裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

207系900番台製作記:側梯子を試作してみる

2011-12-03 19:07:43 | 北マト#71編成 製作記
この週末はホリデー快速鎌倉も走らないし、天気も良く無さそうなので工作に勤しみます。11/21のエントリーで“側梯子をどうしようか?”って呟いたら、てんてつさんが素晴らしい工法を提案してくれました。しかし、悲しいかなブラス工作の方が慣れている私は、折角提案された工法ではないモノを試作してしまいました(笑)

で、今日のコメント見てビックリ!なんとてんてつさんはご自身の車輌に使わないにも拘わらず、その工法を試してくれているではありませんか!しかも量産も出来そうな工法で‥

ということで私の検討結果です。


先ずは写真とニラメッコして、寸法を割り出します。こんな写真を撮っているのだから、その時コンベックスを当てておけば良かったのに、と後悔しきり‥

結果、寸法は幅147ミリ、高さ152ミリと推定、1/80にすると幅1.83ミリ、高さ1.90ミリです。まあ、2ミリ弱で作ればいいかな?と多寡を括ります。

次に考えたのが、似たような寸法で流用できそうな部品があるか?です。



目の前にあった実物部品、幅147ミリ、これを差し込むサボ差しあたりが使えそうな気がします。



ホーローサボの高さも140ミリ、こちらのサボ差しも使えるかもしれません。



余剰部品を引っぱり出してきて、寸法を当たります。2ミリ弱‥‥最近はルーペが必要です(爆)
エコーモデルのサボセット、洋白エッチング部品が使えそうですが‥



エコーのサボ差しは幅がキッチリ2ミリありました。ちょっと大きい気がしますので、次に選んだのがKSモデルのサボ差しです。これのコーナーをRにしてカットして縮めたのが、これ!幅1.8ミリでイメージに合います。足掛け部はカットした中間部を立てています。これを半田でくっつけようと思います。孔部分は塗装で黒くすれば‥



エコーの部品はキッチリ角が出ていて、サボ差しとしては素晴らしい出来ですが、今回は内側のコーナー部もちょっとダレたKSの部品の方に軍配が上がりました!


さて、これを12個、同一寸法で作らなくてはなりません。103系にも使いたいので量産用の治具を準備しようと思います。これはまた後日!



ん? てんてつさんの工法の方が量産には向いてるって?