みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

計画停電初日

2011年03月14日 | みかどん
今日から計画停電開始。

我が家および職場は対象エリア外ではあるものの、
なるべく節電したいと思い、最低限の電力に抑え、
午前中は自宅で仕事をしていました。

当然のことながら、幼稚園は休園です。

このまま在宅作業と思いきや、今週末から予定されている
台湾出張の準備を続行すべしとの指令が下り(そう、こんな
事態でも出張は中止にならないのです。
私は正直なところ、緊急時には不要不急の出張は控えるべき
だと感じるし、またこんな状況下で、母親としては子どもを
置いて出張できないと思い、ペンディングさせてもらっています)、
結局みかどんを連れて出勤することに。
秘書さん二人も自転車で出勤してきました。

こんな事態でも、職場に来て冷静に仕事をする、
停電対象エリア外でも節電に努める、
この国民性は日本独特のものではないかと思いました。

そして今回の計画停電で感じたのは、普段どんなに無駄使いを
していたのかということ。電力の無駄ばかりではなく、
どんなにモノを無駄遣いしていたのだろうと…。
特にモノ・サービスの供給を最大限に(過剰なほど)
享受していた我々首都圏の人間にとって、生活のあり方について
認識を改める機会になったのかもしれません…。


さて、みかどんですが、母親の都合で有無を言わさず職場に
連れていかれ、19時頃まで缶詰にされたので、
そのストレスはどんなに大きいだろうと思います(秘書さん
たちにちょっかいをかけまくり、彼女たちにも大きな迷惑を
かけていて本当に心苦しいのですが、他に選択肢がないのです)。
夜遅くなったので、近所のデニーズに連れていく途中、
「今日はみかどん、とってもいい一日だったよ。今日は
大学に行きたいなと思っていたからうれしいの」と言うので、
相当無理をしているのだなと思い、
「本当のことを言っていいのよ」と言っても、
「今日は本当に楽しかったの」の一点張り。

仕事がたまったストレスから、母親に理不尽な雷を落とされる
ことも多かったのに、こんなに気を遣うとは、相当
自分を押さえつけているのだろうなと思って可哀そうになりました…。
明日くらいは息抜きをさせてやりたいけれど、明日も幼稚園はなく、
一方の私は台湾出張の準備で大わらわなので、やむなく大学に
連れていくしかないでしょう…。


被災地の状況、本当につらいニュースが多い中で、
奇跡のようなニュースもあり、このような奇跡が
積み重なっていけばと祈る気持ちです。
特に被災地で親とはぐれた子供たちが、一刻も早く
親・家族に会えますようにと心から願っています。

こちらは祈り、自分たちの生活を見直すことしかできませんが、
きっと良い方向に行く、と信じて、自分ができることを
ひとつずつ着実にやっていきたいと思います。