カブを直そう！（前向きで行こう）

キャブレターが後ろ向きで、スクリュー調整は面倒だし、レッグシールドと干渉するし、とにかくいいことなしです。

最初、アイドリングが安定せず、エアフィルタの問題かと思って塩ビ管で煙突にしたりしたけど、結局キャブレターニードルのM字クリップの問題だと分かり、180度回して取り付けようとしたら付かず。
エンジンとキャブレターが干渉して取り付けられない。
いろいろ試行錯誤して、昨晩やっとスペーサーが到着。
送料別の800円程度。
インテークが前向きになりましたよ。やっと。


長いボルトがベンドに干渉して入らなくて、閉店ぎりぎりのホームセンターで六角穴付きボルトを買っても入らず、φ６ドリルでマニフォールドの取り付け穴を少し削ってやっと付いた。

調べるとこのキャブレター、内径φ20の結構お高い（16000円ぐらい？）社外品。
スーパーカブのインマニ径はφ18程度。
二輪のエンジン設計やっていた人に話すと、
「それって、太い内径から細い内径に変わるところに段差ができるじゃん？そこに燃料が溜まったりするし、流体抵抗にもなるんよ。
ベルヌーイの定理があるじゃん？
それこそキャブレターが燃料吸い出すのと同じでさ。
管径が細くなれば流速が上がって圧力が下がる。
結局いいことないぜ？」
バイク屋の親父も、
「純正が燃費が良くて一番いいのに。」
と言っていた。

そこに救世主現る！
「純正キャブあるからあげますよ？」
うひー。涙が出るほどありがたい。


が、ニードルがなかった。
どうしよう。恐る恐る心中を打ち明けると、
「ニードルならありますよ？スプリングないですが。」

スプリングなら、ミスミのカタログから探せばなんとかなります。

（ミスミはスプリングとか鉄板とか、とにかくなんでもカタログで買える、設計者にはありがたい商社。今のキャブの線径と外径か内径、自由長が分かれば、100円程度で買えてお得。）

「ネットは広大だわ」（by 草薙素子）
とはいえ、流石にそこまで載っておらん。
じゃあ作ってやんよ？歴史を。

あ、でも自己責任ですからね？
ひとのカブ直すのだったら、純正部品を取り寄せましょう。
こいつはあたししか乗らないんで。