天野滋さん

2005年07月24日 | 日本のロック
天野滋さんが7月1日亡くなっていた。
脳内出血とあったが、NSPのHPをみたら癌で闘病中で、手術後コンサートも行ってたらしい。
「Museum A Go Go」の記事で偶然知った。

「さようなら」「夕暮れ時はさびしそう」はリアルタイムでラジオで聴いている。なにかおもしろい歌だなあと思い口ずさんでいた。NSPというグループ名のみで、個々のメンバー名まで知るほどのファンではなく、「さよなら」だとずっと思ってたら、HPをみたら「さようなら」が正しい曲名だった。私にとっての天野滋さんは、Charの1stアルバムで詞を提供してた人なのだ。

Charを初めて知ったのも夜のラジオから流れてきた「Navy Blue」だったと思うのだが、さっそくアルバムを買ったら、「Navy Blue」「かげろう」「視線」「空模様のかげんが悪くなる前に」など作詞者に天野滋の名が並んでいたのだ。ちなみにCharの曲でベスト3といわれたら「Smoky」「Navy Blue」「朝」なのだ。

「Navy Blue」は終わった恋の歌で、Charの切ないイントロで始まり、
Navy Blue あなた さよなら と続く。

この記事を書くのにいろいろ検索してたら、なんと「NSP II」のアルバムのバックミュージシャンがチャーだったらしい
NSPのFIRSTアルバムはライブ盤でそのツァーメンバーもⅡと同じスモーキーメディスンのメンバーだったらしい。知ってる人は知ってることだったのね。

検索結果

すみません天野さんCharのことばかりになってしまって。
昨日久しぶりにチャーを聴き、今日この訃報とNSPとの関係を知って、なにかぐっとくるものがあります。
合掌。

NSPのページ ・・・9月9日の平賀和人さんの日記でcharのファーストで天野さんが詞を提供したいきさつを書いてます。NSPの初期charとは80回近くもツァーをしたそうです。2006.2追記

NSPディスコグラフィー  NSPのHPを基に別BLOGで作ってみました。

Char
Char 1stアルバム

NSP楽曲提供リスト ~NSP情報局より クリスタルキングの「蜃気楼」なんかも
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今日のBGM

2005年07月23日 | 日本のロック
午後になって買い物に出かけた。片道1時間弱の運転で聴いたのは、
イエローモンキーとチャー。

久しぶりに聴くイエモン。詞が好き。妖しい吉井ワールド。
好きだっていう気持ちをストレートに好きと表現してるところが好き。

SICKS 
SICKS 「楽園」「見てないようで見てる」がいい

FOUR SEASONS
FOUR SEASONS 
「ピリオドの雨」は最初聴いた時スローモーションの映像が頭の中に浮かんできた。
今日きいてもやはりそうだ。
夢の中で君にナイフを・・ という所などぼやけた赤い色がゆっくり広がる映画みたい。
愛の終わりの表現が「ピリオドの雨」だ。
吉井さんの経験の断片が詞になってるんだろうなあなどと思ってしまう。

「Tactics」は「るろうに剣心」のエンディングに使われてた。
「るろうに剣心」はTVも原作も親子ともども夢中になってみていた。
たぶんその頃子供は小学生の高学年あたりか中学だったはずだが、
詞を聴くと、これ子供はどこまで分かってたのかな、なんて思ってしまった。

イエモンを聴いて、内へ内へとはいってしまったので、
MR.70’S YOU SET ME FREE
MR.70’S YOU SET ME FREE
 Charを聴いた。
一転して外へ向かう音。
できればCharも日本語の曲作ってくれないかな。
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CMの曲/ラヴ・サイケデリコ

2005年07月07日 | 日本のロック
Right now
Right now 2005.6/16発売 シングル

ここ最近、CMで気になってた曲。
だいたい最近ぼけてきてるのか、画面を見てても何のCMかよく分からないこともあったりで、
ようやく携帯のCMだ、というのを頭に入れて、便利なこのCM検索サイトで検索。

あったー。てっきり外国の女性ヴォーカルかと思ったら、ラブ・サイケデリコだった。

ラブ・ライケデリコはポカリ・スウェットのCMで使われてた曲をラジオで偶然聴いて、
けっこうはまってた。(LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRAに入ってる Free World )

CMで流れてるのは中盤のサビの部分だった。
3作目のLOVE PSYCHEDELICO IIIは買ったものの1,2回聴いて娘にやってしまったのだが、
この曲は初期のころの雰囲気がする。

ここでCM再現 してます。

ビクターのデリコサイト 試聴あり。DL購入なんてのもできるんだわねえ。
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コンプレックス/恋をとめないで

2005年01月30日 | 日本のロック
昨日の夜なんのCMだったか、流れてきた。たぶん「恋をとめないで」だ。
コンプレックス、吉川晃司と布袋寅泰のユニット。
アルバム「コンプレックス」1989.4/26 に入っている。

 ♪夜のデイトは危険すぎるからなんて、
  それがどうした、おまえの気持ちだろ

すでに当時の私には若い歌詞だったが、なにしろ日本語だ。
大音響のロックなのに、聴いてそのまま意味がわかるのだ。
それまで洋楽ばかり聴いてた私にとって、はじめて耳できいて意味がわかる快感。

80年代、童謡と子守唄がメインでロックとはほぼ無縁の生活を送っていた時に、
このコンプレックスで再びめざめたのだった。
たぶん6月ころ聴いて、8月には横浜まで一人コンサートに出かけてしまった。

ボウイなど「ラストコンサートのチケット発売で電話がパンク」という新聞で初めて名前を耳にして、
チケットもなにやら電話でとるように世の中変わっているらしい、というのがわかったのだった。
チケットは電話ではなく近くのセゾンカウンターでとったのだが、前に並んでたのは高校生位の人。
「どっちが好きなんですか?」と聴かれて、「コンプレックスで初めて知ったのだわ」と答えたが、
彼女たちは吉川クンのファンらしかった。私も吉川クンの艶のある声が好きだったのだ。
コンサートでは、二人のファンの声援合戦の観もあった。

このあと、ベルリンの壁の崩壊があり、吉川クンはベルリンに行ってなにやら感慨を受けたようだ。
次の「ロマンティック1990」ではそれに触発された曲が何曲か入ってる。
二人はユニットを組む前にけっこう仲がよくて、それで組んだらしいのだが、
やめろ、という風にあちこちで言われたらしい。
悲しいかなこの2作目は、別々に録音された部分がほとんどだった(と当時の音楽雑誌に書いてあったように思う)

吉川晃司公式ページ 全曲試聴あり!

「COMPLEX」は 1989.4.26
「ROMANTIC 1990」は 1990.4.18 のところで。
「COMPLEX19901108」(ライヴ)は1991.1.23のところで

 BEST
BEST
オリジナルは廃盤なのかな? ベストが出てるようです。

COMPLEX Tour 1989
COMPLEX Tour 1989
ライブ映像がDVD化されてました。クラブ『インクスティック芝浦』でのライブのようです。
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オレンジレンジ/musiQ

2005年01月17日 | 日本のロック
紅白で初めて見て聴いておもしろいと思った。
音がロックだねえ、と言ったら息子がすでに持ってるというではないか。
で、早々に聴いてみた。

聴いてて楽しい。もともと調子いい曲の方が好きなのだ。
邦楽はコンプレックス、米米、イエモンときてラブサイケデリコで止まってる。
グレイなど、どの曲をきいても区別がつかないのだ。
久々のマイ邦楽ヒットだ。

音がいい。洋楽を聴きなれた耳にもスっと入ってくる。
耳慣れたロックとヒップホップ調のコトバが踊っている。

一番好きなのは「以心電信」 これはけっこう普通。

 離れてる気がしないね キミとボクとの距離
 目をつぶっていてもきみの 声でわかる表情 ~
 だっていつもぼくらはつながっているんだ 
 ぼくらはいつも以心伝心 

なんと初々しいではないか、随分昔の恋に高揚した気分を思い出してしまうゾ、おばさんは。

あとはやはり「ロコローション」か
Locomotion もこう料理するか~ 

なにせ借り物なので題名をコピーすべくアマゾンを開いてみた。
きっと評価は☆4つ位はいくかな、と思ったらそうでもない。
あれえと思い、ヤフーをみたらこれも違う。
しかし売り上げはある。コメントをみるとパクリだといっておこってるのが多い。
それに楽器も歌もへただと言ってる。
私は自信がなくなってしまった。けっこう歌も楽器もうまいんじゃないと思ってたのだ。

確かに 聴いてると5はズンドコ節、6はトーキングヘッズを思うし、
ロコローションも出だしでシャンプーのトラブルを思う。
「花」はCD店で流れてるのをずっとミスチルかと思っていた。
2はどっかにある洋楽ロックみたいだ。

でもそれだから私は聴いてて飽きないのだきっと。
それにヒップホップ風の日本語がかぶさって、私は実に気持ちいい。
詞が甘ったるくないのもいい。というかテキトーなのがいい。
 
 タワーレコートのインタビュー

♪♪
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岡村靖幸/Me-imi

2004年09月26日 | 日本のロック
2004.9/1発売

岡村クン、けっこう好きなのだ。
オリジナルアルバムは9年ぶりだそうだ。
バックの音がグレードアップしてるというか、
こんなにすごくておもしろかったかな?
10年以上も前、日本語の乗せ方がおもしろいなあ、と思って興味を持った人なのだ。
それにジャケットの顔もかわいかったし。

実は今回音を聴く前に今の顔をみたのだ。
タワーレコドのPR誌面の表紙にでっかく載ってた。
少なからずショックであった。フツーに年取ってる~~
それになんとDVDまでついてる。表紙そのままだ~
けど聴いてるうちにそんなことは気にならなくなった。
声もすこし変わったか。また言ってしまうが年とった声になったような。

と思ってテープを引っぱり出して聴いてみた。
「靖之」というアルバム。やっぱり昔のやつの方が声が前面に出てる。
でも今回のいいです。詞よりはバックの音の方がおもしろいかな。
ロックとかヒップホップとかフリージャズっぽいのとかが混ざってる。
1回目より2回目の方がおもしろくなってくる。

♪♪
以前のはこっち
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