みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

川口淳一郎教授の講演会

2011年11月30日 | みかどん
またもや はやぶさ です…
しつこくてスミマセン。

一度で良いから川口プロマネのお話をじかに聞いてみたいと
思って、ネットであれこれ探していましたが、
11月27日、青砥@葛飾区で講演会が開催されると知り、
家族3人で申し込んでいました。
当日はみかどんと二人になってしまいましたが、
みかどんは「川口先生とお話できるの?」と楽しみに
していました。

当日はおそらく3-400人ほど。子どもも小学校低学年が
ちらほらいました。
冒頭、主催者側からの挨拶などを経て、いよいよ川口先生が登壇。
ダンナから「とてもプレゼンがうまい」と聞いていたのですが、
想像以上でした。とても理系の研究室に閉じこもった方には見えず、
軽妙な話し口であっという間の1時間でした。

当日は録音などは禁止され、なんと筆記用具を忘れてしまったので、
記憶の限りですが、印象に残ったことを箇条書きで。

・相当数の講演会をこなしているが、ひとつとして同じ内容の
話はしていないこと

・プレゼンは文字主体だが、簡潔で分かりやすく、何よりも
「漢字はすべて振り仮名つき」「英文でも簡潔にポイント」と
徹底されていて、幅広い聴衆にはやぶさ、そして日本の
宇宙開発をめぐる現状と今後を理解してもらうための工夫が
なされていました。内容も非常に分かりやすく(ただし年長児の
みかどんにはやはり難しく、途中で寝てしまった)、その背景には、
長年お役所に「中学生でも分かる説明を」してきたからこそ、と
感じました。ここまでできるのは正直スゴイ。

・はやぶさは映画などになっているが、やはりフィクション。
真実はなかなか伝わりにくい(だからこそ講演会を引き受けて
いるのでしょう)。

・はやぶさの運用中、非常にしんどい時期もあって辛かったのでは
と聞かれるが、自分としてはとても幸せだった。というのも、
自分は惑星探査をやってきたいと思ってきたので、今それに
関われる状況にあるのはとても幸運なことだった。
←うーん、こう言い切れるからこそ、数々のピンチをなんとか
乗り切れたのかなぁと感じました…
今の私の状況にも当てはまるなぁと思い、一応自分の好きな
ことをやれる環境にあることに改めて感謝だと思いました。

このほかにも、いろいろ、なるほど!と思うことが多々あったのですが、
最後に、日本人へのメッセージとして、
・技術より根性(これは、技術があったからこそ言えることだと思いますが)
・今後はものづくりではなく、アイディアで変革、イノベーションを。
・個性とインスピレーションをのばす人材育成を(「教育」ではない、と仰っていました)
・高い塔をうちたてなければ、新しい水平線は見えてこない
・忍耐だけでは何もおこらない、既存のものを打ち破る視点を
・日本人は創造できるという自信を

特に、人材育成、そして自信を持って、と言う点は、被災地の復興とも
結びつけてお話されていたのが強く印象に残りました。

はやぶさに興味のある人はもちろん、ない人でも、
非常に面白く、そして発奮させられる講演会でした。
小学校3年くらいからであれば理解できると思います。
いろんな人にお勧めしたい講演会でした。

はやぶさの講演会は以下からチェックできます(川口先生以外も含む)

http://fanspace.web.fc2.com/schedule.html

父の引退

2011年11月30日 | みかどん
今日、父が43年間のお勤めを終えました。
本当に長い間、お疲れ様でした。
父の頑張りと活躍があったからこそ、家族が
ずっと豊かに健康に過ごせましたし、
何度かの海外生活も経験することができました。

引退後仕事絡みのボランティア職は
やるようですが、もう職場には行かないと。
仕事に行かない父の姿は想像できませんが、
色々と楽しいプランはあるようです
(すみません、その中の一つに強制的に
みかどんのシッターが入っております)。

とはいえ、これからは親の懐に甘えることなく、
親孝行をしていきたいです。





your credit card is blocked

2011年11月24日 | みかどん
迷惑フォルダを一括削除する前に
タイトルのみチェックしていたら、
your credit card is blockedという
非常に怪しいメールが。


Hello User,

CAUTION: Your credit card is blocked!

From your credit card has been removed $ 4153,1

Possibly illegal transaction!
Your Credit card Report Online


Instantly contact your bank .
Best Regards, VISA Services.


こんなの詐欺だと思いつつも(そもそも送信者のアドレスが変、
4千ドル引き出されたからblockされるとも思わない)、
先日の出張でついホテルを信用してカードで決済して
しまったもので(一応JICA事務所から取ってもらった高級ホテル)、
なんとなく不安になってカード会社に相談してしまいました。

ホテルでのチェックイン時、パスポートとカードの
コピーを取られ、そのコピーはチェックアウト時には
返してもらったものの、そのコピー(情報)をどう
保管していたのか、信用もできなかったし…

今のところ変な決済はないし、メールにカード番号などが
書いていないので、おそらく情報が漏れているわけでは
ないからたぶん大丈夫とのでしたが、もう数日ほどは気を
つけてみてくださいとのことでした。

一緒にいったエンジニアはキャッシュで支払っていて、
面倒だなと思ったのですが、やはり次はキャッシュに
した方が良いかもしれませんね。

国立の受験その2

2011年11月24日 | みかどん
明日、国立の付属小学校の2次選考手続きがあるので
書類を見ていたところ、なんと家にストックのない
サイズの写真が必要になることが判明。
既に18時50分だったので、慌てて近所の写真屋さんを
探し、みかどんのスーツなどを持って駆け込みました。

夕食後、ダンナと今後の手続きなどあれこれ話していたら、
なんと、こことは別の国立も1次の抽選を通過していた
とのこと…。ただ、私立の入試直前でダンナも私も
非常に忙しく、手続きをすることができないので
そのまま棄権してしまったと。

国立付属小学校の1次抽選の倍率は2倍くらいのようですが、
最初の受験者数が非常に多いので、そのうち2校の抽選が
通過するのは結構ラッキーなこと。
とはいえ、これから試験、そして最後に抽選で
振り落とされるので、険しい道のりです。
何よりも、勉強からすっかり解放されたみかどんを
もう一度入試モードに持っていく方が難しい。

まぁ最初にご縁を頂いた私立はもう辞退できないので、
国立はあくまでも運だめしですが、ただ学費が
安いのが魅力的です。年間10万円とは!!

時差ぼけ(午前3時)

2011年11月22日 | みかどん
羽田に夜9時頃到着。無精をしてコートも何も持たず出たら、
やはり日本は寒かった(機内から出た時は半そでセーターに裸足)。
寒い中帰宅するのが面倒だと思っていたら、なんと、みかどんが両親と
一緒にお出迎えしてくれたので驚きました。
父の運転で自宅まで送ってもらい、お土産と荷物を整理して、
みかどんを寝かしつけ。

一人の時間に慣れていた頃に、突然「母親」の役割がどかんと
戻ってくるので、そのギャップになかなかついていけません。
こういう時、子どものいない同僚達は楽だなぁと秘かに思います。

ホテルで一人の時間を満喫したり、夜は飲みに行ったりと
普段は全くできないことばかりだったので、ほんの少し、
昨日までの生活が懐かしい。

今度は来年の1月末なので、またみかどん、家族には負担を
かけてしまい申し訳ないのですが、私のライフワークでも
あるので、できる限り両立していきたいです。
出張中に出会ったのは、皆仕事に情熱を持っている人たち
だったので、自分も頑張らなくてはと大いに励まされました。



トランジット中

2011年11月20日 | みかどん
南アで5時間ほど乗り継ぎ時間があるので、
じっくりと空港内の本屋でアフリカ関連本を選び、
お土産も買ってラウンジで仕事しています。

みかどんは「カシューナッツを忘れないで」と
繰り返しダンナに話している模様。
出張前に話したことをよく覚えているらしい。
カシューナッツは、モザンビークで頂いた
加工前の(からのついた状態)ものと、
塩味・そしてこれは試したことのないピリピリ味
(piri piriはアフリカの唐辛子みたいなもの)。

買った本はthe case for business in develping economies、
A new scramble for Africa ?: Imperialism, investment and developmentの2冊。
後者は資源ブームに沸くアフリカが、新たな植民地化の道を
歩みつつあることに警鐘を鳴らし、今後の方向性を示唆しているようです。
これまで先進国の研究者が(特に中国を名指しで)書いた本はあったけれど、
アフリカ(南ア)の研究者によるものはなかなか見つからなかったので、
面白そうです。これからモザンビークに通うことになるので、もう少し
勉強しておかないと(あとポル語も)。
機内で少しは読めるとよいけれど…


僻地(?)間コミュニケーション

2011年11月19日 | みかどん
アラフォーの日本人女性達、アフリカで頑張っております。
ニジェールに出張してる友人よりSMSが入り、しばしチャットを楽しみました。
ここアフリカでもICTの発展はすごいです。皆携帯電話持ってるし。
15年前はまだ重たいインマルサットの時代でしたから…(私のいたところ
だけだったのでしょうか)


[4:42:07] y: お疲れ様です。もう帰国ですか?

[4:46:07] M: おおー!ニジェールからですね。こんばんは!

[4:47:22] y: はい、ニジェールです。突然お邪魔してしまいました、、、お仕事は順調ですか?

[4:47:39] M: なんとか今日終わりました^^

[4:48:07] y: お疲れ様です。もう帰国ですか?

[4:48:27] M: 明後日南ア-香港経由で戻ります。明日はエンジニアと一緒に地方視察。yさんはまだまだ?

[22:18:37] y: もう帰国ですか?うらやましいです~気を付けて帰ってくださいね。こちらは仕事は一通り終わり、火曜日にミニッツのサインをするだけですが、私は居残りで追加情報収集です。月末までこちらで頑張ります。

[22:20:13] M: 昨日は断絶してしまってすみませんでした・・・月末までなのですね!お疲れ様です。疲れも少し出てくる頃と思いますし、無理せず、頑張ってくださいね~。私はもう少しモザンビークにいてもいいかなぁ(笑)

[22:24:24] y: いえいえ。お邪魔してしまって失礼しました。XXセクターはやはりつまらないです、私にとっては。でも、仕事だと割り切って(笑)、たんたんと作業しています。日本に戻ったら、また連絡しますね。残りの期間もモザンビークを楽しんでくださいね。ではでは~

[22:31:19] M: いえいえ、こちらこそSMSありがとうございました!ニジェールとモザンビークでつながるとは嬉しいサプライズでした。今晩は同行したエンジニアとナイトクラブ(?)で打ち上げてきます!ではyさんも頑張ってくださいね~。また日本で。

お湯が出ない

2011年11月18日 | みかどん
今朝のシャワーは妙に冷たく、おかしいなと
思いながら出てくると、ロビーが水(汚水?)びたしで
変な臭いが広がっていました。
従業員が必死でお掃除していたので、1時間ほどで
水浸しの状態は脱しましたが、お湯が出なくなった様子。

首都のなかなかよいホテル(リゾートホテルのような感じ)でも、
いったんトラブルがあるとなかなか復旧しないようです。
技術力なのでしょうか…

せめて明日の夜には直りますように…
明後日はまた南ア―香港経由の長旅になるので。


国立1次抽選

2011年11月18日 | みかどん
まだモザンビークにいます。

遊びで出した国立付属小の第1次抽選、通ったとの連絡が入り
大慌てです。
もう全く勉強はしていないので…。

まぁこれからさらにふるい落とされるので、真剣に準備しても
見合うかどうかわからないところですが、第2次選考まで
少し準備をしなくてはいけないかもしれません。

こちらは夜中ですが、明日の報告会のための資料作りなどで
まだ寝られません。今日から暑くなり、ネクタイ姿の男性陣は
しんどそうでしたが、夕方からは激しい雷雨が来て、雷鳴の中で
海岸沿いのレストランで食事をしました。


会って話すこと

2011年11月15日 | みかどん
今回のミッションでしみじみと感じたのが、
直接会って話すことの大切さ。
相手国はもちろんのこと、日本人同士でもです。

今回の仕事はいろんな関係者が関わっていて、
意思疎通が非常に難しい案件でもあるのですが、
お互い電話やメールばかりでコミュニケーションを
取っていたのが、大きな原因の一つだったのかなと
感じています。

正直、とっても煩わしい!と思っていた人と、
昨日の夕食の席で思いがけずみっちりと話すこととなり、
感情のないロボットだと思っていた彼が、実は
常識もあり非常に仕事熱心な人だと分かりました。

これは仕事にも限らないですね。

日本に戻るとなかなか時間を作るのが大変だけど、
それでもやはり、家族、友達、仕事関係者、
一緒にお茶などを飲みながらコミュニケーションを
取りたいものだと感じました。

マプト到着

2011年11月14日 | みかどん
成田―香港5時間、香港―南ア13時間、南アーモザンビーク1時間の
フライトを乗りついで首都マプトに到着しました。
いくらビジネスであっても、南回りは疲れます。
香港を出てからしばらく揺れが続き、シートベルトをしっかり
締めて寝てしまったら、なんと「震度6!」みたいな夢を
見てしまいました。今の私には、揺れ=地震なんですね。

モザンビークはインド洋に面した沿岸国で、天然資源も豊富に
あることから、近年は7%以上の成長を遂げ、なんと一人当たり
GDPも千ドルに到達しそうな勢い。
私なんか、ずっと内戦からの復興で大変な国だと思っていたので、
資源ブームによる首都(のみ)の発展と、新興国による激烈な
資源分捕り合戦が展開されていることを知り、本当に驚きました。
私は圧倒的に資源なし・内陸国をメインにしてきたので…
首都だけみたら、アフリカに対するイメージが覆ると思います。

さて、明日からいよいよ仕事です。
まだ眠くならないので(時差7時間)、山のような資料を
読んで備えます。




ちょっと愚痴

2011年11月10日 | みかどん
週末からの出張に向けて、猛然と(?)仕事をしていますが、
幼稚園で予期もしなかった出来事が・・・

受験結果をめぐっての母親間のさやあてというのか、
どうやらそれに知らないうちに巻き込まれているらしいのです。
仲良しのママからの忠告があり、まずは子どもにしっかりと
口止めをさせました。
6歳児に口止めなんて嫌なんだけど、仕方がありません。

園長先生からは、子どもは正直なので、受験の結果で子どもに
口止めをしたり、うそをつかせたりしないよう、親が穏やかに
対応してください、と再三お話があったのだけれど、
現実は難しいということですね・・・。

そろそろ、皆が受験していた宝くじレベル超人気校の結果が出てくるので、
そちらに注意が移ることと思うけれど、
出張でしばらく園に顔を出さなくていいのはラッキーだったかも。

それにしても、いつもは仲良しであっても、ちょっとしたことで
その関係が崩れそうになるのって、園の付き合いは難しいです。
もう少し、送迎とか行事に父親の関与が大きくなれば、母親の
出番が減る分、こういうゴシップとかはなくなるのではないか、と
思うのですけれど・・・。

清水の舞台から飛び降りて

2011年11月08日 | みかどん
このクリスマスには大奮発のフランス旅行を予定しています。
贅沢だなぁと思うけれど、周囲がハワイだグアムだと華やかに
休みごとに旅行に行く中、ずっと耐えて(?)きました・・・
(ちなみにハワイに一回も行ったことがありません)。

年内には帰国するので、本当にあっという間ですけれど、
我々の思い出の地をみかどんに見せてあげたいと思っていたので、
これからの出張や仕事なども頑張ります!

パリ経由でストラスブルグに入り、クリスマスマーケットを楽しんだ後は
パリに移動。とにかく寒い季節だけれど、華やかなイルミネーションを
楽しむことができれば嬉しいです。
私はとにかく本屋に走ります。あとは大好きなインド料理屋さんにも。
みかどんは寒いけれどエッフェル塔のてっぺんまで上らせてやろうっと。

先ほど、カードで思い切って決済。
もちろん航空券だけですが、3名分の代金は私にとってなかなかすごい金額。
キャンセル代も馬鹿にならないので、頼むからこのまま無事にいけますように・・・

ビュッフェのはしご

2011年11月07日 | みかどん
この週末は母子でビュッフェのはしごとなりました・・・。
月曜午前ですが、もたれてキャベツの千切りすら入りません。
土曜日は姉と甥っ子と4人でリプトンのビュッフェ。
日曜日の昼は父の誕生祝いとみかどんのお祝いを兼ねて
バイキングに行き、そして夜は仕事の関係でご招待された
エチオピアン・ナイト。


みかどんはランチバイキングでなんとゼリーを6回もおかわりしました!!

どれもおいしかったけれど、やはり一番楽しかったのは
エチオピアン・ナイトでした。エチオピアのテフ(クレープを
少しすっぱくしたようなもの。豆や肉の煮込みなどを巻いて
食べる)、東アフリカのピラフなどもおいしかったけれど、
何よりもパーティの途中から始まったエチオピアのダンスで
大いに盛り上がりました。



もう一回エチオピアに行きたいと思う、そんなひと時でした。

でも今週末からはモザンビーク・・・
みかどんは、「モザンビークにも地雷が埋まっている」と聞いてから、
「ママ、そんなところ行かないで」と言ってきます。
私が行くのは地雷原ではないのですけれど。


おかしな頭になっていました

2011年11月02日 | みかどん
蓋を開ければみかどんの出番は1日で終わってしまった
小学校受験でしたが、この1年(特に年長になってからの半年)、
本当におかしなお受験モードになっていたなと驚いています。
大袈裟にいえば、物事の判断基準が「お受験に役に立つかどうか」。

本屋によると、「お受験によさそうな絵本を」と
無意識に選んでいる。
お行儀、ご挨拶などに厳しくなる。
折り紙などがきちんと折れないとピリピリする。
ぬりえで、線からはみ出したり空白があるとブルーになる。
はさみで上手に切れないと「あーあ」と思う。
一度習ったらもう忘れないものと思いこんでしまう。
とにかく「お手伝い!」

子どもの素の姿をそのまま認めて受け入れることができず、
過度の期待を押しつけてしまう。

そして、「良き母にならないといけない」との思いこみに
嵌り、自分の首をぐいぐい締め上げてしまう…。

長らく第1志望にしていた学校から頂いた、
「親の祈り」を唱えては、
「うぅ、こんなのでは(自分が)いかん」と深く反省するも、
翌日からはまたガミガミ叱っていたりして…。


今日もみかどんとお出かけしていた時、自分のおかしな
行動(考え方)があちこちで出てくるのに気付き、
こんなに受験に振り回されていたのかと驚きました。

そして不思議なのは、あれほど「私立に通わせたい」という
強い拘りが、ぱっと消えてしまったこと…