みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

電力の大切さ

2011年03月17日 | みかどん
台湾に行くと腹をくくり、準備に追われていたら
大学の事務局から「夕方より予測不能の大規模停電の
可能性があるので、すべてのITネットワークを夕方から
明日の10時半まで閉じること、また電車の運行が少なくなる
見込みなので、帰宅できる人はすぐに帰宅すること」との
アナウンス。

職場、自宅ともに計画停電の対象外となっているけれど、
突然の停電のなったら、もちろんアウトです。

どの組織にとってもITネットワークのシャットダウンは
致命的です。こんな不安定な状況で出張の準備がどこまで
進められるのだろうと不安に感じていますが…。

間引き運転されている電車も、ますます本数が少なくなる
というので、無理を言ってシッターに来てもらった父が
早く帰宅できるよう、他のワーキングマザーと一緒に急いで
帰宅しました。

夕方から夜にかけては電気消費量が大きくなるとのこと、
なるべく電気を使わないようにと、リビングの電気一つ、
テレビ、PCは使っていますが、厚着をして暖房を消しています。
ガスは大丈夫なので、お湯を沸かして暖かいお茶を入れています。
これでも本当に幸せなことだと思います。

みかどんも節電に協力してくれているのでありがたいです。
炊飯器の保温も電力を消費するというので、スイッチを切って、
中にあったご飯で自らおにぎりを作ってくれています。

ちょうど今、官房長官より、計画停電、そして節電を徹底
してほしいとの発表がありました。
家庭でもそうですが、我々が職場で使う電力も相当な
ものだと、先ほどの大学からの通知で改めて感じました。
自分のしている仕事が本当に必要なものか(この電力が
ひっ迫している時に)、考える必要があると強く感じています。


仕事とは

2011年03月17日 | みかどん
出張は私だけキャンセルさせてもらう予定で
同僚たちに相談してきましたが、昨晩、上司が
どうしても前半だけでもいいから来てほしいとのこと…。

一晩悩みましたが、
こうなったら業務命令と思って
前半のみ行くことにしました。
断ることもできるけれど、今後仕事がしにくくなる
ことは容易に想像がつきます。
日曜出発なので、準備に慌ただしくなります。

ダンナに相談したところ、
「今回の件に限らず、貴女が海外出張に行って
嬉しい人は誰もいない」と
言われ、大きなショックを受けました。
家庭放棄とみなされているのでしょうか…。
確かにみかどん、そしてシッター役の両親には
負担を強いているけれど…。

確かに私も子どもの時、父が海外出張に行くたびに
不安で仕方がなかった。でもその一方で、そのような
父を誇らしくも思ったし、自分もそうなりたいと
思ったのです。

男性であれば出張に行くのも仕方がない、でも
女性(特に母親)が出張に行くのはおかしい、という
価値観が日本社会全般にあるのでしょうか。

ダンナが今回の出張に好意的でない理由は、もちろん、
「この非常時に多くの会合、出張がキャンセルになっている時に、
緊急性を要しない調査出張を決行することがおかしい」
ということにあるのですけれどね…
上司にしてみると、今回の出張は重要性・緊急性双方が
高いという考え(私を含め、中身を詰めているバックアップが
必ずしも同じ意見ではないのが皮肉です)。
まぁこれが研究者の姿なんでしょうけれどねぇ…