今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

チャングムを見忘れたので、ミュージカル「エリザベート」の話を

2007年04月27日 23時02分04秒 | Musical Elisabeth
チャングムをも忘れた、と思っていたら
ミュージカル「エリザベート」の
ブログに書き忘れていることも思い出しました。

4-21(土)の17時公演。
その前に阪神百貨店をぷらり。

トイレで、
連れのおばあちゃんを待つ
孫らしき小学校低学年の男の子。

帽子もユニホームも、阪神タイガースの
ホーム用白を着ていました。

さすが、阪神百貨店、と思ってしまいました。
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さて、ミュージカル「エリザベート」ウィーン版来日公演。

やはり、全体的に、シニカルな視点で、
キッチュなのが、肝だった
日本語字幕で見る「エリザベート」でした。
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惜しかったのが、舞台の奥行きがないせいか、
ハンガリーの戴冠式のシーンかな?

民衆の声援にこたえてパレードをするフランツ&シシー。
二人のあとを追う
白のシースルーの布の天蓋。
布小さいし、舞台狭いし、布が上手く膨らまない、、、。

布が上手く膨らまないし、ちっちゃい布だから、
シシー達の足取りと合わなくて、
華やかなパレードの演出効果が、半減。

このシーンの前だっけ?
「エリザベートは、皇太后ゾフィーの嫌いなものがお好きらしい」
「じゃあ、我々の味方だな」とハンガリー国民から揶揄されたのは。

日本語字幕で見ると、けっこうシニカルな「エリザベート」ですね。
ウィーンで、劇場の客層を見たとき、
劇場前に観光バスがずらっと並んでいて、
「ああ、ウィーン観光のついでに、ウィーン名物のエリザベート鑑賞なのかなあ」
と思ったのですが。

キッチュさ加減を笑う、「エリザベート」です。
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「エリザベート」の背景は、
ウィーンの観光地巡りの趣き。

ルキーニも後半、
「エリザベートは、美しいか、それとも」
「エリザベートは、まだ若いか、それとも」と、
鏡を突きつける残酷さと皮肉。

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あ、思い出しちゃった、
ウィーンのカフェで、
新聞振りの下手な人が一人、いた。

新聞振りのタイミング、
降る方向が合ってると、見た目楽しいのですが、
方向が合わないにしても、音楽のタイミングが
合ったほうが楽しいのにな。

カフェの動物カートを運転してる
トート様の手下二人しか、いなかった気が。
減ってる?
けっこうお行儀が良くて、残念。

トート様の手下、カートから、はみ出さんばかりの
足癖悪いところが、好きだったのに。
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ちょっと、時間が前に戻りますが
エリザベート、バートイシュルで
ヘレネがゾフィーに品定めされている間、
へたりこんで、脱いだ靴を手にしていました。

この回、普通にシシー、靴を履いていましたねえ。
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今回、字幕でみて、気がついたのは、
終幕近くの沈む船。

ウィーン版だと、
正方形の八百屋舞台が左右に揺れながら、上下に沈んだりするのですが。

この傾いて、沈む船の上で、双頭の鷲の紋章を手に持っているフランツ。
あの紋章は、船の舵の替わりだったのかしら、と
今回、違う舞台装置ながら、字幕のおかげで、気づきました。

双頭の鷲の紋章。
フランツが自分たち夫婦の不仲を
ゾフィーのせいだとなじるシーン。
その背後、卓を囲む側近の上にも掲げられていました。

こんなシーンに登場する紋章。
シニカルですね。

「オペラ座の怪人」も、フィルマン&アンドレの打算や、
buy his freedom with your love の歌詞

「RENT」のエンジェルの持ち歌
「Today for U 」の中の
Tax -free

シニカルなスパイス、ぴりり、そんなミュージカルが好きです。




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