沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

十五夜(村あすび)③

2010年09月23日 | こども&孫
 今年の村あしびは、14の演目が披露された。
 老人会・婦人会・青年会・中学生・伝統芸能保存会と子どもからお年寄りまで皆の出番があった。また、地域の舞踊研究所の子どもたちの踊りもあった。

 地域の中で発表の機会を得ることは子どもたちのやる気を増幅させる。
 かつて私も小学校の時、近所の舞踊研究所から出演し「谷茶前」「四季口説」を踊った。あの緊張と充実感と近所の方から褒められたりしたこと、それがとても嬉しかったのを覚えている。
 また、舞台ではこの一年に舞踊などの賞を受賞した方の報告や、区のために尽力された方の表彰があり皆で祝福する。

 (写真は中学生の棒スケーの演舞・年を重ねるごとに上手になっていくことだろう)

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十五夜(村あすび)②

2010年09月23日 | 日々のこと

 写真は十五夜の村あしびの様子(金武町・並里区)。

  十五夜の月と

  人々が共に 

    一夜の興を楽しむ姿

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十五夜(村あすび)①

2010年09月23日 | 日々のこと
 金武町並里区の十五夜「村あすび」が行われた。
 村あすびは、五穀(稲・麦・粟・黍・豆)豊穣、ムラの繁栄、子孫繁栄を神に感謝し、ムラの融和と団結を図るという目的で、毎年旧暦の八月十五日に開催される。

 世の中が豊かになってイベントの多い昨今だが、私はこの「十五夜・ムラあすび」が一番好きだ。公民館の屋外にやぐらを建て、月を愛で、区民と共に今宵一夜を楽しむ、何とも素朴で、昔から変わらない姿、これがいい。

 中でも獅子舞は子どもから大人まで一番の人気。今年の獅子舞はいつもより、ちょっと首を振りすぎ?新米なのかな。昔は青年たちが、年配の方から踊りや獅子頭の動きまで、手取り足とり指導していたそうである。獅子が生きているように、本物の獅子に見えるように細かい指導がなされたようだ。これこそが文化の継承といえる。だから、できるだけ昔から続けてきたことを忠実に再現できるように出来るだけの努力はしたほうがいい。

 しかし皆、忙しい毎日、仕事を終えて夜な夜な集まって練習したんだよね。御苦労さん、楽しませてもらいましたよ。


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