分からないし、入っても
この国の人は決して連絡なんてしてこないので
(そもそも、ウェブサイト上で、入荷お知らせメールに
登録していたのに何も来ないんだから)、
配達にしてもらい、ようやく肩の荷がおりました。

みかどんは昨日も今日も
「パリでミシンがないのだったら、サンタさんに頼めばいいじゃない」と
何度も言ってきたので、
やばいな、まだサンタさんを信じているんだと思いつつ、
「お店にないってことはサンタさんのとこにもないってことよ」と
現実感たっぷりの返事でみかどんの夢を打ち砕いてしまいました。

明日の朝、みかどんに、サンタさんが言うこと聞いてくれたのかもと
言ってみますかね。。。
週末、受け取りに行きます。

あー良かった。


疲れたなぁ

2014年12月01日 | 仕事
いくら自分で決めた母子海外赴任であっても、
仕事も家事もいつも山積みで
みかどんの勉強も何も見れず
日々振りかかる諸々のことを
すべて一人で決めてやるのはやはりしんどいです…

夜中しか自分の時間がないので、
つい夜更かしが続いてしまいます。

先日姉から(確か)朝3時?5時?に起きても
一日頑張れる方法みたいなのが送られてきて、
そこまでして頑張らないと子持ちの母親は
社会で生き残れないのかなぁと、ちょっと
疲れた気持ちになりました。















ペット展とInstitut Monde d'Arabe

2014年12月01日 | みかどん
今日はとてもとても寒い一日でしたが、
みかどんのリクエストで、
Porte de Versaillesでやっている捨てられたペット展、
その後思い立ってInstitut Monde d'Arabeに行き、
帰りにoxybulでミシンの入荷状況を確認して帰宅。

ペット展は、昨日のオープン時は400匹以上いたようだけど、
今日の午後は犬猫併せて100匹強といったところ。
病気のペットはいなさそうで、でも3年間も愛護協会で
保護されたり、人間不信に陥ってそうなのも
ちらほらいました。
犬の場合残っていたのは大型犬で、庭が必要、かつ他の
ペットと一緒にできない、というものが大半。
中には、今年3月生まれたのに10月には捨てられていた
という大型犬もいました。

Institut Monde d'Arabeは、現在開催中のモロッコ美術展に
併せ、中庭で大きなテントを張ってミントティーやタジンを
頂くスペースがありました。
そこでみかどんとミントティーを頂き、IMAの最上階で
周囲を見渡してから地上階の本屋に行きました。
みかどんにはアラブ世界の子供用ガイドブックを購入。
なかなか良いものが見つかりました。

Oxybulでは相変わらず、ミシンがいつ入荷するか、また
どの店に入荷するかも分からないという情けない有様。
火曜日以降いくつかの店舗で入荷が予定されているので、
朝一で電話をかけまくらないと。

スマホの充電器もまた壊れるし、こういう時、外出先で
充電できる日本は素晴らしいとしみじみ思います。