みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

読書リスト

2015年03月31日 | 仕事
今日は前職の大学院に挨拶に行きました。
2年間空けていたとは思えないほど、皆変わりがなく、
日本に帰ってきたとつくづく感じました。

フランスから持ち帰ってきた大量の本をまずは
読みたいと思い、しばらく日本語の本は手に取らないと
決めていたのに、つい佐藤優氏の対談集を買って
しまいました(x手嶋龍一氏、x池上彰氏)。

概ね新書は学者のやっつけ仕事のような印象もあり
あまり真剣に読んできませんでしたが、
佐藤氏の説明は、ほんの小さな部分にもはっと思われる
ような事項が盛り込んであり、それを外に出してしまえるのは
すごいなと今更ながら驚いています。


あとは「マンガでわかる超ひも理論」…。
でも、理系的思考のないド素人には、
「綱渡りをしている人間には、紐を前後に行くしか道はないので
一次元にすぎない」「でも紐の上にいる蟻にとっては、紐をぐるっと
回ることができるから2次元になる」という説明すら、
物事をややこしく考えるための詭弁じゃないかと思ってしまうのですね…。
先日、パリに遊びに来た伯父が、私には一生かかっても分からないような
意味不明な計算式を遊びで書きつけていたので、
理系の頭の中が不思議で仕方ありません。

パリから本を郵送する場合

2015年03月29日 | 仕事
印刷物のみを1箱5キロ以内に押さえて郵便局に
直接持ち込み、tarif livre(印刷物専用価格)を
お願いすれば、約14€で海外(日本)に発送できる
仕組みがあります。

この背景には、「仏語の本の輸出=仏文化の輸出」という
仏政府の言語政策があるようです。

仕組み自体はとても良いのですが、肝心のフランスの
郵便局は非常にいい加減なので、
我が家は郵便局で箱の中身を抜いたり組み替えたり
しました。

具体的には、以下のような面倒事が。

①家で図った重量と郵便局の重量が違う(郵便局内の
秤もそれぞれ違っている有様)。5キロを1グラムでも超過
するとはねられるので、現地で組み替えられるよう
鋏とガムテープを持って行った方がよい。
5キロを超過して送ってしまった場合、普通の小包扱いとなり
一気に1箱100~200€くらいになるので、重量は慎重に
見積もった方がよい。

②郵便局員は、tarif livreは知っていたが、「船便での
郵送なので1か月以上はかかる」と、船便だと頑として譲らず。
(1週間ほどで日本に到着したので、どう考えても航空便)
人によりシステム自体知らない場合がある(フランスの行政
ではよくあることですが)。

③廉価なシステムのため、トラッキング一切なし。
領収書にも単に「6箱85ユーロ」とプリントされたのみ。
追跡番号がないため、仮に到着しなくても、何も申告できない。

④おまけに扱いが非常に雑。6箱送ったうち、3箱は破損、
日本での受け入れ先だった神奈川県の郵便局でビニールに
くるまれ配達。隙間があった箱に入っていた本は、
新品とは思えない滅茶苦茶に折れ曲がった状態で到着(涙)。
いまどき中古でもここまでひどくならないレベル。


→少しでも汚れ、折れをつけたくない大事な本は
手荷物に限ります。あるいは、写真集など重たい本は
頑丈なので、お土産を送る場合に便利でしょう。

2年間の母子海外赴任終了

2015年03月28日 | 仕事
先週の日曜日に、2年間の母子海外赴任を終えて無事帰国しました。
大変なこと、厳しいことも沢山あった2年でしたが、母子ともども、
とても充実したパリでの生活だったと感じています。

最後の一週間は、家の退去・引っ越しと仕事の撤収で地獄でしたが、
両親・同僚・シッターさんの手を借りてなんとか乗り切れました…

パリ最後の夜は、この2年間一回ものぼらなかったエッフェル塔か、
セーヌ河のディナークルーズといった、おのぼりさんコースでも
やろうかと思っていたけど、午前中の住居退去点検(直前まで
パッキングと掃除が間に合わず、シッターさんに助けてもらった)、
その後の仕事ランチ(さすがに先方がご馳走してくれた)が押して、
結局みかどんの学校にもあいさつに行けず、ママ友にみかどんを
職場まで連れてきてもらい、一緒に夕食を約束していた同僚を
遅くまで待たせ、結局いつも食べているタイ/中華料理になってしまい、
夜のパリを満喫しようなんて計画は木端微塵でした。

翌日(出発の日)も、大好きな本屋さんを巡りたいと思っていた
当初の計画ははなから崩れ、職場に放置していた15キロくらいの
書類をなんとかホテルに運び込み、靴と衣類を泣く泣く捨てて
荷物を組み直し、慌てて郵便局に、電気や携帯等の解約書類を
出しに行く有様。
お昼は同僚ととり、ようやく一息といったところ。

空港まで同僚がついてきてくれて、感傷的になる暇もなく
ドタバタとお土産品を買い、最後は本屋で時間を取りすぎて
ずっと帰国の際に免税で財布を新調しようと思っていたのに
すっかり忘れてしまいました。

ちなみに、荷物は船便23箱(本が550冊ほどあったので、
中箱にせざるを得ずやたら個数が増えてしまった)、
その後本50冊くらいをprinted matterで郵送(郵便局から
5キロ以内1箱約14€を6箱。1週間ほどで到着したが、半数は
ボロボロで到着して1割は折れ曲がったりひどい状態)。
当日は、スーツケース大2、スーツケース中小5、段ボール1
(合計170キロくらい)。一足先に帰国した両親も、
同じくらいの重量を持って帰ってくれました。
中身は本、衣服、靴、雑貨で、ワイン、食器、食料は一切なし。
あまりにも慌てていて、お土産に便利なチーズすら買い忘れる始末。

帰国翌日は、みかどんの小学校の終業式だったので、
先生方にご挨拶のついでに制服やその他もろもろを新調。
またあの緊張に満ちた軍隊のような良妻賢母型の女子校生活に
戻るのかと思うと、少々憂鬱です…

今は新居のセットアップと、帰国後の様々な行政手続き、
仕事先の挨拶等、そしてみかどんの勉強のキャッチアップ
(これは父しか担当できない)。
パリの生活をなつかしむ暇もありません。


帰朝カウントダウン

2015年03月14日 | 仕事
21日離任に向け連日昼・夜と仕事の会食続きで、
メインは日本食といえども少々体の調子が悪くなってきました。

11日夜には両親がバックアップに来てくれて、
いよいよ最後の週となります。

本は550冊(みかどんのももちろん含む)を送りました…
でもまだ手元に100冊くらいあります。。。
(多分これから少しだけ買い足す)