ジブリ映画の興行収入を分析してみました。
ジブリ作品興行収入ランキング | スタジオジブリ 非公式ファンサイト【ジブリのせかい】 宮崎駿・高畑勲の最新情報
合計興行収入は、1684億4千万円ということになります。
リバイバル上映を含んでいるので、順位に入れ替わりがあります。
グラフ化すると、
千と千尋の神隠しの興行収入が非常に高いことがわかります。
公開年が古い作品は、有名にもかかわらず低い興行収入になっています。
物価上昇の影響があるのでしょうか?
時系列に興行収入をプロットすると、多少上昇はあるものの、物価上昇の影響は少ないようです。
時系列に合わせた作品と興行収入は、
千と千尋の神隠しは大ヒットだったようですね。
やはり、宮崎駿監督作品の興行収入が多いようです。
監督ごとに合計興行収入を計算してみます。
となりのトトロ/火垂るの墓は合計されているので、宮崎駿/高畑勲監督作品として別にしました。
宮崎駿監督が、圧倒的な稼ぎ頭であることがわかります。
次が米林宏昌監督。
作品数に差があるので、監督ごとの合計興行収入を作品数で割った、平均興行収入を出します。
こうすると、森田宏幸監督と、米林宏昌監督は、ほぼ同じ興行収入のスマッシュヒットを出していることがわかります。
森田宏幸監督は、「猫の恩返し」の監督です。
高畑勲監督作品は、興行収入低いんですね。好きなのですが、難解であることは否めないということでしょうか。
こうしてまとめてみると、ナウシカやラピュタや紅の豚など、私が好きで感動した作品が興行収入が高いわけではないことがわかります。
一般の人が求める映画と、個人的に好きな作品は違うということでしょうか。
近藤喜文監督の「耳をすませば」は大好きなんですが、1998年に47歳の若さで早世してしまっています。
因みに、高坂希太郎監督の「茄子 アンダルシアの夏」も好きなのですが、ジブリ作品のようで、マッドハウス製作作品です。
数字と感動は一致しないとしても、何らかの感想は得られるかなと。