今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

エリザベート タイトルロールの試金石

2012年05月10日 21時07分48秒 | Musical Elisabeth
韓国版のエリザベートをみて、
小池先生の潤色は、日本人向けには悪くなかったんだなあと
改めて、思いました。

当時の時代状況や、場面の説明など、
物語を理解しやすくされるための
小池先生の潤色があって、物語が分りやすくなってるんだなあと
改めて思いました。

韓国ドラマをみていると、
物語の途中経過の省略もアリだなと思うのですが、
日本だと、水が高きから低きへ流れるような自然に見える流れを
重視するように思います。

閑話休題。
エリザベートのタイトルロール。
そう、タイトルロールなのです。

エリザベートとして、成立させるためには、
「私だけに」で、観客の心を掴まなくては、いけないのです!!

初めて、ウィーン版をみたとき、
ウィーンの舞台は「私だけに」の時、
舞台が正面から見て、V字にせり上がります。

そのV字の谷間で、間奏の最初で、ぱたっと力耐えたエリザベートが
間奏終わりに、むくっと起き上がるのです。
そのタイミングが、お客さんの拍手でよみがえった
ティンカーベルのようで、今でも印象に残っています。

「この私だけに」が終わる前に、
お客さんの共感を得てこそ、
その後の「エリザベート」の物語が成立するのです。

ここで、お客さんの心をつかめないと、
ただの奇矯なひとで、終わらせてしまうのです。

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