みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

台湾到着

2011年03月20日 | みかどん
羽田を昼過ぎに出て、夕方5時、台湾に無事到着しました。

いつもは心が浮き立つ出張も、今回はとても重苦しい気持ちが離れず、
こんな状態で仕事ができるのかと危ぶんでいました。
離陸してからも、機体の揺れが地震に思えたりした一方、いつ地面が
揺れて崩れ落ちるかという不安が常にのしかかっていたことに気付き、
被災地から離れていても、地震の恐怖と後遺症はあるのだと
分かりました…。離れてみて、ようやくそのような感情があるのだと
気付きました。

私でさえこうなのだから、子ども達、そして被災地の方々の
抱えている恐怖はいかほどかと思います…。
心のケアを今から始めないと、後々大変だと感じました。

台湾は少しむしっとして、半そででOKです。
ホテル到着後、すぐに実家に電話し、みかどんと話しました。
元気そうで安心しました。
その後、かつての同僚で今は台湾で結婚しフェアトレードのお店を
やっている友人と数年ぶりに再開し、旧交を温めてきました。

部屋で衛星放送を見ながら、少し落ち着いて、溜まっている仕事を
集中して片付けよう、そして台湾でのミッションに専念しようという
気持ちの切り替えが少しできました。

皆様、出発前、そして出張中と色々有難うございました。
どうぞ体には気をつけて過ごしてくださいね。

涙の1週間

2011年03月20日 | みかどん
震災から1週間が過ぎました。

最初は想像を絶する被害の大きさに泣き
(母の故郷は福島です…)、
この状況でも娘を置いて(私としては不要不急の)出張に
行かなくてはならないことに泣き…。

でも、別の涙もあります。

おそらく多くの人がすでに見たであろう動画ですが、
今日、乳幼児向け物資を送った福島の方より
お礼として頂いたものです。

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感謝の気持ちを込めて
一つ動画をお送りします。
http://www.youtube.com/watch?v=ycRxtWHXOFA
被災地はまだまだ大変ですが、みなさまとつながりがもてたことが一つの希望になりました

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国連事務総長の「日本は多くの国に支援を行ってきた。
今度は国連が全力で日本を支援する」という下り、
援助に携わってきたものとして、本当に嬉しく、涙が
止まりませんでした。
今回、沢山の国が様々な形で支援をしてくれて、
その一つ一つがどんなに心強く感じたか。
普段、自分のやっていることが本当に役に立っているのだろうかと
悩みつつも仕事をしていたので、自国の窮状に他国が手を差し伸べて
くれることがどんなに心強いかを初めて知りました…。


その他にも、
被災地で笑顔で避難所のサポートをする高校生の姿や、
原発の放水作業という危険な任務を遂行した
東京消防庁の会見(特にハイパーレスキュー部隊の富岡隊長の
言葉と涙…本当に胸を打たれました)。

現場で命がけで任務を遂行されている方々すべてに
深く深く感謝します。


出張から戻ってきたら、募金などの他に何ができるか
同僚たちと考えたいと思います。