沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

十五夜(村あすび)①

2010年09月23日 | 日々のこと
 金武町並里区の十五夜「村あすび」が行われた。
 村あすびは、五穀(稲・麦・粟・黍・豆)豊穣、ムラの繁栄、子孫繁栄を神に感謝し、ムラの融和と団結を図るという目的で、毎年旧暦の八月十五日に開催される。

 世の中が豊かになってイベントの多い昨今だが、私はこの「十五夜・ムラあすび」が一番好きだ。公民館の屋外にやぐらを建て、月を愛で、区民と共に今宵一夜を楽しむ、何とも素朴で、昔から変わらない姿、これがいい。

 中でも獅子舞は子どもから大人まで一番の人気。今年の獅子舞はいつもより、ちょっと首を振りすぎ?新米なのかな。昔は青年たちが、年配の方から踊りや獅子頭の動きまで、手取り足とり指導していたそうである。獅子が生きているように、本物の獅子に見えるように細かい指導がなされたようだ。これこそが文化の継承といえる。だから、できるだけ昔から続けてきたことを忠実に再現できるように出来るだけの努力はしたほうがいい。

 しかし皆、忙しい毎日、仕事を終えて夜な夜な集まって練習したんだよね。御苦労さん、楽しませてもらいましたよ。

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