美山たそがれメール

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たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

復旧の目途たたず

2018年09月09日 | 日記
夫と佐々里峠越で京都市左京区広河原に住む友人を尋ねる。
途中で道路に栃の実が散乱していたので二人で雨の中拾う。
昼前に行くと彼女は暗闇の中にいた。昨日自家発電機を
設置してもらったので、やっと洗濯をして炊飯器でご飯を
炊いたと言う。お風呂も昨日沸かして入ったそうだ。
鞍馬までは電気も道路も通れるようになったそうだが
ここまでは来ていない。行政側の説明では電気が点くまで
2週間はかかるそうだ。道路はそのうちに通れるようになる
かもしれない。サンドイッチなど差し入れして「家に泊まりに
来ない?」と誘うが「家がいい」というのでそれ以上は
進めない。携帯が繋がればいちいち見に行く必要はないが
繋がらないので行って話をしおなければならない。
京都市なのにあまりにも遅い復興に憤りすら感じる。
北海道の地震でもそうだが、大きな自然災害で山間僻地の
小さな村は消えて行くような気がしてならない。